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ペットと震災

私は今回の令和6年能登半島地震で
石川県志賀町というところで被災しました。

今も断水で、水回りに苦労しています。
でも家もあるし、家族も皆無事です。

そんな中で、いつも私たちに癒しをくれるペットと震災について考えてみたいと思います。

震災時、家には3匹の猫がいました。地震が起きた時、各々隠れたり、パニックになったりして、3匹ともしばらく食欲はありませんでした。

余震も多く、体調を崩してしまった猫も1匹…

様子がおかしいと気づいた時にはもう足腰が立たない状態で、次の日から入院、1週間治療しましたが、腎不全で亡くなってしまいました😭

お星様になったぼたん(9歳)

私たちも地震で怖くて眠れないように、ペットも怖くて怖くて仕方ないんですね🥺

私たちの地域はまだ近いところに動物病院も開けてくださっていたので治療もしてもらえましたが、奥能登の方では、3週間経ってやっと支援団体の医療が入ったり、動物病院も診察を始めたりしています。


またペットと避難所の問題も大きな問題です。

人と一緒に避難しても、ペットは入れてもらえなかったり、そのせいで壊れた家でペットと一緒に生活して命を落とされた方もいます。

車中泊でペットと車で過ごされている方もいます。

今石川県では、1ヶ月間動物病院でペットを無償で預かるサービスがあったり、1.5次避難所でペットと一緒に避難できる施設を導入したりと、ペットへも配慮がされ始めています。


支援団体が来ているという情報も、SNSで発信されていますし、避難所にも貼り出されているようです。

Instagramより @mihamanekonokai


ワンちゃんと猫ちゃん用物資
穴水町の商店にて


私が働く穴水町のお店に置かれている、動物保護団体さんからの支援物資です。

私の友人も(被災している保護猫活動家夫婦)知り合いの団体から物資を預かり運んだそうです。

ただ、ワンちゃんや猫ちゃんの支援物資が主ですので、小動物や鳥、爬虫類を飼っている人はどうしたらいいか?という問題があります。


そこで以前フェレットを飼っていた私は、SNSで多くのフェレット飼いの方達と繋がっているので、この現状をお伝えして、発信していくしかないと考えました。

Instagramではすでにフェレット大好きな皆さんへ、メッセージを発信しましたので、ここnoteでも発信していきたいと思います。

Instagramより @joey_pcn3500000

Instagramの記事より

フェレットと災害について

準備しておくといいもの
①フード(お気に入りのフード。物流も止まるので、買い置きは必要です。緊急事態はキャットフードでも可能とフォロワーさんよりアドバイスいただきました。)
②水、水入れ
③折りたたみゲージ、キャリー
④ハーネス
⑤トイレ、砂、ペットシート
⑥トイレの汚物袋
⑦ウェットティッシュ
⑧毛布類
⑨薬、サプリメント
⑩おやつ、バイト、おもちゃ

うちは猫にミネラルウォーターも与えましたが、長期間は良くないと思い、湧き水に変えています。

フェレットは多頭飼いの人も多いので、何日か避難した場所で持ち堪えられる分量が必要ですよね。

いとしのマックちゃん

震災3週間で感じたことを書いてみました。

今は2匹の猫は、食欲もあり落ち着いて生活していますが、物音・揺れにはすごく敏感です。
緊急事態地震速報の音も覚えてしまいました😅

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