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【拝啓overthesunリスナーの皆様】リスナーが8.21ガンプロを見てきたよという支離滅裂な日記。

 

【前置き】
改めてはじめましての気持ちで。overthesunにメールを送るような感覚で自己紹介から書き始めました。書き終わりはかなり脱線しますし、そもそも5000文字も書いたメールなんて長すぎるし。



先日8/21、高島平で行われたガンバレ☆プロレスの試合を生で観てきました。

私はTBSラジオリスナーで、アフターシックスジャンクション(以下アトロク)きっかけで様々な番組を聴くようになり、生活は踊るでスーさんの事を知りました。ここ数年はスーさんの言葉に大笑いしたり、時に泣いたり、考えさせられたりしています。
その一方で今年の春、同じくTBSラジオリスナーの友達に誘われアトロク月1レギュラーのスーパー・ササダンゴ・マシン選手の影響からまっする6を観に行きました。
これまでのまっするを全部見たいという理由でレッスルユニバースに入り、見続けているうちにDDTの試合そのものも観てしまい、なんだかんだMAO選手に惹かれて行きます。
6月くらいからDDTの試合会場に足を運び、グッズを買い、サインに並び、チェキを撮ってもらう……のですが、ガンプロの試合も配信でたまに見ていました。
スーさんがガンプロを推している事を知った時には「マジか!青木さんだけじゃなくガンプロもか!」とびっくりしました。

最近はスーさんの現場実況ツイートを見つつ生配信見るのが密かな楽しみで、ガンプロ大田区大会について語っていたエピソードは「わかるわかるわかる!」と爆笑しながら聴いていました。
いつかどこかでスーさんと同じ場所でガンプロ観る機会くるのかなー、でもDDT追うので精一杯だしなぁ。と思う日々。overthesun Tシャツを購入しDDTの現場で誰かに話しかけられるのを待つ?とも考えましたが、申し訳ないことにその予算は知らぬ間にチェキとポートレートに消えていっております。

さて、21日の高島平の話に戻ります。
そもそも13日後楽園での今成選手の負傷のこととかその後の言葉を何も聞けていないなとか、気になることはありました。試合はしばらくできないにしても20日のDDT大田区で今成"ファンタスティック"夢人としていつものセコンドっぷりを生で見ることができ安心しました。13日の言葉の続きを聞けるかな?とか、翔太くんもアメリカ行ってしまうしな、とか、DDTの高尾くんちょっと好きだしな、とかなんとなく思っていたら、なぜか突如まおちゃんが対戦カードに組まれているではありませんか。とにかく今月の予算はマイナスですし、前日友達とDDTの試合見て散々はしゃいできたにも関わらず、「高島平なら三田線乗ってりゃ着く」という地の利を活かし当日の昼にチケットを取りました。

開場時間くらいに高島平区民館のあたりに着くと、そこにいるのはいかにもアツそうなプロレスファンの方々。DDTの客層とは違いアウェイ感が半端なかったです。(私もそうですがDDTは女性ファンかなり多くて見に行っても「おっ、ここはバンドのライブ会場かな?」という雰囲気なので溶け込みやすかったのですよね)いやいや配信でガンプロも拝見しておりますが、大家さんの言葉を借りるならガンプロ見てる時点で私もガンプロの一員ではあるのだけど、現場にはまおちゃんの為に来ちゃってすみません、ほんとすみませんという気持ちで居た堪れなかったです。なんなら会場で木曽レフェリーを見て「知っている顔がいるぞ」と思ったくらいに。でも、きっとこれでスーさんと同じ空間を共有できるんじゃないかという期待もありました。

とりあえずまおちゃんが出ている第一試合はひたすらシャッター切りまくり、あとの試合は「overthesunリスナーとしての視点で」観ることにしました。ちなみに遅れてきたスーさんも会場でお見かけしました。

試合が進むにつれて会場の熱気というか温度が上がり、「すみません本当にすみません」の気持ちが徐々に薄まってきました。なんとなく1つになりつつある感覚を覚えていくのです。
人生でこんなにナチュラルに「ガンバレ」という言葉を聞くこともないですし、「嗚呼頑張るんだなぁ……」と徐々に「ガンバレ」の言葉が自分の中に落ちてきました。

お盆休み後17日から仕事再開してから3日間、仕事に負担を感じていました。まあいつも感じているんですけど。もちろん会社の雰囲気などは自分に合うと思っているし、それこそ「福利厚生」と同僚や先輩にも恵まれています。服装も髪色もうるさく言われません。
それでも体制的に日常茶飯事とは言え業務アサインが突然変わったり、上司がどこまで把握しているかわからない案件の主担当が私で、予定通りに先方からデータが来なかったり、さらに人員調整をする上司と私たち平社員とのディスコミュニケーションぶりに胃が痛くなったり。(抱えなくてもいいのかもしれない)プレッシャーにずっと疲れていました。まずこういう会社とわかって入社したのは私だし。
仕事をしてきた中で私が私であることに頼られているのは理解していますし、私も自分の得意な部分は活かして働きたい。だけど私が私でいることも疲れる。人のことは簡単に変えられない、水が入ったコップはきっともうすぐ落ちるしそんなもの拾わなくて良くてコップも割れて水浸しになってしまえばいいよ、とも思っています。でも見過ごせなくて。
私が私でいるためには、私が私じゃなくなれる場所が必要で、それがエンタメの現場なんだろうなと思っています。とにかく21日は家にいたくなかったんです。前日に散々はしゃいできたとはいえ家にいるとうじうじとまた仕事のこと考えて辛くなるのが目に見えていました。東京の真ん中に夫とネコと暮らす私。仕事仲間には支えられてやり過ごせていて10年以上前の自分に比べたら幾分も幾分も良くなったのに、やっぱり辛いものは辛いと感じるし、なんとなく死にたいなーとか消えたいなーとかそういう感情は消えず。毎日自分を鼓舞する音楽を聴いて、死にたがりな感情と折り合いをつけながら生きています。なんなら移動中も死にたいなーなんとなくって思って胃も痛かったです。

※今一番好きなアーティスト、4s4kiちゃん。あ、RHYMESTERパイセンの曲ももちろん私を鼓舞してくれます。



7.10ガンプロ大田区の時に言っていた今成さんの言葉に「みんな心の中に大家健がいる」というのがあったと思います。大家さんが死にたくて消えたくて、でも頑張るしかないから15000円で旗揚げしたガンバレ⭐︎プロレス。なんとなくその辺の情報は知識としてありました。配信で見ていても大家さんの最後のマイクにはいつも心を揺さぶられて、家の中で拳上げてBAD COMMUNICATION歌ってました。歌わざるを得ないというか。

最後の6人タッグマッチはとにかく狭い会場ならではの臨場感に結構はらはらしました。どこを観ていいかわからないし、写真撮るにも全部撮りたいけど撮れない。なんだろう、なんか魂ぶつけられた感じがしました。常にプロレスラーは魂掛けてリングに立っているのは当たり前なんだろうけど、少なくても私が感じたことのない無骨な何かだったんですよね。言語化しきれない。
大家さんに本気で当たる強くなった渡瀬くんにも惹きつけられました。でもそれに負けやしないあの赤いタンクトップの大家さんの背中が何故か脳裏に焼き付いています。
お前ら全員立て!支離滅裂だろ、支離滅裂でいいんだ!という空間の中で感じた不器用さというか。前述の通り客層が熱いプロレスファンっぽい男性に、可愛らしい女性に。男女で分けるのももう古い考えでしょうか。そんな性別も年代も普段生きていたら出会わないような人たちが突然一同起立させられる。起立は大家さんが言うようにお客さんだって関わった人全員がガンプロなんだ、ということを意味しているのかなと今振り返ると思います。

そもそも自分の感情だって支離滅裂でしかない。支離滅裂でしかない自分だって立てと言われたら立たなきゃいけないし、立てと言われる前に自分の力で立ち上がらないといけない。

大家さんの姿を見ていて「やっぱり私疲れてた、辛かった、頑張らなきゃ、頑張らなくてもいいけど、辛かったのは確かだよ、辛くていいんだよ、他と比較してまだマシとか昔の自分と比較してまだ今の方がマシとか思わなくても、今辛い自分となんとかやっていくために、なんか何かを『頑張る』んだ。」と、これまた支離滅裂な言葉を自分にそっと語りかけました。

一夜経って振り返ると、きっとあの場にいた方々多かれ少なかれ自分の中の大家健や支離滅裂さを消化していたのかもな、なんて思います。

配信で見ている時から思っていましたが、まさに「負けへんで」根性そのものを生で体感しましたね。いまoverthesunリスナーの色々な方の「負けへんで」エピソードが少しずつ蘇ってきます。確かにそうかも、スーさん、overthesunリスナーにガンプロ見においでって言うのわかるかも。と思いました。ここに関しては言語化し切らなくていいかなと思います。「そういうバイブスだから」の一言であえて済ませたいです。

もしこれを読んでくださっているリスナーの方がいらしたら。
確かに一人で予備知識なくプロレスを観る、というのはかなり勇気がいることなんじゃないかなと思います。そもそもDDT見に行った時も勇気いりましたし、さらに1日前にDDTの試合見てるのに同じ系列のガンプロ見に行っても感じたアウェイ感。今成さんとか高尾さんとか前日も大田区で見ている選手がいるにも関わらず感じたアウェイ感。多分今後ガンプロの現場に行ってもきっとアウェイ感感じるかもしれないです。でも帰る頃にはとりあえずよくわかんない支離滅裂さとあたたかさに包まれる、のかもしれない。そんな気がします。

帰宅後は有象無象とした感情をどこにどうぶつけたらいいかわからなかったのです。
でもどうにかこうにか吐き出さないといけないのはわかっていて、文章にするしかないかな、でも書くのめんどくさいしどうやって書こう、とりあえず書くだけ書こうとキーボード叩いていたところでスーさんから引用RTをいただきました。
いやいやだってスーさんの言葉にエンパワーメントされてきた身ですから。嬉しくないわけないじゃないですか。スーさんと同じ空間を共有できて良かった!そしてそれを言語化しようとするきっかけを作ってくださったことにマジありがたです。まおちゃんの名言「ありがた」です。てか、まおちゃんありがただよ、あなたのおかげだよ!という気持ちですわ。(ラブレター・フロム・ヘル 或いは天国から寝言、は6月以降読み返して意味がわかりました。)

一夜明けて今朝も在宅勤務スタート。やっぱり現実は生優しくないです。何もやる気が起きないし仕事中胃は痛いし、朝も昼も仕事している限りお腹空いてもご飯喉通らないし、アサインされた案件ハンドルするのに右往左往するし、スケジュール管理も引き継がれていないから先輩に聞かなきゃいけないし、やっぱり今日も予定通りにデータは来ない。思い出すだけでまた胃が痛くなるし、また明日も朝昼ご飯食べたくないかわりに電子タバコと炭酸水とコーヒーで乗り切るんだろうな。どう考えても不健康そのもの。それくらい気持ちがバテかけている事も自覚しました。なんとか体調管理はうまくやっていきます。
11時回って昨日あの空間を共有したスーさんが生活は踊るやってるのを聞いて「わたしと昨日同じ現場にいたスーさんだ」とそれはいつもの生活は踊るより少しテンション高くなりました。

でも胃が痛くて画面向いているのに疲れて、ベランダに煙草吸いに行った時にふと思い出すんです。赤いタンクトップの大家さんの後ろ姿を。なぜか脳裏に焼き付いているのです。写真も撮りましたが、肉眼で見た姿が。
その度に、「ああ、生き残っていたい」と私は確かにそう確信するのです。

「気がする」「かもしれない」という表現を多用してきた文章ですが、これだけは言い切ります。
「生き残っていたい」と。

そしてこのなんだかよくわからない文章を書きながら見つけたスーさんのツイート。

実際に現場を見て感じた事、これも言える、確かにAIに再現は難しいと思います!!笑。

最初気になる方はそれこそレッスルユニバース入って見てみるのが良いかもしれない。私もDDT見に行ったときは最初配信から入って雰囲気を掴みましたので。

そんなこんなで書き続けていたら日付が変わってしまいました。8/23です。私もそこまで意識していなかったのですが、今日がまおちゃんデビュー7周年記念日らしいです。そっか、8月末だったくらいしか覚えてなかった。まあいいや。おめでとー。
とりあえず今週は後2回DDTの現場に出ます。仕事もします。現場のサイン会いつも以上に混みそー。

などそんな予定を詰めながら胃が痛い毎日をサバイブして、でも最後は自分の力でなんとかして、なんとかかんとか、「生き残っていたい」です。

皆様、どうか私のような不健康な食生活にならぬよう。心身ともに、ご自愛ください。

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