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前半戦を振り返ろうPart1(内野手編)

こんにちは、こめこです
今回は前半戦を振り返ろうと言う事で暇潰しにnoteを書いてみることにしました。拙い文章だと思いますが、暇な時にでもサクッと呼んでいただけたら幸いです。
今回の振り返りは前半戦一軍でプレーした内野手を対象に評価基準をAからEの5段階で評価していこうと思います。2軍は筒香帰還直後の出場試合くらいしか追っかけられてないので、2軍での活動については軽く触れる程度に留めさせていただきます


♯00  林琢真 E

去年後半の数少ない期待の若手にして、応援歌まで作られ期待と共に臨んだ今シーズン。
オープン戦から度会と共に猛アピールを続けたルーキー石上に開幕スタメンを奪われ、ようやく初スタメンとなった4月7日の東京ドームは酷いエラーで戦犯に。
その後も5月21日には先制適時三塁打で勝利に貢献するなど光るものが無い事は無い事も見せてくれましたが、6月にはチームの大躍進の裏で一軍一ヶ月間無打席という2年目ドラ3とは思えない扱いを受けその後降格していきました。
去年後半での活躍からの若手大躍進イヤーとなっている2024年における数少ない苦渋を飲んでいる若手選手では無いでしょうか。
現状は打撃でも足でも期待値において完全に森敬斗の下となっており、昨年後半に見せたコンタクト能力も完全に萎んでしまった状態。
守備や走塁でも何かと甘さが目立ってしまう対応が目に受けられる以上2軍で修行の日々となりそうです。

♯2  牧秀吾 B

我らが4番、のはずですが守備の不調や7月18日時点で若干回復傾向も得点圏.205と不調気味の牧。
5月にはハムストリングを痛めリハビリ期間も送るなどここ2年に比べると少し苦しいシーズンを送っております。
しかしここ2年連続でポストシーズンまで戦っている上に、WBC、アジチャンを戦っている上に去年は全試合出場を果たし21、22年も130試合以上で出場するなど間違いなく日本でもトップクラスに負荷がかかっている野手であることも事実。怪我からの復帰後は少しは回復傾向ですが、それでもここまでの牧を見ていると些か物足りない物に見えてしまいます。

一方今年の牧の注目ポイントは謎の開花を見せた走塁能力。元から足が遅い選手ではなかった牧ですが、今年は走塁で開花、盗塁数はすでにキャリアハイを更新しており、盗塁成功率は100%とあまり走るイメージのない選手故かも知れませんが確実性は極めて高いものになっています。
しかしやはり4番としてのバットや守備などこれまでの基本能力でやはり魅せて欲しいと思うのが我々の思い、これまで変な解説者連中に守備が悪いと言われながらも見ていて守備での穴を感じることも無かったり、去年の様な彼が決めれば試合そのものも決めてしまう様な勝負強さが返ってきて欲しいものですね。

♯3  タイラー・オースティン A

やっぱその辺の外人とはレベルが違います。
驚異的な長打率(ハッスルで無理矢理長打にしようとする所もある)得点圏での勝負強さ、それでいて性格も良く牧が不在の時のキャプテンマークの手の位置に指を指す動作も新たなトレードマークになりました。
7月に入ってからは少し勢いも落ちてきた気がしますが、それでもレベルの高い選球眼や、スタナイ初戦のサヨナラ本塁打、3試合目でも難攻不落のライマルを打ち破る適時打を呼び込んだ四球での出塁など華がとにかくあります

今期は5月に右腿を故障し復帰後も心配されながらも試合出場を重ね既にここ2年の出場試合を超えています。彼の最大の欠点はスペ体質ですが、それでも出場すれば間違いなく打のバウアーと言っても過言ではないくらい試合を動かしてくれます。今年横浜が優勝する上では間違いなく欠かす事のできないピースといえるでしょう。
ここ2年の僅かな出場試合で高額年俸を吸い取ってきた苛立ちはありますし、明日にでもスペる可能性もあるオースティン、それでも、来年の延長オプション行使も期待してしないます。

#3  森敬斗 D

ケガでシーズンを棒に振り苦しいシーズンとなった去年を乗り越え、5月10日に石上と入れ替わりで待望の一軍合流を果たしました。
5月31日にはエスコンで延長決勝打を放つ成長も見せてくれましたが、いかんせんバッティングがよろしくない。高めのストレートにはすぐ手を出してしまったり、持ち前の脚力で通常の打者が単打で収まる打球を長打にしてしまう持ち味は素晴らしいのだが、そもそものヒットが出ないところなど。

投手が打席に立たなくていい交流戦では下位からのチャンスメイクで塁上に出ると暴れまわり、今年の横浜の走塁改革にフィットする戦いぶりを見せるなどロマンには事欠かない選手なのですが、まだまだレギュラーには程遠い現状です。

一年目から魅せてくれている強肩や、フィジカルを活用した豪速送球や守備範囲も含めてあとはバッティングと守備の確実性だけが結びついてくれれば一気に国内でもトップレベルの遊撃手になれるポテンシャルはあるだけにもどかしいです。圧倒的なフィジカルと守備の不安定さはトレードオフだと語る人もいますが、私としてはやはり確実性を身に着けてもらわないことには森はトップレベルにはなれないと思ってます
筒香以来の高卒野手プロスペクト育成という重要課題であるため何としてでも大成してほしいです。

♯9 大和 C


今年はスタメンや守備は若手、中堅に任せて代打選任で回ってほしいと思っていた大和。
しかしシーズンが始まってみれば逆得点圏の鬼となってしまい、その癖スタメンで出ると意外と守備も頑張ってくれるし、得点圏以外ではチャンスメイクも起こしてくれるというとよくわからない状態になってしまい、4月中頃から6月後半までの代打枯渇問題の引き金になってしまいました。
しかし活躍もそこそこしながらも一軍の後ろに立ちベテランとして若手の支えにもなってくれているのが大和。
衰えによる守備範囲の狭さは否めないながらも、ビッグプレーよりエラーの少ない確実な守備という良くも悪くも横浜らしさのない守備は彼の魅力だと思っています。
持病も抱え、御年37歳。優勝する為に来たと言ってくれながらも古巣が先に優勝、日本一を達成してしまうというグロテスクな状態となってしまった大和、彼が現役のうちに優勝、日本一を達成したいものです

♯31 柴田竜拓 C

二塁手の期待の若手として期待された時代も今は昔、すっかり守備固めの人となってしまいました。
とはいえ守備固めとして出ればそこまで大きなミスを犯したケースもないし守備要員として最低限はやってくれてますね。
打撃はもう知りませんし、スタメンとして出れるレベルの選手ではないのも事実ですが、年齢的にもトレード要員にも、二軍で鍛えなおすほどの選手でもないのも事実。
ミスター守備固めって感じです

#39 西浦直亨 D

一軍に居たには居たんですけどマジで語ることがないです。
大きなミスもなくファインプレーもなく、なんかいるしなんか消えてる。
折角阪口出したんだし、年齢もあるとはいえ2018年や20年の活躍を外から見ている身としては何とかもう一花咲かせてるところが見たいです。

#44 石上泰輝 D

一つ森に発破をかけるような意味でも来たのかもしれない石上。
オープン戦では度会の裏で負けず劣らずの大暴れを見せ、見事開幕スタメンを勝ち取りました。しかし度会と同じくその後はプロの壁に当たり、森と入れ替わりで二軍降格となってしまいました。その後は度会や井上とは異なり中々二軍でも昇格に値する活躍を見せられずいまだ二軍暮らしが続いております。

彼の持ち味は何といっても森、林といった走力タイプ、守備タイプというよりパンチ力があるところ、二軍でもコンタクトの面ではうまくいっていない一方長打が多いところを見てみるとその持ち味を活かす指導を二軍でも受けていると思われます。
度会、井上のように早く一軍に帰ってきて新しいヒーローの応援歌が歌える日を心待ちにしています。

♯51 宮崎敏郎 A

ミスターDeNAという名前がふさわしい男こそ宮崎敏郎。
ここ数年は狂気じみた選球眼やコンタクト能力で衰えを感じさせないレベルはもはや仙人の域。勝負強さも兼ねそろえ6月27日にはシーズン初サヨナラ本塁打を放つなどここぞにも強い男なのです。
前半から主力に好不調の波が続き、苦しい時期もあったチームにおいてコンスタントに活躍してくれています。

5月末に攻守にわたって乱調となると6月7日にハムストリングの炎症で離脱復帰後も最初はぶっつけ本番となり少しバッティングで苦しむも、すぐに調子を整え復活してくれました。
7月に入ってからはイマイチベストコンディションとは言えないバッティングで本調子ではない雰囲気もしますが、それでも普通に欠かせないバッターです。
本調子ではないといってもそこは宮崎、シーズン終わりには3割打者になっていることでしょう。

♯55 井上絢登 C

イースタン開幕後から圧倒的な成績でアピールしオースティンと入れ替わりで一軍に合流、しかしプロ初安打以降一つも安打が出ないまま4月29日に二軍降格となってしまいました。
しかし二軍で再びレベルの違いを見せつけイースタン月間MVPも獲得、7月5日に筒香と入れ替わりで一軍再合流を果たすと持ち前の足とパンチ力を生かし長打を量産、代打でも結果を出し横浜の代打枯渇時代の一筋の光となりました。
もはや二軍でやることのない人なので今年はこのまま代打をやりつつ、宮崎休養時のオプションとして出てきてくれれば十分すぎます。
外野もできるしセンターの練習もしているようですが、横浜の外野の打撃の人はは割と渋滞状態のため、いずれやってくるポスト宮崎の三塁手の時代を担ってくれる選手になることを祈ります。

#60 知野直人 D

各方面から注目される素材であることには間違いないのですがイマイチ二軍の帝王から脱却できない知野ちゃん。
首脳陣の起用やベストコンディションの時に中々昇格させてもらえない不遇な扱いも否めないですが、今季もここまでノーヒットと順調なシーズンとは言えません。

彼の問題としてはポジション問題があり彼が主戦場としている内野は大渋滞中。一塁手は今オフの状況によっては一気に穴になる可能性もありますが、二塁には牧、三塁も去年までは射程範囲だったものの井上がやってきたことや石上、京田が三塁でプレーできることもあり簡単に納められるポジションではなくなってしまいました。遊撃手は彼の活路として注目されていましたがいかんせん守備での粗が目立ち現状は正ポジションとされている選手たちの競争に割って入る程の大きなインパクトもありません
起用法は彼も井上と同様二軍で解決すべき課題はない選手に見える事や一定の代打適性があること、スタナイ3戦目の走塁に代表されるように足も悪くないことから一軍帯同で十分だと思います。
しかし二軍ではレベルの違う成績を出し続けていることや今年25歳である事を考えると、そろそろ開花が見たいです。

♯67 西巻健二 E

出場ゼロということで申し訳ないけど最低評価
開幕一軍に入れたもののアピールもできず二軍行きは可哀そう
ただその後も一軍合流に至るだけのアピールには至らず今に至るまで二軍暮らしが続いています。
いつかは一軍での活躍が見てみたいです

♯98 京田陽太 B

昨年衝撃のトレードで横浜にやってきた京田
石井琢朗以来多くの遊撃手がレギュラーの座をつかめなかったショートの墓場、横浜にやってきた元新人王、しかし去年は正遊撃手の座を掴んだとも言えず結局林や大和と競争をしたままシーズンは終了。
迎今シーズンはすでに打点で去年を超え一時は首脳陣の方針からか森が優先の起用となるも結局不安定な森よりここぞでは京田に、7月に入ってからもバッティングでは絶好調。おそらくこのままいけばここ数年で一番輝かしいシーズンとなるのではないでしょうか。
大田、大和、光のようにある程度活躍済みの外様の選手はチームに新しいエネルギーを注ぎ込んでくれる存在であることもさることながら、一年目の彼と同じように地元や周りからのプレッシャーで潰れそうな度会を何とか助けてやってほしいですね。
新人王獲得者であることからもこのまま終わっていい選手であるはずがない京田、横浜に来てくれてありがとう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。noteを投稿することが初めてのため、中々読みにくい文章になっていますが読んでいただけて楽しんでいただけたなら幸いです。
次回は外野手編を予定しています。



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