見出し画像

不動明王とは?

7700文字
これの続きです、不動明王とはなんぞや?と驚くよね!(@_@;)

不動明王とは?

不動明王は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である大日如来の一尊。大日如来の化身とも言われる。また、五大明王の中心となる明王でもある。

不動明王

紀元前139年の『淮南子』墬形訓に八紘一宇の八紘の意味についての説明がある。その漢文を現代語に翻訳すると、『人の善智や善心を覆い隠す蓋の不動明王の八つの”索”なり!』となる。

この索(さく)とは、不動明王が左手に持っている縄の事なのだ!( ̄▽ ̄;)そしてアテン 神から出ているアンクを奪う触手と似ているなと。


大日如来とは

日本国の名前の由来である大日如来と、天照大神は同じ。

大日如来                       天照大神

平安時代の空海が、中国の真言宗の恵果から教わって、 日本に持ち帰って、開創された仏教の真言密教とは、大日如来を教主として構築された宗教的宇宙であり、その世界は両部の経典『大日経』『金剛頂経』に説かれる。本図は平安時代後期に制作された『金剛頂経』が説く大日如来の仏画。

空海            恵果             不空金剛

空海の師匠、恵果(えか/けいか)は、中国唐代の密教僧。俗姓は馬氏。長安の東にある昭応県(現在の臨潼区)の出身。真言八祖の第七祖。

出家した後、不空に師事して金剛頂系の密教を、また善無畏の弟子玄超から『大日経』系と『蘇悉地経』系の密教を学んだ。『金剛頂経』・『大日経』の両系統の密教を統合した第一人者で、両部曼荼羅の中国的改変も行った。長安青龍寺に住して東アジアの様々な地域から集まった弟子に法を授けた。

東アジアの様々な地域に仏の毒をばら撒いた。

恵果の師匠、不空金剛(ふくうこんごう、サンスクリット語:アモーガヴァジュラ)は、唐の高僧、訳経僧。金剛智・善無畏によってもたらされた密教を唐に定着させた。真言宗では三蔵法師の一人である事から「不空三蔵」と尊称した。

中国経由、インドから来た猛毒、仏教。

705年に生まれる。出生地は諸説あり、インド南部、サマルカンド、唐の涼州とも言われている。父はインド北部出身のバラモンで、母はソグド系人だった。

サマルカンド シルクロードのオアシス

714年長安で金剛智に師事し密教を学ぶ。
741年、金剛智の入寂後に、師の遺言に従って『金剛頂経』の完本を求めるとともに、勅命により『大日経』等の密経経典を求めるためにセイロン・インド南部に渡るとともに、インドの龍智 阿闍梨のもとに派遣されて、胎蔵・金剛両部にわたる伝法灌頂すなわち五部灌頂を伝授された。

日本にはインド・セイロン経由で大日が来た・・!?

真言八祖

密教がインドで起こり、中国を経て、空海(弘法大師)に伝えられ、日本で独立した宗派として真言宗を開くまでに、八祖を経て伝えられたとする伝承があり、真言八祖という。

八祖大師(光林寺)
上の空海の師匠、その師匠も、龍智阿闍梨も真言八祖だ。

阿闍梨

阿闍梨(あじゃり)とは、「先生」の意味。ヴェーダにおける規範を伝授する指導者を意味していて、これが仏教においても転用されるようになった。

密教は中国経由、インドから来たんですね。
大日経』等の密経経典はセイロン・インド南部から・・・大日はセイロンとインド南部から来た?!

五大明王

真ん中が不動明王

明王とは?

明王(みょうおう)は、密教における尊格及び称号で、如来の変化身ともされる。

密教の文脈においては、特に仏が説いた真言呪文(呪いの文)のことを指し、明あるいは明と漢訳される。そして「明王」という言葉は、「呪文の王者」を意味し、真言の別名であるが、一般的には密教特有の尊格の意味で用いられる。

軍荼利明王       愛染明王

一般に、密教における最高仏尊大日如来の命を受け、仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担った仏尊を指す。或いは全ての明王は、大日如来が仏教に帰依しない強情な民衆を力ずくでも帰依させる為、自ら変化した仏であるとも伝えられる。そのため、仏の教えに従順でない者たちに対して恐ろしげな姿形を現して調伏し、また教化する仏として存在している。

明王は一般的に忿怒の相で火炎を背負い、髪は怒りによって逆立ち、法具や装飾品は極力身に付けず、法衣は片袖を破って動き易くし、武器類を手に持った姿で表現されることが多い。

  • 仏教に帰依しない民衆を畏怖させて教えに帰依させんとする

  • 仏教に帰依せず、快楽に心浮かれている民衆の有り様の心を砕く

  • 仏界を脅かす煩悩や教えを踏みにじる善に対する護法の怒り

日本には奈良時代に明王に関する経典が請来されているが、体系的に伝来したのは、真言宗系統では空海、天台宗系では円珍円仁以降、平安時代になってからのことである。

空海             円珍            円仁

唐で学んだ入唐八家(最澄、空海、常暁、円行、円仁、恵運、円珍、宗叡)の一人。


不動明王=シヴァ神説!(コトバンク)

ヒンドゥー教のシバ神の異名で、大日如来の命を受けて忿怒相に化身したとされる像で、密教では行者に給仕して菩提心をおこさせ悪を降し、衆生を守る。

サンスクリット語のアカラ (Acala、ヒンドゥー教のシバ神の名、音写「阿遮羅」) を漢訳し、五大明王や八大明王の主尊として造形化されたもの。不動、不動尊などと略称する。密教で信仰される明王で、大日如来が衆生を教化する際に、通常の姿のままでは教化できないので忿怒相をもって現れたもの。火生三昧に住んで、内外の障害や種々のけがれを焼き尽し、すべての悪魔や敵を撃滅し、行者を守護するとともにその菩薩を成就させる。

◉”シヴァ神=大日如来!”

Σ(゚Д゚)ハァ?


プロパガンダブログ様から

ここから先は

5,331字 / 18画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?