野球は好きじゃないけれど、応援歌は楽しいと思う
息子が野球をはじめた。
旦那の影響でいつかはやると思っていたけれど、ついにその日が来てしまった。
物心ついたときからスタジアムに連れていかれ、試合を見せられ、グッズを与えられ野球に染まった息子。
実際に球を持ったらさらにハマって、土日はほぼ野球漬け。
そんな息子の気持ちを母は応援してあげたい。
だけれども、母は野球が好きではない。
野球好きな息子を持つ野球が好きではない母親が、どうやって息子に寄り添うか考えた結果、一緒に応援歌を楽しむという結論にたどり着いた。
野球の何が苦手なのか
そもそも、わたしは野球が嫌いなわけではない。
試合が長くて見てる時間がもったいないとか、スタジアムの人の多さや音が苦手なのは生まれ持った気質も関係しているのでしかたなし。
それよりも、子育ての大変な時に旦那が野球に夢中になってなんどもイライラさせられたことが一番の原因だと思う。
野球に罪はない。
野球が好きな息子ももちろん悪くはない。
でも、一緒に試合を楽しんだりするのは無理。
幸い、息子の野球には旦那が手伝いもかねて参加することが決まったので、わたしは週末野球にスムーズに行けるようにサポートする役になった。
下に待っていられない妹もいるので正直、助かる。
とはいえ、まったく息子と楽しめないのも寂しいというのが本音。
なんとかならないかと考えていたところ、息子のYouTubeの履歴が目に留まった。
野球の応援歌って意外と楽しめるかも
プロ野球観戦も楽しむ息子。
球場に試合を観に行くときのために、球団と選手の応援歌をYouTubeを見ながら練習しているのだ。
そもそも、何がきっかけだったか忘れたが、初めにハマった応援歌はなぜか広島カープの球団応援歌。
YouTubeには広島カープファンの芸能人が歌う姿が。
毎年、メンバーが少しずつ変わっているけれど、わたしは鈴木福くんの成長を楽しんでいる。
広島と言えば菊池選手の応援歌も一度聞くと脳内リピートが止まらない。
息子は広島カープの選手の応援歌が好きなようで何度も観ている。
けさらんさんの応援歌メドレーは作りも美しく、息子大のお気に入り。
いろんな球団の応援歌をしょっちゅう観ている。
ちなみに息子はなぜか応援歌のピアノ演奏もお気に入り。
ピアノで聞くとまた違う趣が。
広島推しのようになってしまったが、息子もわたしも広島ファンではない。
ファンでなくても楽しい応援歌。
音楽ってすごいな。
わたしの推しは…
野球が好きではないわたしがついつい聞いてしまう応援歌は「楽天イーグルス球団歌」。
元々楽天イーグルスの球団歌はサビ（？）に向かって盛り上がるところでグッとくるのが好きだった。
今年はなんと、サンドウィッチマンをはじめとした豪華芸能人メンバーが歌う20周年スペシャルバージョン。
聞かないわけがない。
サンドウィッチマンに勧められると断れない（勧めていない）。
去年のソフトバンクもたしかスペシャルバージョンだった。
芸能人が歌ってるのも新鮮で楽しめる。
そして、この楽天。
チャンステーマも話題になったらしい。
YouTubeのコメントでも「クセになる」という声と同じくらい「不気味」という声がある摩訶不思議なメロディー。
なんとなく中毒性がある。
野球の試合は観ているの辛いけれど、このチャンテを聞きに楽天の試合に行ってみたいとさえ思う。
ちなみに、個人の応援歌で推しは西武ライオンズの外崎選手。
みんなで歌ったら楽しそう。
応援歌ってすごいな
不思議なことに、応援歌を聞いているだけで一緒に野球を観ている気になるし、なんだか楽しい気分になる。
選手とチームへの純粋な愛を感じるからかもしれない。
なにより、息子と同じ歌を聞いて楽しめるのはうれしい。
これなら選手も覚えられそう。
そして、旦那へのいら立ちも抑えられる。
もし、わたしのように、家族が野球大好きだけれど一緒に楽しめないという人がいたら、応援歌を一緒に覚えるのはいいかもしれない。
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