SLAPP訴訟の典型例である武富士訴訟の代理人が吉村洋文大阪市長

SLAPP訴訟の典型例である武富士訴訟の代理人が吉村洋文大阪市長 #BLOGOS https://blogos.com/outline/359743/

この記事によると、大阪市長である吉村洋文氏は、弁護士時代に、あのスラップ訴訟の典型例ともいうべき武富士のジャーナリストに対する名誉毀損訴訟の代理人だったそうだ。

『週刊プレイボーイ』で武富士の実態を連載しているジャーナリストの寺澤有さんに吉村市長らが武富士の弁護士となって2003年、2億円の損害賠償を求めて提訴。
しかし、武富士側は盗聴事件が問題になるや訴訟を放棄。寺澤氏は2006年、武富士と2億2000万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求め、東京地裁に提訴した。東京地裁は武富士側の訴権の乱用を認め、寺澤氏への賠償を命じ、武富士は寺澤氏に1000万円支払った。

この武富士訴訟は、まさしく違法な訴訟提起であり、それ自体が不法行為になるという意味で、訴訟提起が不法行為になることを厳しく絞り込んだ最高裁判例の下でも文句なく賠償が命じられたものである。

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