愛を放つということの意味

　愛を放つということがなかなか分かりにくい人もおられることと思います。

　しかし、地球を救うためには私たちが愛を放つ必要があります。それで、今回は愛を放つということの意味について解説をしてみたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

　私たち生命とは肉体が生きているだけではなく、その中に肉体を動かして自由意思で生きるための生命というエネルギーが宿っています。

　この生命のエネルギーこそが私たちの本質であり、死んだら肉体を離れてエネルギー状態の霊にと形態を移行するだけで、本質である生命は何も変化することなく永遠に存続します。

　さて、私たち生命というエネルギーは単に肉体を動かすだけではなく、思いや思考ということを絶えず行っています。

　この思うということは、エネルギー的に見るとどういうことかというと、思いというエネルギー波を発しているのです。

　もちろん思考も同じことです。すべてはエネルギーの活動であり、それはエネルギーを発することにより行われるのです。

　エネルギーとはエネルギーを受けたり発したりして、エネルギーの授受を行うことが活動そのものであるわけなのです。

　しかし、その総和は系の中で保存されます。決して消えることなく総和は変わることはないのです。

　そして、エネルギーとは元々分離したものではなく広く分布してその密度を変えたり、変化しながら流れていくものなのです。

　私たち生命がエネルギーという本質を持つものであるならば、それは私たちが感じているような別々の存在として独立して存在することはないのです。

　エネルギーとは全宇宙に遍満するものであり、その中に私たちという一つの個性的な光が密度を持って存在したということです。

　分かるでしょうか？

　根元のエネルギーが存在して、その中に宇宙という場ができて、その中に無数の生命というエネルギーが個性化したに過ぎないのです。

　個性化とは別の存在として存在するわけではなく、全体のエネルギーの一部分が密度を濃くして個性的なエネルギーの磁場を作ったに過ぎません。

　このことを理解してください。

　すべては根元なるエネルギーの一部分が個性化して特殊な磁場を形成しただけのことなのです。

　それを生命と呼び、その意味で生命でないものはどこにも存在しないというのが真実なのです。

　そして、それぞれの生命には役割が与えられており、宇宙を形成する生命もあれば、星雲や恒星や惑星を形成する生命もあります。

　私たち地球に生きる人間とは、惑星という生命体の中で肉体を借りて自由に生きることを目的とする生命です。

　では、自由に生きることにより何を求められているのか？　私たちのそもそも存在意義とは何なのか？

　根元なるエネルギーはすべてを併せ持つ存在であり何も不足なものもなく、何を期待されて私たちを生み出されたのでしょうか？

　それは無限の可能性だとわたしは思います。

　根元のエネルギーが無数の生命に分かれて無数の場で無数の生態を演じることに目的があるのだと思います。

　その無数の多様性こそ、宇宙の目的なのではないでしょうか？

　そして、その中ではさまざまなドラマが繰り広げられていくのです。

　私たちは地球という星の中で人類の文明を築いています。

　私たちが築いた文明とは、今はとても冷たく厳しい文明になってしまっています。

　人々は戦争などにより争い、傷つけ合って憎しみが連鎖しています。

　地球の環境もさんざん破壊されて修復が困難になっています。

　こんな地球にしたのは私たち人類です。

　私たちが自分たちのことしか考えずに他の人を敵と見て争ってきた歴史の産物なのです。

　個として、他の存在を自分とは異なる存在だと認識してきたからです。

　真実は私たち生命とは、根元なるエネルギーの一部分であり、それは万象万物がそうなのです。

　だったら、敵対するすることなど自分の中で自分を痛めつけているだけのことなのです。

　私たちはもう真実の目を持ってあるべき姿に立ち返らなければなりません。

　そうしないともう地球が破壊されてしまうからです。もう猶予がありません。

　では、そのためには何をしなければならないのか？

　それを愛の行いを皆んながすることだと言いました。

　それは正しいのですが、なぜそうしなければいけないのかを説明いたします。

　それは、私たちは根元のエネルギーの一部分であるからです。このことに尽きるのです。

　エネルギーとは全体で一つのものであり、系によって変化をしますが、収支は変わることなく保存されて循環するものだからです。

　

　エネルギーとは減衰も消滅もしませんから、部分の中での授受はありますが、全体としては収支は一定です。

　それは循環しているからです。エネルギーとは系の中で循環するものだからです。

　よって、私たち生命エネルギーの活動とは自分固有のエネルギーとして何かを発信して、そのために必要なエネルギーを補給するということを繰り返します。

　そして、光とは進み、闇とは光がないという状態のことです。

　私たちがやるべきこと、それは光としてエネルギーを返していくことです。

　私たちが返したエネルギーはまた何かに使われていきます。

　しかし、返そうとしないと闇に飲まれてしまうのです。

　生命とは、根元のエネルギーより補給を受けて、自分の個性的な光としてエネルギーを返していく存在なのです。

　それであってこそ、系の中で循環して生命という存在としての役割を果たすのです。

　私たちが今、地球で行なっていることはどんなことですか？

　自分だけのことを考えて他を顧みないという生き方はどうですか？

　光を返していますか？

　光を返すとは、個性を輝かせて生きることです。

　それは自分だけではダメです。他の生命と共に光る時に個性は美しく輝くのです。

　なぜなら私たちの存在の前提は他の生命たちと共存だからです。

　根元から分かれたエネルギーが単独で存在していても仕方ないのです。無数の分かれたエネルギーと共に独自の個性的な光を競演してこその個性の光なのですから。

　結論としては、私たちは自分だけのことを考えて生きるのではなく、他の人々と共存することなのです。

　そして、そのために何が必要となるかというと、愛という結びつくエネルギーです。

　愛というエネルギーは、その性質が人々を喜ばせるエネルギーであり、それに人々は群がってくるのです。

　そして、お互いに愛を与え合うことにより、お互いが喜び楽しく共存できるのです。

　この時に、私たちは単なる一つの部分ではなく、融合した光の束として根元へとエネルギーを返していくのです。

　

　では、光を返すために私たちは具体的にどうすればいいのか？

　それが愛を放つということなのです！

　愛という人々を喜ばせて幸せにするエネルギーを光として発する事です。それが愛を放つということです。

　そのためには、周りに関心を持ち周りが良くなってほしいと愛の気持ちからの行動をしなければなりません。

　相手に対して、あるいは環境や社会に対して良くなってほしいと願ってそのための行動を起こすことです。

　すると、それを見た人は愛が眩しく映り、その輝きに魅了されます。

　愛とは元々そのような輝きを持つエネルギーであるからです。

　他の人に眩しく見られるほどに愛の行いをする時にあなたからは愛が放たれているのです！

　このような光に人々は寄ってきますし、それに共鳴して愛は広がっていきます。

　こうして光の束となり、光が返っていくのです。

　

　どうして愛でないといけないのでしょうか？

　それは愛こそが他の生命と結びつくエネルギーであるからです。

　愛により生命は結び合い、お互いの光を束ねることができるのです。

　多くの人のエネルギーが共鳴して束ねたものを集合意識と呼びますが、この集合意識が光になれば大きな光として根源のエネルギーへと返っていくのです。

　光とは根源のエネルギーへと返ることのできるエネルギーのことであり、それはどのように生じさせるのかというと、個々の生命が自分の個性ある愛を放つときに生じるのです。

　つまり、自分という個性を通して独自の愛を周りへと与えるときにあなたの愛が放たれます。

　この放たれた愛は強い光として他の生命たちの光と共に束になって根源のエネルギーへと返っていくのです。

　

　ですから、愛を放つことにより始まります。愛を放てなければ何も始まりません。

　具体的には、愛の気持ちを持っていてもそれを使おうとしなければ愛は放たれません。

　たとえば、世界には恵まれない子供たちが悲惨な生活を余儀なくされていますが、これを可哀想だと思うだけでは何も変わりません。

　あなたの愛の気持ちを行いとして与えることが必要なのです。

　困っている人を見たら、声をかけてあげて助けようと行動しなければその方は助けられないように、愛はあなたがそれを行いとして表したときに初めて周りに光として届くのです。

　そして、周りの人を嬉しくさせて、自分にも愛が返ってくるかもしれませんね。

　この愛の行いを誰もがお互いに行うときに光が満ちて世界を薔薇色に変えていくのです。

　私たちは自分の愛の気持ちを自分なりに愛の行いとして周りへと表していくだけのことです。

　誰にも笑顔で接して、愛の思いからの労いの言葉をかけてあげて、相手が助かるようなことを進んで行うときにあなたから愛の行いが為されて愛が放たれていくのです。

　この愛を放つ人が多く出てきて、その人たちの光が共鳴して世界はだんだんとユートピアへと変わっていきます。

　そして、私たちの闇の想念エネルギーで苦しめられている地球も蘇っていきます。

　私たちが現在、集合意識として放っているのは闇の想念、すなわち愛のない波動だからです。

　愛のないところに闇ができます。闇とは光の不在であり、愛の欠如です。

　闇を消すには、愛によって光を灯すことです。すると光に触れて闇は消えるしかないのです。

　私たちの地球に私たちの光を灯せば闇は晴れて光のエネルギーが満ち、地球は蘇ります。

　そのためには私たち個人々々が愛を放つことなのです。すると、自動的に多くの光が共鳴して光の集合意識が形成されて地球を覆う闇の想念エネルギーを消してくれるのです。

　どうでしょうか？

　愛を放つという意味が理解していただけたでしょうか？

　愛など関係ないと思う気持ちも分からないではないですが、真実は逆で愛こそがすべてを叶えるものであり、ただその愛は必ず放たれなければならないのです。

　思っているだけではダメです。祈っているだけでもダメですから、あなたという個性に照らして、あなたの愛の行いとして表してほしいのです。

　それは何も難しいことではなく、具体的にはあなたらしく愛を周りに与えることです。

　笑顔を絶やさずに愛の思いのこもった言葉を発して、誰にも優しくして、誰か困っている人を見たら何でもしてあげて、環境にも配慮して、ゴミ拾いや草取りを率先してやり、とにかくあなたの愛を気持ちを行いとして行動する時にあなたから愛が放たれていくのです。

　これを忘れないでください。そして、勇気を出して行動してください。

　あなたの愛がやがては地球を救います。

　是非、あなたの個性溢れる愛の行いをお願いいたします。

　フェニックス・プロジェクトは、一日一愛運動という毎日何か一つは愛の行いをしましょうという運動も企画しています。

　どうか皆さんの参加をお願いします。皆んなで励まし合って愛を放ち地球を救いましょう！

　よろしくお願いします。

　以下に、地球神霊からのお言葉をいただきますので、よろしくお願いします。

　皆さま、こんにちは。またここに私たち地球の言葉を表せることに感謝いたします。

　私たち地球は地球という惑星を作り、その中を生物の棲めるような環境に整えて、あなた方のような高度な知性を持つ生命の学びの場を提供することだけに長らく専心してきたのです。

　もう４６億年も過ぎてしまったのかという思いです。

　あなた方がこの地球に棲み始めてから３億年余りになります。

　あなた方がこの地球で生き延びることも大変なことだったのですよ。

　当時の地球にはまだまだ荒々しい環境が残っていて有害な宇宙線も降り注ぎ、いくたびあなた方の存続の危機があったことか知れません。

　それでも九次元霊の方たちやスペースエンジェルたちの協力もあって、何とかこれほど多くの人が地球で共に学ぶことができるようになったのです。

　そのことを思うとつい昨日のことのように感慨にふけてしまいます。

　しかし、長い学びの中には楽しいことばかりではありませんでした。

　あなた方はルシという魔の誘惑も受けて、いつも自分の心を問われる運命に逢い、そのたびに涙することも多かったのです。

　学ぶということは失敗をも含みます。いいえ、失敗こそが学びの宝庫であるとも言えるのです。

　あなた方がこれまで学ぼうとしてまだ学びきれていないものを学ばせてあげたい。それが私たち地球の願いなのです。

　そのためなら、たとえこの地球という惑星ごと砕けても仕方がないと覚悟して見守ってまいりました。

　そして、この最後の最後の機会を与えられて、私たち地球は皆さまと共にアセンションしたいとオームさまに申し出ました。

　私たちのことよりも、あなた方が何とか五次元へと飛躍するためのきっかけを得てほしいと、それだけを願ってのことです。

　もう残念ながらこのままでは地球という惑星を存続させることは叶いません。

　どうか、この水瓶座の最後の機会を成功させて、皆さまと共に晴れの五次元の地球を蘇らせて、そこでまた新しい学びをしていただきたいと思うのです。

　地球に生きるすべての人々、それが我が子たちです。

　我が子たちに呼び掛けます。

　これから五次元へといっしょに上がりましょう。

　誰も残していきたくはないのです。

　皆んなで私たち地球と共にアセンションしましょう。

　それが我が子たちと私たち地球との家族の約束ですよ。

　争うのはやめて、共に愛してお互いを認め合い、支え合って平和に共存するのです。

　それだけのことなのですから、あなた方、地球の我が子たちなら必ずできます。

　私たち地球は疑いなく信じています。我が子たちと共に幸せにアセンションする姿を。

　我が子たち、地球に生きる皆さま。

　どうかこの光の言葉に気づいてください。

　そして、あなたの愛の光を灯してください。

　そうすれば願いは必ず叶います。

　私たち地球はいつも見守って導いています。

　たとえ一時的に悲惨な光景を目にすることがあってもそれに負けてはなりません。

　我が子たちよ。

　あなたの愛の光を惜しみなく周りに光らせてください。

　ただそれだけのことが世界を変えて、地球を救い、アセンションを叶えます。

　あなたの愛を惜しみなく放って共に救われましょう。

　いつも信じています。

　我が子たちの勇ましい姿を。

　五次元へと光り輝く地球をいっしょに実現させましょう。

　それが我が子と私たち地球の約束ですよ。

　

　私たちはあなた方が愛によりお互いに許し合い助け合う姿が見たいのです。

　いつも反対のことが多かった地球の歴史の中で、愛という麗しい光に包まれた黄金の時代が来るのですよ。

　あなた方が学ぶべきことがそれであり、そのために私たち地球の役割もあったのです。

　あなた方と共に愛の星を実現することです。

　この青くて美しい星を我が子たちの愛の麗しい光で包んで五次元へとアセンションすることです。

　もうその時が来ました。

　さあ、もう立ち上がりあなたの愛で周りを満たしてください。

　まだ少しも遅くはありません。

　やがては地上は愛の光の洪水になることでしょう。

　それを私たちと共に叶えましょう。あなたの愛により。

　地球の我が子たちの奮起を待っています。

　あなたの愛こそがすべてを叶えるのですよ。

　叶えましょう。

　私たち地球との約束を。

　それが今なのですよ。

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