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COCOAからのプッシュ通知「COVID-19にさらされた可能性があります」でPCR検査を受けてみた話

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……というわけでPCR検査を受けてみた話です。本当はiPadの練習がてら全部マンガにしたかったのですが、これ以上遅くなってはいかんと思いあとはテキストにいたします。

8月末の金曜の夜、マンガの通りCOCOAからのプッシュ通知が表示されました。まずこのプッシュ通知とアプリの表示の矛盾についてはCOCOAの不具合(おそらくじきに改善されるとは思います)なので、両方の可能性があります。厚労省のサイトを参考に改めてスマホの「設定」から過去ログをチェックした結果、確かに陽性者との接触はあったようです(0の羅列の中に1が一つでもあれば接触あり。なければ単なる不具合だそう)。その陽性者との接触はここ2週間ということ以上に確かな日時はわかりません。Androidだともう少し精度が高いそうですが私はiOSです。自分の行動を遡ってみると、おそらくは電車かバスなどの交通機関での接触のよう。飲食店にも行っていたけど友人と固まっていたので他人と長くはいっしょにいませんでした。

厚労省からは、すぐに検査を受けろとは言われず「陽性者と接触したということを前提に行動してください」という曖昧なアドバイスが来ます(正確にいうと、自分からメールを送るとこのような返事が1〜2日で来る、ということを他者のSNSで知りました)。ちなみにこのCOCOAアプリ、いたずら目的では陽性者登録できない仕組みになっています。陽性者は保健所からもらう特別な番号を打ち込まないとアプリが認識しません。

アラートが鳴ったのは金曜の夜中(土曜になりたて)。自分は無症状。心当たりは交通機関のみ。ということで選択肢は3つ。

①2週間自主隔離。 

②保健所で検査。土日をはさむので検査〜結果まで約1週間(COCOAの結果を告げれば無料) 

③近所のクリニックで検査。無症状者のみ受付。土曜検査有、結果は翌日(自費3万円)

3分くらい考えて、③にしました。無症状とはいえ万一のことを考えると、結果が出るまで時間がかかることは極力避けたかったからです(それまで濃厚接触した人もいるし、週明けから人に会う予定もありました)。

早速クリニックをネット予約して受診、軽い問診のようなものがあってから容器に唾液を(小さじ2杯分くらい)入れて渡し、翌日結果を聞きに行くダンドリ。オプションで金額上乗せすれば数時間、というマッハで結果が出るものもあるらしいです(急な渡航者対応)。芸能人の検査が早いのはこういった自費検査をしているからなのですね。ただこの自費検査料も、私が調べた感じでは下は5000〜6000円、上は4〜5万円までありました。3万円は案外中間値のようですが、COCOAのアラートを見せると無料になるクリニックもあるという書き込みもあったりして、その辺は決まってなさそうです。

翌朝朝一でクリニックに行くと、結果は陰性。証明書発行にはプラス5000円かかるのですが、今回は特にもらいませんでした。後追いで保健所に電話(取材)してみると、実際私のように「接触ありという人でも、症状が出ていなかったらできれば自宅待機で様子を見て、症状が出たところで改めて連絡がほしい」とのこと。なぜなら「陰性の人が保健所に来て感染してしまうというケースが無くはないから」だそうです。

というわけで週明けのニュースで検査数の発表の時に「自分もこの数に入っているのか……」と思うと、このウイルスが最も身近なところまで迫って来ていることを実感しました。改めて気を付けていかねばという気にはなりますので、COCOAアプリを入れる価値はあると思います。ところでこの顛末、2020年8月末の情報ですので、くれぐれもその点はお含み置きください。事情が変わったら修正いたします……同じような表示が出た方の参考になれば!

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