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ゆづきと芭奈子

バナちゃんと初めて出会ったのはhotシュシュのプレ旗揚げ戦でした。

今はやっとお客様の一人一人の顔を見て、お名前を覚えて、声を聴きながら試合ができるようになってきましたが…
プレ旗揚げ戦は初めてのセコンド業務に必死で、先輩の試合を初めて近くで観て勉強することに必死で、バナナ頭の可愛いお客様がいたことに気付いたのは大会終了後のお見送りでした。

YouTube【田村様とタニー。】を視聴して
初めてのプロレス観戦をhotシュシュのプレ旗揚げ戦と旗揚げ戦(デビュー戦)でしてくれて
hotシュシュが好きになって練習生になってくれたばな子(仮)ちゃん。

しなやかで柔軟性のある肢体
朗らかで柔らかく、おひさまを擬人化したかのような愛くるしさ
ちょっぴり(?)天然なので、よくSVに『何言ってる分からないし話が長い!!』と言われてました。(かわいい)

バナちゃんがhotシュシュに入団する以前は、私はhotシュシュの主人公を目指していました。
アンパンマンのアンパンマンみたいな!
ドラゴンボールの悟空みたいな!

エースというのは結果やお客様の認識から自然と生み出されるものだと思っているので…
大の運動嫌い・運動経験ゼロのデカいだけの弱いデブが強い選手になっていくhotシュシュの主人公を目指していました。

でもバナちゃんと出会って衝撃!!!
曇りなき眼、屈託の無い笑顔、アニメから飛び出してきたような個性……
こういう子が主人公になるべきだと。

もちろん全て私の勝手な妄想と野望だったのですが、あっけなく打ち砕かれ諦めがついて
バナちゃんのおかげで、結果として本来の自分を発揮できるようになりました。

主人公「らしさ」みたいなものを作って
主人公「らしからぬ」部分を押し殺して
バナちゃんと出会わなければ自分が消えていってしまったと思います。
自分の変な凝り固まったこだわりを捨てられてスッキリしました。
ゆづきのプロレスラー人生を導いてくれたことに感謝しています。


さて本題ですが
私はバナちゃんに負けることはないと思っています。
それはバナちゃんが弱いからじゃなくて
私の愛と執念が強いのだと思います。

デビューほやほやのゆづきは、自分に山積みの課題を無視して練習生ばな子(仮)に背中を見せるぞ!私が教わってきたことを教えるぞ!と鼻息を荒くしていたので(反省)
ずっとずっと一緒に練習してるうちにバナちゃんオタクみたいな感じになったんですよね。
バナちゃんの技は全部脳内再生できるし、歩き方や声の出し方、動きの癖、ロープワークから受け身まで、全て再現できると思う。そのくらい観察してきました。

だから私はバナちゃんには絶対に負けません。
……でも私はバナちゃんに勝って欲しいと思う。たとえ私相手だったとしても。
ふしぎなきもち。
プロレスラーとしてありえない感情。

私がバナちゃんに負けるなんて日が来たら、私は嬉しいとすら思ってしまうかもしれない。
バナちゃんが自力初勝利する姿を見たら対戦相手に嫉妬してしまうかもしれない。
『私が初めて負けたかったのにー!!!』って。
おかしいですよね。
でも要は、そのくらいバナちゃんに強くなって欲しいということです。

エゴの押し付けかもしれません。
でも私なりにバナちゃんの「プロレスラーとしてお客様に笑顔を与えたい」という願望を実現させる為に私は自分もバナちゃんも鍛えます。査定します。

基礎が一番大切。そして常人ではなく超人にならなければいけない。
観戦無料の大会であっても、お客様がhotシュシュの試合を観ることに時間を捧げてくださること自体が有償であり、貴重なお時間をいただく意識を持ちます。

hotシュシュのお客様も
そしてにじ屋さんのお客様も
近所の子供たちも
全ての方に満足していただく試合がしたい。


にじ屋さんの大会で、ゆづきと芭奈子はhotシュシュの月と太陽になりたい
…とゆづきは思っています。

2.4 hotシュシュにじ屋さん大会
是非お越しください。
応援のほどよろしくお願いいたします。

https://hot-c.pro/calendar/5550360

サポートをしていただけるとゆづきの血肉となります。