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自分もおばさん構文だった件
おばさん構文という言葉を聞いた。
明確な定義はないのだけど、私が使う言葉は
たぶんおばさん構文に分類されるのだろう。
実例を挙げてみると、会社でのチャットは
「分かりました~!」
のように、「敬語+~!」が多い。
「分かりました」
だけだと何か冷たく感じる気がするし、
「分かりました!」
ほど元気ではない。
「分かりました~」
は、何も考えてなさそう。意志が感じられない。
そこで私は、
「分かりました~!」
とミックスさせることにより、
すごく重く考えているわけではないけど、
ちゃんと前向きに考えてますよアピールをするのである。
それを「おばさん構文」とひとくくりにされると、あぁ、そういう受け取られ方がされるのか…と思ってしまう。
自分なりの気遣いが「おばさん」を引き寄せているのだろう。
確かに私は30代に突入した女だ。
以前の記事で自らを「婚活女子」と名乗ったが、
少しむずがゆい感じがした。
「〇〇女子」って、一般的には20代までじゃないの?と。
30代の私が「〇〇女子」を名乗るのはおこがましいのではないか、と自問自答をした。
けど、自らを「おばさん」と名乗ると老けてしまうような気がしたのだ。
年齢は重ねるけど、若々しくありたい。
「ベテランだけど気持ちは新人」というのが、私の社会人としての理想である。だから、まだ女子でいさせてほしい。
さて、話を戻すと「おばさん構文」はそういう「まだ若々しくありたい」と思う気持ちが垣間見えるから、「おばさん」になってしまうのではないだろうか。
私の事例だってそう、語尾でほんのりやる気をアピールして、若々しさを醸しだしている。自分の語尾についてそこまで考えていなかった、というのが本音だが、結果、そういうことなのだろう。
けど、それは決して悪いことではない。
今までおばさんと言われたらおばさんになるしかなかった女性たちが自らを「おばさんではない」とアピールできるようになったのだ。
現代はSNSやメールなど、誰でも使用できるようになった。同時に私たちは自己主張の場を手に入れた。
どんどん自己主張をしていこう。そしてアピールをするのだ。
「私はまだ若い」と。
これは何も女性に限った話ではない、ちょっと前はおじさん構文という言葉が流行った。これも今までは可視化されてこなかった中年男性の気持ちが反映されていると思う。
つまり皆叫びたいのだ。
「私は若いんだぞ!!!!!!」と。
それを揶揄する文化は、あまり好きではない、
人は人、それぞれ自由にしていいじゃん。
誰にも迷惑をかけていないのだし。
それよりも、全員が自己主張をやめた時の社会の方がよっぽど不安である。
ひとりひとりが元気な方がずっといい。
よーしっ、おばさんの私も、どんどん叫んでいくぞ!!!!!!
ティーンには、負けませんわよ~
これからも「おばさん構文」で突き進んでいきますね~っ!
いただいたサポートは今後の活動のため、とっても大切に使わせていただきます。