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自分から変わる

「次は〇〇に挑戦したいです。」
「自分のやりたいことがよく分かってきました。」
「夢が見つかりました!」
「英語でコミュニケーションを取るのが好きになりました!」
「周りの人に助けを求めていいんだってわかりました。」
「笑顔で楽しい最高のクラスになりました!」

関わった生徒たちから素敵な言葉をたくさんもらいました。
コーチングを学び、まず私が生活の中に取り入れた一つのこと。
それは、「聴く」です。
耳と目と心で聴く。十四の心で聴く。
何を?
① 自分の心の声を 
② 相手の心の声を

これは、子どもたちにも4月のオリエンテーションで伝えてきたことです。子どもたちが素晴らしいのと、私自身が聴くことにコミットできたこともあり、気づけば「私たち最高だよね!」と言い合える、明るく温かくチャレンジを楽しめるクラスになっていました。

①  自分の心の声を 聴く✨✨✨

日々いろいろな事が起きますが、そこで湧き上がる感情は、自分の中にある*プログラム(価値観)が反応しています。強い感情やモヤモヤしたものが生まれた時、自分の中のどんな価値観が反応しているのだろう?と振り返ります。*プログラムは、主に幼少期の体験から作られます。

現象/刺激:授業中、生徒が私の話を聞かない。
感情:怒り
プログラム(価値観):先生や目上の人の話は聞くものだ。

「怒り」の奥には「悲しみ」の感情がありました。
感情:悲しみ
プログラム(価値観):話を聞いてもらえない私は大切にされていない。

ああそうか。私は人から大切にされていないと思って、悲しかったんだよね。自分のことを大切にされたいっていうのは、自分への愛だよね。

このような感じで、自分の心の「チクッ」や「モヤモヤ」を細かく聴いてあげました。感情に良い悪いはありません。以前のように感情に流され精神的に疲れることが減り、少しずつ自分のエネルギーをより大切なところに集中できるようになっていきました。

② 相手の心の声を 聴く ✨✨✨

時間と場所をとって「傾聴」を意識し、自分の脳内おしゃべり(ジャッジ)をやめて相手が安心して自分の内側に入っていけるような環境づくりを心がけました。すると、相手の意外な一面が見えました。いや、意外、というのは私の偏見でした。初めて出会う新鮮な気持ちで傾聴すると、相手に対して興味・関心が増し見る視点が増えていきました。その人の行動・結果だけでなく、その時の表情・声のトーン、そこに至るまでのプロセスなどにも意識が向きました。その結果、トラブルや課題の根っこを聴き、どうしたらよいかアイディアを一緒に考えたり、プロセスや成長を承認できたり、直感的にフィードバックができるなど、対話が楽しくなりました。また、こちらが心を開いて聴くようになり、相手も安心して話したいことを話してくれるようになりました。

🌱🌱🌱
このように「聴く」 を生活に取り入れるようになって、新しい「 私」 と 「あなた」 に出会うことができました。現在も実践中です。

Question:
今日は誰のお話を聴きましょうか?

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