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2024/02/11:情けない息子で申し訳ない

最近、勝手に9時ごろに起きられるようになってきた。今日はニャーニャーが聞こえる前に起きた。ふと横を見ると、愛猫が佇んで僕の方をじっと見ていた。テレパシーでニャーニャー言っていたのかも。

ここ数日、スッと起きられるのだけど目が疲れている感覚がある。なるべく夜はスマホを見ないようにしているけど、もっと見ないようにしないといけないな。気になって「起きたときに目が疲れている」と調べたら、「自律神経」というキーワードが目に入って「確かに!」と思った。

自律神経を整えるためにできることの一つとして、お風呂に入る、があるが、僕が今住んでいる家には浴槽がない。たまに銭湯も行きたいが、お金がない。熱めのシャワーでもいいかも、湯たんぽでもOKなどを見つけたので、お金がかからずできることからしよう。

猫をワシャワシャして、ジャスミンティーを用意して、机に座った。月曜日に役所に行こうと思っていて、日曜日中に希望していた会社数社に応募しようと思ったけど、月曜日は祝日らしい。休み始めて一年弱、いつが祝日かの感覚を失っていた。

明日求職活動するとして、今日はやりたいことをやろう、と思った。ブログやnoteの下書きに書き散らしたものが残っていて、どうにか活かしたいなとずっと思っていた。その辺をnoteで公開したり、記事まとめを作ったり、たまに思い付いたことをツイートしたりした。久しぶりに思いっっっ切り書くことに向き合って楽しかった。

書いていても経済的な不安が押し寄せる。あと一ヶ月くらいで失業保険が切れるので、チラチラとお金の不安が浮かぶ。調べていると、条件が揃っていれば、失業保険を満額受け取った後も、延長できる、みたいなことをチラッと見かけた。本当か。そしてなぜ今までこれについての情報に辿りつけなかったのか。ウェブで見た情報が本当か、条件を満たせるか、よく分からないが、ハローワークで問い合わせてみよう。

YouTubeで音楽を聴いていると、ふとおすすめ欄が目に入る。ユンジンのソロコラボ曲がリリースされて、元気になった。ユンジンは、僕が好きなK-POPグループのメンバーで、宣伝でサビを聞くたびに楽しみにしていた。ノリノリで元気な曲を聴くと、それだけで気が逸れて心が少し楽になる。いつか歌詞を書いたり、歌を発信したりしたいな。そして、音楽、芸人さんのYouTubeやラジオ、書籍や映画は全て味方に付けておきたい。

うつ病になって度々思うのだが、「なぜもうちょっと早めに教えてくれないの?」ということが多々ある。自立支援医療制度も精神障害者保険福祉障害者手帳も、心療内科の先生は教えてくれなかった。うつ病になった段階で利用できる制度などをバッと全部教えてもらえたら嬉しいが、能動的に情報を取りに行かないと見つけられなかったであろう制度や施設が多々あった。今はそういう空気・仕組みなのだろう。どうにかできんものか。

お昼を食べる時間が少し遅れた。集中していたのだと思う。久しぶりに書くことに向き合えて、気持ちいいなと思った。やりたいことに夢中になれるって、幸せなことだな。将来は考えたり、読んだり、書いたりして、ゆっくりと過ごしたい。できればずっと家にいて、好きな時間に起きて、疲れたら休んで、ゆっくりと書くことに向き合って稼ぐのが、僕の最高の理想かもしれない。ただすぐには叶わない。もしかしたら最高の理想は理想すぎるかもしれない。でも、どうにかなると嬉しいな。

ご飯を食べて少しだけ休んで、また作業机に座る。最近、日中に活動できる日が続いていて嬉しいけど、ちょっとガクンとこないか怖い気もしている。だからこそ、焦らず、慎重に選択をして、時間を使わないないとな、と気を引き締める。書くことについての記事をああだこうだしていた。

いつか、僕が書くことでもっと成果を出したら、「人と話すのは苦手でインドアで内向的だけど、言葉にするのが好きで、書いてみたい」という人に向けて、色々と情報発信ができたらいいなと思う。まだまだだからもっと勉強しないとだけど、文章術、思考法、企画、稼ぎ方、使うツールなど、色々とまとめて、書きたい人の感性が武器、資産になるために手助けがしたい。

あっという間に夜になっていた。猫のご飯を用意して、僕のご飯を用意した。人間の食費の節約術を仕入れないといけない。安くて栄養価の高い食べ物を意識しないと。それで言うと、電気代が高いのもどうかしたい。でも、より少ないお金や物で、楽しむ術を色々と学べて、「何が本当に大切か」を見極める感度が高まっていて、楽しい。以前はお金の管理が杜撰だったし、「いいなー」と思ったらすぐに買っていたし、生活を見直すいいチャンスだなと思う。でも経済的な不安は和らいでほしい。

味噌サバ缶を食べていると、父さんから電話があった。「変わりないかー、母さんがLINEの返事がないって心配してるぞー」とのことだった。朝にLINEをくれたみたいだ。数日前に「お金でヘルプを求めるかも」と連絡していたから、余計に心配させてしまったみたいだった。僕の心配性は、母親譲りだ。

母さんが電話の向こう側で話している。心なしか、母さんの声が少しだけ震えているように聞こえた。「荷物送ったよー」と普通通りに話していたが、涙声に聞こえたような気がした。両親に鬱だということは伝えているし、無職だと知っているから、お金の相談をしたことも重なって、悪い想像をさせてしまったのかもしれない。

知らない人からすると、「鬱」「うつ病」という言葉には、得体の知れない不吉さがあるのかもしれない。莫大な負のエネルギーを抱えていて、心が壊れているから、いつどんな行動に走るか分からない、のような印象を与えているかもしれない。よく分からないからどう接したらいいか分からず、不安が余計に強くなるのかもしれない。

電話を切った後、僕は泣いてしまった。心配かけてしまってごめん、不器用で弱くて不安にさせて本当にごめん、情けない息子で申し訳ない、と心の中で何度も叫んだ。

おまけ

『三十路病の唄』という、おすすめの漫画を紹介します。30歳の同窓生たちが、会社を辞めて、シェアハウスに集まり、夢に向き合う物語です。背中を押された気がしました。

私は30歳のときに、会社から戦力外通告のようなものを受け、事実上のクビとなりました。それまで、やりたいことに向き合ってこなかったな、と感じました。戦力外通告が、「失敗してもいいから、とりあえず一回やりたいことをやってみよう」と思えるキッカケとなりました。退職後、鬱の回復を目指し無職になって休んでいたときに、出会った作品です。

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