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前処置②_無頭蓋症14週で手術

この記事は中期中絶のことを書いていますので、不快に思われる方や辛い気持ちになる方はご遠慮ください。

前処置①の続きです。

◆二日目(午前)
今日は朝から夕方まで昼食持参で1日がかりの処置です。

昨日の処置の終わりに看護士さんに「痛くなかった!」と言うと「明日は少し痛いと思う…」と返されたのですが、でも初日、ちょっと痛いと言われてたのに全然痛くなかったしな~とあまり信じないことにしました。

昨日よりは落ち着いて処置台へ上がります。
昨日と先生は同じでも違う看護士さんだったので、処置の予告の声かけをしてくれました。

「今から昨日の処置分を取り出します」
ネットではこの取り出すのが痛いという声もちらほらで、怯えていたのですが、昨日と同じく声に出して深呼吸をします。

その瞬間、ベリベリッ!!!っと一気に引き抜かれる、剥がされる感覚がしました。
今となってはそこまで痛くはなかったと思いますが、突然の衝撃とかさぶたを剥がされるような感覚がして咄嗟に「痛っ!!!」と声を上げてしまいました。

そしてすかさず二度目のベリベリッ!!!があり(おそらく一度目が手前のガーゼ、二度目が本体だと思います)また「痛たたたた!!!」と声を上げてしまいました。

いまの二発で完全に怯えてしまい「ひぃぃぃぃ…」となっていると、看護士さんが「次は普通のエコーですから力まないで、大丈夫」と声をかけて下さいます。

しかし、ついさっき剥がした傷?にエコーって痛いのでは!?と怯えましたが、エコーは至って通常のエコーでした。

その後は昨日と同様、入り口を広げる器具をつけてから、膨らむ素材を挿入します。
挿入自体は全く痛くないのですが(チクリともしません、採血の方が痛いです)本数を増やすごとに、下腹部にドーンとくる鈍痛がします。

さっきのような瞬間的痛みではないので、耐えれると言えば耐えれてしまうのですが、生理痛のような重い感じ、圧迫される感じが痛いです。
「うぅ…」と声を出してしまいました。

最後の1本が終わり、看護士さんに
「痛い?大丈夫?」と声を掛けてもらいましたが「オナカガ…イタイ…」とカタコトになってしまいました。

下腹部の鈍痛が続いていましたが、これで終わりかな…と安心していたところ最後にガーゼを詰められ、再び「うぅ…」
となったのも束の間、そのガーゼをスポーンと引き抜かれ「え!?さっき挿入した本体も全部取ったの!?」と思うような感覚に。
その瞬間にさっきまでの鈍痛がキレイさっぱり無くなりました。

一体、なんの処置だったのか分かりませんが、そのまま普通に起きあがり身支度をして、病室まで自力で歩いて戻ります。

二回目も20分程度の処置でした。

前日分を抜くのは多少は痛かったし、その後の下腹部鈍痛も痛かったですが、泣いて飛び上がる程ではなかったので、ラッキーだったと思うことにします。

その後、午後の処置まで6時間程度、病室でゆっくり過ごしましたが、特に痛みなど無く(多少の生理痛程度の痛み違和感はありますが、寝てれば大丈夫)穏やかに過ごせました。

午後の処置は本数が増えるのでまた下腹部鈍痛が怖いですが、先生が「次は15本だけどそこまで頑張らなくて良いか…」と小声で仰っていたのを信じるのと、
午前の分を剥がすのは昨日に比べて時間が経っていないものなので、そこまで固まっていないと信じて挑みます。

続きます

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