John/Fラン大からのFIRE挑戦

アラフォー、関東在住のごくごく普通のサラリーマンです。2020年のコロナ禍を機に人生観を見つめ直しFIRE目指して日々孤軍奮闘しています。ここではFIREに関する知識や経験、それ以外に読書を通じて日々感じた事、モチベーションの維持の仕方などなどつぶやいていきたいと思っています。

John/Fラン大からのFIRE挑戦

アラフォー、関東在住のごくごく普通のサラリーマンです。2020年のコロナ禍を機に人生観を見つめ直しFIRE目指して日々孤軍奮闘しています。ここではFIREに関する知識や経験、それ以外に読書を通じて日々感じた事、モチベーションの維持の仕方などなどつぶやいていきたいと思っています。

最近の記事

1971年に全ては始まった

1971年のニクソンショックは、世界経済の転換点として広く認識されています。この歴史的な出来事は、米国大統領リチャード・ニクソンが金とドルの交換を停止し、金本位制からの離脱を宣言したものでした。この決定は国際経済における基軸通貨であるドルの位置づけを大きく変え、結果として世界的なインフレの加速を招くことになりました。 背景と経緯 ニクソンショックの背景には、第二次世界大戦後に確立されたブレトンウッズ体制がありました。この体制では、米ドルが金と一定の交換比率で裏付けされるこ

    • 「暇」な時間を作ること

      現代の多くの日本人は、日々忙しさに追われています。自分自身もコロナ以前はそうした生活に全く違和感なく生活していました。 朝早くから夜遅くまで働き、スケジュールはタスクや予定でいっぱい。週末には、ようやく得られた休みを楽しむために生きていると感じる人も少なくありません。しかし、こうしたライフスタイルには長期的な視点を持つ余裕がなく、結果的に「思考停止」状態に陥りやすいのです。 1. 忙しさの罠とその問題 週末を楽しみに、またはそれだけを目標に働いている人は少なくありません。

      • 安価なドーパミン

        「安価なドーパミン」、つまり、手軽にドーパミンを放出させる行動や刺激には、瞬間的な満足感や気分転換など、いくつかのメリットがありますが、最終的にはデメリットの方が多く、自己管理が必要です。以下で、そのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。 安価なドーパミンのメリット 気軽にリラックスや楽しさを感じられる 安価なドーパミンを提供する行動は、一般的にすぐに楽しさを感じることができ、リラックスしたいときやストレスを感じたときに手軽に利用できます。SNSの通知音、YouT

        • 毎日の違和感と「つまらない人生」

          毎日の違和感と「つまらない人生」 多くの人が日常の中で漠然とした不満を抱いているかもしれません。生活には困らず、スマホやインターネットで暇を潰す手段も豊富にあります。それでも「何かが違う」「このままの人生が続くのだろうか」と思う瞬間が訪れるのではないでしょうか。私自身も数年前には同じ感覚を抱いていました。毎日車で長時間通勤し、日々同じ作業を繰り返す生活。夜には家に帰り、YouTubeやNetflixを視聴して過ごしていました。それでも、どこかに「もっと違うことをすべきでは?

          過去から自由になる方法

          ジョー・ディスペンザは、脳科学や意識の研究をもとに、私たちがどのようにして自己変革を実現し、望む未来を創り出すことができるのかを解き明かしている著名な講演者であり作家です。彼は特に「瞑想」や「思考と感情の力」を活用した変化のプロセスに焦点を当て、多くの人々が潜在意識に根付いた古いパターンから脱却し、新たな現実を創造する手助けをしてきました。彼の理論は、現実を変えるためにはまず自分の内面を変えることが必要であると説いています。 ディスペンザの理論:過去から自由になる方法 デ

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          デジタル主権

          この内容は、海外YoutuberのIman Gadzhiが個人の自由と主権を求める「デジタル主権」をテーマに、どのようにしてその考えに至ったかをまとめたものです。彼は自身のYoutubeの中でも特に個人の自由が新たな形で定義される現代の変革期入ったと述べており非常に考えさせられる内容でしたので以下にまとめました。 デジタル主権への旅立ち Imanは、伝統的な自由の概念から「デジタル主権」へと目を向けることで、より深い自由を求めるようになりました。デジタル主権とは、単にお金

          富裕層への第一歩:資産2000万円超え

          資産2000万円は、多くの日本人にとって「お金持ちの入り口」とされる金額です。2021年のNRIの調査によると、資産2000万円以上を保有している日本人は、単身世帯で約13%、2人以上世帯で約15%にとどまっています。特に20代や30代でこの額を達成している人はさらに少なく、若い世代での到達は大きなアドバンテージとなります。 資産2000万円を持つことの最大のメリットは、「資本主義の恩恵を享受できる」ことです。具体的には、投資によるリターンが生活の一部を支えるレベルに達し、

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          不平等な世界で勝つために必要な視点

          多くの人が「努力すれば成功できる」と教えられて育ちますが、現実は不平等です。成功者が得ている利益の多くは、努力だけでなく、不平等な条件を活用していることによるものです。例えば、コロナ禍において多くの人が困難な状況に直面する中、上位1%の富裕層は逆に資産を増やしています。このような背景を見ると、社会が必ずしも平等でないことが明白です。 成功を導く公式:努力 × 不公平な力 成功の鍵は「努力」と「不公平な力」の組み合わせです。努力は目標に向けて行動を続けることですが、これだけ

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          若いうちに意識すべき12の事

          「21の人生の教訓」のエッセンスを12個に凝縮した内容を見て、これらの教訓はどの年齢層にも有益であり、人生を好転させるための普遍的なヒントが詰まっていると感じました。動画の内容を基に、それぞれの教訓を具体的に解説していきます。 1. プレイしているゲームの勝利条件を知る 人生はステージごとに異なる「ゲーム」をプレイしているようなものです。たとえば、受験生なら「試験で高得点を取る」、社会人なら「職場での目標達成」といった具合に、今取り組んでいる「ゲーム」の勝利条件を明確に理

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          コンフォートゾーン

          コンフォートゾーンとは、心理学的に自分が心地よく過ごせる範囲や領域を指す概念です。私たちはこの範囲の中で安心感を感じ、リスクや不安が少なく、通常の生活や行動を行うことができます。例えば、日常生活においていつも行く場所や慣れ親しんだ環境、定職、生活習慣などがこのコンフォートゾーンに該当します。これらは私たちがストレスを感じず、安心していられる範囲のことを指し、このゾーンの外に出ることは不安や緊張を伴うものです。 コンフォートゾーンに留まり続けることは、心理的な安定感や安全を保

          変化の時代における資産形成の新たな指針

          資産を増やすためには、収入・支出・利回りという3つの要素を考える必要があります。それぞれ工夫することで資産形成の効果を高められますが、特に収入を上げることが最も大きな影響力を持っています。ここでは、この3要素のそれぞれについてのポイントと、時代に合わせた働き方やマインドセットについて詳しく説明します。 1. 収入を上げる まず、収入を増やすことは、当然ながら最も資産を増やしやすい方法です。収入が多ければ多いほど、その一部を貯蓄や投資に回しやすくなり、結果的に資産形成が加速し

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          最近気になった著書(2)

          メタ思考とは、自己を高い視点から俯瞰する思考法です。今日は先日読んだ「メタ思考」という澤円さんの著書について、とても参考になる思考法だったのでこちらについてまとめたいと思います。 この本では特に仕事などで追い詰められたり、忙しい状態にある時ほど、このメタ思考を意識することが大切であると説いています。自分の今いる状況を俯瞰して捉える練習を日常的に行うことで、感情的な反応に振り回されずに、冷静に対処できるようになります。これにより、スランプから抜け出しやすくなるだけでなく、ネガテ

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          モンクモード

          1. モンクモードとは? モンクモードは、修道士(モンク)のように外界との接触を断ち、内省と集中に専念する生活スタイルです。これは特に集中力が必要な目標を達成するために、外部からの刺激や情報を遮断し、自己の成長に専念する期間を指します。 現代ではSNSやデジタルコンテンツが溢れており、私たちの集中力や注意力が頻繁に妨げられています。この「モンクモード」では、そのような外部からの干渉を一時的に断ち切り、マインド、肉体、心を整えることで、目標達成を加速させます。 2. モン

          ジョーダン・ウェルチに学ぶ自己投資論

          ジョーダン・ウェルチ氏は、26歳にして年収10億円以上を稼ぎ出した若き企業家です。彼は成功を収めるためには、日々の30分の自己投資が重要だと強調しており、その時間を有効に使うことで、1年で人生を大きく変えることができると主張しています。彼の成功法は、数年前に無一文の状態から始め、今でも忠実に実践しているものであり、この方法を続けることで、誰でも豊かになることが可能だとしています。 ジョーダン氏は、多くの人々が自分の人生を変えるための行動を起こさない理由として、「目標がなく、

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          成功へのプロセス

          人が何か新しいことにチャレンジする際、必ず通るステージがあるとされています。このステージを理解することは、挑戦の成功や失敗を大きく左右します。ここでは、具体的に「人が変化していく際に通る6つのステージ」を深掘りしながら、そのプロセスを説明します。 1. 根拠のない希望 何か新しいことを始めようとする時、私たちは「根拠のない希望」を持ってスタートします。この段階では、まだ経験や知識がないため、目標が非常に魅力的に映り、簡単に達成できそうに感じます。たとえば、副業で月10万円

          富の集中と格差の拡大

          1. 上位1%が世界の富の4割を所有 世界では、上位1%の富裕層が全体の富の40%を所有しているという極端な富の集中が起こっています。これは2015年にフランスの経済学者トマ・ピケティが「21世紀の資本」で示した分析でも述べられており、富の増加速度(資本収益率)は経済成長率を上回り、格差が広がり続けるとしています。 この現象をピケティは「R > G(資本収益率が経済成長率を上回る)」と表現しました。つまり、資本を持つ富裕層は、その資本の増加ペースが労働者の賃金上昇ペースを

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