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愛の実践の法⑥

2.家庭内ユートピア
 ① 家庭が幸せの原点

 家庭というのは私たちの生活の原点です。

 この家庭を抜きにして人生は語れません。

 どんなに社会で知名度があっても、会社で多くの部下を従えていても、その方の家庭が不幸なものであったなら、その方は挫折した時に再び立ち上がる気力を得ることはもうないでしょう。

 家庭というのは、人生における勤労への出発地であり、疲れて帰る憩いの場でもあるのです。

 ここがまず心地良い、心が休まる場になっていなければなりません。

 そうでないと、私たちが人生を輝かせることは困難なことになってしまいますから。

 私たちは誰でも幸せに暮らしたいのです。これに例外はないでしょう。

 だったら、まず基本的な居場所を居心地よく整えることが必要ですね。

 この点において、仕事優先とか、芸のためなら家庭を捨てるなどは言い訳にしか過ぎないことを知ってください。

 家庭には少なくとも誰かの家族がいるはずです。自分はいいとしても、家族まで不幸にして良いのか? それを考えなければなりません。

 家庭をまずは幸せなものにすることです。そこからすべては始まります。

 仕事やその他のことは、その後でいいのです。家庭さえも幸せにできない者が社会に出ても大して役には立たないのですから。

 家庭をまずは幸せなものにすること。このことを良く心に収めてください。

 そこから私たちの本当の幸せは始まっていくのです。ここが出発点なのですよ!


 さあ、では家庭を幸せなものにするために必要なことは何ですか?

 お金?、豪邸?、高級車? いいえ、そんなものは誰でも手に入らないし、そんなものがなくても幸せにはなれます!

 幸せな家庭ってどんな家庭ですか?

 どんなに豪邸に住んでお金が有り余っていても、家族が仲が悪くて喧嘩ばかりしていたら幸せですか? お互いに罵り合って顔も見ようとしなくて幸せがありますか?

 逆に、片親で生活保護を受けていても、親子が愛し合い支え合って助け合って暮らせれば幸せな生活なのです。

 私たちは物質的な生活に目を奪われすぎるのです。衣食住にさえ困らなければそれでいいと思えば、気が楽になりますよ。

 無いものを求めるのではなく、与えられたものに感謝する生活をしっかりと行いましょう!

 幸せとは家族が愛により心を通わせて助け合って暮らすことですよ!

 こんな当たり前のことさえ見失っているのが現代人なのですよ。家庭を振り返りましょう。

 家族は誰もが明るく元気に仲良く暮らしていますか?

 たまに外で落ち込むこともあるでしょうけれど、家族が慰めていたわっていますか?

 どんなことがあっても家族を信じてあげていますか?

 自分が平凡なのは家庭環境が悪いせいだと思ってはいませんか?

 会社などで嫌なことや辛いことがあって家庭に帰ってから、家族に辛く当たることはないですか?

 家族が機嫌が悪かったり、粗暴なことをしていたら無条件に叱ったりしていませんか? 相手の気持ちを察して慰めてあげようと努力していますか?

 こうしたことに一つでも心当たりがあるなら、まだまだ家庭内においてやるべきことがあるのですよ。

 家族は誰もが同じ家に同居する仲間たちなのですよ。仲間意識をもっと持たなければなりません。

 親子関係とか教育の問題とかいろいろあるでしょうけれど、だから幸せに暮らせないという理由など何もありません。

 家庭とは家族が幸せに暮らす場なのです。そのために家庭があるのです。これを叶えるには愛し合い、支え合うことです。

 家族さえ愛せなくて誰を愛せるでしょうか?

 あなたのもっとも縁ある人達、それが家族であり、身近な幸せを共有すべき人達なのですよ。

 家庭内にユートピアを築いてください!

 それが何よりも優先することです。家族を気遣い、労り、支え合って暮らすのです。

 そうすれば否応なく心は通い合います。

 外で疲れても、嫌なことがあっても、家庭に帰れば安らぎ憩えます。それが家庭のあるべき姿ですよ。

 そのために、家庭において愛の行いを絶えず続けることです。

 家庭内にユートピアを築くのは、家族皆んなの愛の行いなのです!

 家庭においては、どんなことがあっても愛でない行いは表さないことです。

 家庭では誰もが愛の行いをすることを心がけて皆んなで頑張ることです。

 皆んなが愛の行いしかしなければ、私たちは家庭で嫌な思いをすることはないし、逆に癒されて励まされます。

 たとえ何があっても、愛の行いを忘れないことです。これが家庭内ユートピアを現実にするのですから!

 愛の行いとは、具体的に言うと、家族を気遣う。疲れているようなら労いの言葉をかけて優しく接してあげることです。

 家族の言うことは真剣に聞いてあげること。アドバイスできることは優しくそれとなく教えてあげることです。

 皆んなでいる時は明るく良い雰囲気で居られるように皆んなが務めること。良い雰囲気を醸し出すことです。

 生活のレベルは人それぞれです。決して他の家を羨ましがらないこと。自分たちの今の生活が安寧なことを皆んなで感謝することです。

 家族に迷惑をかけるようなことは極力避けること。でも誰かが困っていたら皆んなで助けることです。

 こうしたことを当たり前のようにできる家庭こそが家庭内ユートピアですよ!

 これを現実にできたら、もうあなたの幸せは半分は実現できたのと同じことですよ。

 家庭における愛の実践こそ、基本でありもっとも効果的なことでもあるのです。

 家庭内ユートピアを現実にしましょう。それがあなたを本当の幸せに導く第一歩なのですから!


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