東野圭吾を好きになったのはもう十数年前の話。
と、思いながら産前に買って放置していた容疑者Xの献身を読んだ。
面白過ぎて残酷過ぎて、あぁ読みきりたいけど読みきりたくないこの人のこのパターン。
悪人が悪人になりきれない。
何歳になっても新鮮で、涙ながらに車窓に目をやると、止まらない駅名が堺市だなんて、色々出来すぎて笑ってしまった。

日常に追われて、本をゆっくり読む時間が無いのか気力が無いのか。
短編をスマホで読むぐらいが丁度いいとか思ってたけど、今のライフスタイルにバッチリ合ったコンテンツで、とっても有り難くて素敵。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?