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布告。

久しぶりに日本語を使って文字を起こすと、何から話したらいいのか少し戸惑う。何だか別の世界にずっと転生していた気分だ。自分のアイデンティティを示すために、日々、この社会と自分の実力の無さに、怒りを覚える。きっとオレはこうして成長する、むしろこの今まで歩んできた旅路がそう示してくれている。だから最大限のレベルで断捨離をした。本当にこの選択肢が正しいかどうかなんて誰にも分からない。ただそれは自分の優越感に満たしたいわけではない。完全勝利に導く圧倒的な実力が欲しいがために、通常ではないことをしないといけない使命感と自分自身のさらなる成長に発破をかけたい貪欲さ、この2つが心の奥底で眠っている。 3月下旬、海外就職のために本格的に拠点を変更した。もちろん自分の母国である日本ではなく、世界中の人々が憧れるような先進国でもなく、自分の成長のために、可能性を秘めている国に移動した。それと伴い、自分の本当の身内関係以外の人との連絡先はシャットダウンした。そうしてスタートした新しい形態の生活。実際に新しい場所に来てみて、現地、諸外国の方々との直接的なコミュニケーションから街、インフラ、雰囲気、文化、風潮などの間接的な感触まで、あらゆる場所、時間、場面で自分の知らなかったようなことを学ぶことができて、最終的には自分のカタチにしっかりと脳に落とし込めている。この感覚がずっと欲しかったんだってようやく具体例を掴めた。それと同時に自分のスケジュールの管理もしやすくなったことから、新たな第三ヶ国語であるスペイン語もこの5、6月辺りから本格始動できる土台も作り始めることができている。それと同時に空き時間で大学と提携しているオンラインビジネススクール、もしくはオンラインで休日やスキマ時間で大学に通うプランまで立てることさえもできている。早ければ今年中。来年にまで持ち越したとしても、新たなプランの提案が待っているかもしれない期待感もある。更に自分のコンプレックスである顔面肌治療は今年中、歯列矯正は来年中までに克服しようと考えている。色々な方面に大口を叩いてきたからこそ、正々堂々この社会、世界に自分のアイデンティティを証明したい。そして自分が自分に溺れ、まだまだ自分の成長や変化にハイエナくらいに貪欲になりたい。そして最後にその蓄えた実力を駆使して、まずは自分の家族、特に母親、父親、兄弟のために何かを返したい。5人家族の中でずっと中途半端で家族の足を常に引っ張っては、家族誰かの希望まで犠牲にしてきた。それでも掴めなかった。圧倒的実力不足なのは家族で一番理解してきた。自分の居場所さえ見失うことも少なくはなかった。才能がないから、センスがないから、まずは己の足でどんだけボロボロになっても這いずり回らないといけない、そんな思いで海外に出て、ここに漂流した。でもまだまだ返せていないし、自分に対してもまだまだ満足なんかできない。

だからオレはどこまでも
動き続けて、
考え続けたいんだ。


Sorata

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