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平和憲法における平和とは何か

日本国憲法は平和憲法と呼ばれますが、なんらの解釈を交えずに、その条文に従った場合、全ての戦力を放棄するため、日本は国際法上、当然に全ての国家が持つ自衛権すら事実上行使できなくなります。

つまり、外国が軍事力を背景に服従を迫れば、日本人には服従か死の選択肢しかありません。

もし、ユダヤ人を欧州から根絶しようとしたナチスのように、どこかの国が民族絶滅のために戦いを仕掛けたなら、日本人に殺される以外の道は無くなります。

要するに、平和憲法の平和とは、邪悪な日本人が善良な外国人様に隷従するか死滅して悪が消え去る事を意味するのです。

実際、1952年、大韓民国が「李承晩ライン」を引いて一方的に広大な水域への漁業管轄権を主張して、就業していた多数の日本人漁民を拉致し殺傷した際も、アメリカが対北朝鮮の抑えである韓国の意向を強く咎められなかったために日本は韓国側の要求を受け入れざるを得ませんでした。

現代でも、アメリカによる安全保障を失えば同じ状況になる以上、アメリカ様の意向に逆らう事はできず、戦争などでの度重なる資金提供やイラク派遣のような人的支援、アメリカに有利な国際世論への働きかけ、思いやり予算、年次改革要望書に基づく構造改革といった要求を受け入れ従属関係を続けています。

現行憲法は究極的な意味で日本人の生存と自由の権利を否定しているのです。

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