上弦の月をゆっくり観るのを忘れて2日経ってしまった夜に、信号待ちで見かけた車のナンバーが「5050」と「2525」で前後していた。ゆっくりと動く車の向かい合う数字が、まるで上弦の月みたいだった。月の光と影が向かい合って移り変わっている、ただそれだけで、この世界は素晴らしいよね。

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