19)伸び止めテープについて
お洋服を作ったことがある方なら「伸び止めテープ」という材料を耳にしたことがあるかしら?
「伸び止めテープ」とは、言葉の通り「伸び」を「止める」テープです。
持ってる、持ってる〜♪
という方は、よーくテープを見てください。
テープの幅が違かったり、地の目が違かったりしていませんか?
そうなんです!
伸び止めテープにはいくつもの種類があるんです。
最後まで読むと伸び止めテープについて、ちょっとだけ詳しくなれるのでぜひお付き合いくださいね。
基布の種類
◾️一番上はニットタイプ
(薄くてよくつく、やや伸びる)
◾️その下が不織布タイプ
(安価だけどやや剥がれやすい)
◾️一番下が織物タイプ
(厚みがあり、安価なものはつきにくい)
特徴はざっとこんな感じかしら。
今回は、ホームソーイング用としてお勧めのものをご紹介します。
縫い目もカバーする15mm幅
ホームソーイングの縫い代は、ほとんどが1cm幅なので
その幅よりも少し太い15mm幅をセレクトしています。
太くすることでミシンの縫い目もカバーでき、剥がれにくくなるメリットがあります。
バイアス地の目の箇所に伸び止めテープを貼ると、このぐらい伸びを防げます。これ必須じゃん!って思いますよね…
パンツ(ズボンともいう)の股ぐりなんかに貼ると、お尻が垂れて見えない仕上がりになりますよ♪
今回ご紹介しているのは左側のストレートテープですが、実はパターンレーベルには、右側のハーフバイアステープの取り扱いもございます。
えーちょっとー複雑にしないでよー!とお思いの方はぐっとこらえて!
ストレートとハーフバイアス
この二つは用途が違うのです。
ストレートテープ → しっかりと伸びを防ぐもの
ハーフバイアステープ → 布地になじみながら補強するもの
ハーフバイアステープは、布地に貼ってもつっぱり感がないのでポケット口などによく使用します。
わたしはコンシールファスナーをつける位置にも使っています。
ファスナー位置は縫いツレが起こりやすいので、ストレートよりも布なじみが良いハーフバイアスを選んでいますが…
正直ニットタイプならストレートでも良いかなとも思います。
こちらは↓ハーフバイアスタイプ(2cm幅)
あとがき
伸び止めテープについて、少しご理解頂けたかしら?
今回は、ホームソーイング用として汎用性の高いものをご紹介しました。
作ったお洋服を販売したりお洋服を量産する方には、もっと深い世界があるのであしからず…
パタレの新作「キャミソールワンピ」を縫う時にあると便利ですよ〜
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