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おじさん構文について

これが不思議なほど似通ってるのは周知の事実だが、その主体は一体どんな人物像なのだろう。

私もほんのり物書きを目指しているので、勝手な想像を用い深掘りする必要に駆られた。



まず率直な印象として、『社会的地位』はそこそこあるように思う。少なくとも10年20年は会社勤めしている風格。肩書きや経験は必要十分にあるだろう。

だがこれだけで女性に下心丸出しの文章を送りつける理由にはならない(対女性以外のケースは知らん)

次に独特のやかましい字面だが、これは文章力に自信がない&若者への迎合や媚びであると仮定しよう。

『私は今このような顔や気分や色味』ですと調味料をドバドバ投入し加齢臭を隠そうと尽力するが、イオンにあるチャイハネ以上にごちゃつき相手は即座に退店したくなるのだ😅🤣✊🏻💦😍😘


👎🏻


前述の通り、社会的には恵まれているので余裕がある。余裕のない人に女性を追っかけ回し、しつこく食い下がる元気などないからだ。
なんにせよ下半身で物事の価値判断をしているような人は1ミリも尊敬できない。

次に独身か既婚者かの問題だが、どうにも妻子持ちのように感じる。
長く独身を貫くのなら
・既に別の部分で満たされている
・異性に関心がない
・風潮に流されたくない
・機会がなかった

などの理由が浮かぶが、もし文章力以前に『自分自身』に自信がない場合、女性に食い下がるような行動に出るか……いや、きっと少ないだろう。
自分を卑下する人間は、あらゆる『可能性』をないモノとしているからだ。

となると、社会的にはそこそこだが、妻子との関係性はイマイチ……という人物像となる。

妻子との軋轢の原因が『100%自分に非がある』とした場合、関係修復の為に色々動くのが規範的であろう。

対して『自分にも非はあるが、彼女らにだってある』と99%以下になったら他責に転じる可能性が生まれる。

それでも修復しようと動くが失敗し、『自分は社会的にもそこそこで性格もいいのにコイツらが悪いから軋轢が生じた。自分は被害者だ』と思った瞬間――

おじさん構文の種の誕生である

そして妻子との完全な修復を諦め、まったくの第三者へのアピールが始まる。
様々な事を(イキリつつ、時に謙虚に)アピールするが、残念ながら肝心の内容が劇的につまらないため愛想を尽かされ、煙たがられ、挙げ句の果てに『おじさん構文』としてネットの晒し者になる――という展開。

まあそりゃ『妻の浮気』が発端とか、色んなパターンがあるんだろうけど……しかし。

私の頭を総動員しても、あの独特の『文体が似通る現象』を説明できないのが悔しいポイントだ。
私が知らないだけで、本屋さんに構文の教科書が平積みされたりしているのだろうか。

真相はナゾだが、中々に楽しい妄想だった。
極端な飛躍がなかったのは残念だが。



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