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ラクーン(アライグマ)サプライズ・アタックと3本抜歯で忘れられない1日になりそう。。。

5月14日、火曜日朝、いつものようにシニアウオーキング仲間と、トロント東端にあるルージュ・パークに歩きに行きました。ヘッダー写真で見る通り、ルージュの森は大復活を遂げ、眩いばかりの美しい若緑の色で満ちています。思えば、ほぼ過去半年近く、枯れ木ばかり見ていた森がこのように変貌したのですから、私の心が高揚するのはお分かりいただけるでしょう。

さて、この朝、歩き始めてすぐ、まったく思いがけない珍事件が起きました。

この朝、仲間のTさんの孫の女の子(6歳ぐらい)が初めて参加しました。まもなく前方のトレイル上に小動物が姿を現したので、皆、「あれは何だろう」と訝りつつ、近づいて行きました。こういうことは、このトレイルでは滅多に起こりません。それは、やっぱりラクーン(アライグマ)でした。

たった1匹、大人ではなく少年みたいな感じで、我々が近づいても逃げようとしません。むしろフレンドリーな感じで、我々につきまとうようなジェスチャーさえ見せます。そこで、我々も写真を撮ったり、ちょっと油断したのですね。ラクーンは女の子の足に近寄り、いきなりガブリと噛みついたのです。

みんな一瞬茫然という感じでフリーズ、女の子は別に泣いたりしませんでした。ラクーンはコソコソと草むらの中に逃げて行きました。


ちょっと見にくいですが、画面ほぼ中央、こっちを向いているのが女の子に噛みついたラクーンです。

皆で協議した結果、万一、狂犬病ウイルスなどを持っていたら危険だということで、Tさんが女の子を病院のエマージェンシーに連れて行くということになりました。

一般的にラクーンは夜行性で、朝っぱらから、1匹だけで、人前にノコノコ現れるというのは、ちょっとまともではないのではないか、病気か何か持っているかも知れないということで、皆、心配になったのです。(後で、女の子は病院で注射を打たれ、後、何回かに分けてさらに注射を受けるようになったことがわかりました。たぶん、狂犬病の予防注射ではないかと思います。本人はいたって元気だそうで、心配はないとのことでした。)


red columbine と呼ばれる野の花。可憐な釣り鐘がいくつもぶら下がっている感じで、実に愛らしいです。サイズは小さいです。

Tさんと女の子以外のメンバーはルージュ・パークのトレイルをいつものように歩き続けました。


傘を開き切った雨傘草にはもう蕾が現れていました。一本の茎から一つの蕾だけです。白い上品な花が咲きます。


この野の花は yellow rocket とかいろいろな名前で呼ばれているようですね。


このワイルドフラワーは、 vanhoutte spirea と呼ばれるもののようですが、定かではありません。

さて、いつものようにトレイル・ウオーキングを終えた後、私を待ち受けていたのは、歯科医での3本抜歯というアポイントメントでした。

連邦政府主導のシニア向けデンタルケア保険が5月1日から実施に移され、私はウオーキング仲間の香港出身女性に紹介された、やはり香港出身の男性歯科医の所に行き始め、3本抜歯が実際の彼の「初仕事」となったのです。

歯の治療は緊張しますよね。ことに初めての先生で、3本も下の歯を抜くとなれば。。。ほぼ1時間、麻酔のおかげであまり激しい痛みは覚えず、予定通りに抜歯は終了しました。この新しい先生は、なかなか腕もよさそうだし、何よりも性格が良さそうなので安心しました。患者に対して「サンキュー」という言葉が頻繁に出る先生なので、私は好感を持ったのです。

好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!