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ウクライナのゼレンスキー大統領とは

年明けからウクライナ危機が日々緊張の度合いを増しているように見える。イギリス、オランダ、デンマークが武器や資金を供与したり、アメリカも武器をキエフに空輸し、隣国に派兵までしている。

 一方で、当事者であるウクライナの大統領は、数日前には国内外に向けて「騒ぎすぎ」と火消しをするような発言をし、1月末には西側諸国にパニックを創り出さないように求め、首都キエフでの記者会見では、「ロシアの侵攻が迫っているとする警告が、ウクライナ経済を危険にさらしている。報道機関そのものがウクライナ経済を危機にさらしている*1」と述べていた。

 ※ 1/29 BBC
 ウクライナ大統領、西側諸国は「パニックを作り出すな」 
 ロシアとの緊張めぐり 

 しかし、その直後、ジョンソン首相や欧州首脳と会談して協力を求め2月1日には、英国の支援で海軍を増強する計画を明らかにした。*2いったい何を考えているのかその深意がウクライナ国民にも見えていないのではとすら思える。

 ※ 2/2 Bloomberg
 ウクライナが英の支援で海軍増強へ、プーチン氏は外交
 努力になお期待

 実際のところ、現地ウクライナでは、ロシアの国境付近での動きはいつものことで、日常だとの見方が広がっていたにもかかわらず、昨年秋から、欧米メディアが盛んにロシア・ウクライナ国境付近でのロシア軍の動きについてことさら報道し危機を煽ってきた感は否めない。

 以下はアメリカメディアの報道について指摘しているBBC(ロシア語)の記事の一部である。

ウクライナのゼレンスキー大統領とは
(Volodymyr Zelensky)

解説:池田こみち 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年2月5日より http://eritokyo.jp/independent/VolodymyrZelensky-ikeo12988.html

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