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子育て中のエンジニアが告白:Ruby Silver取得までの挫折と復活の軌跡

はじめに

ツクリンク株式会社のRailsエンジニア佐山です。
2023年9月にRuby技術者認定試験「Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver version 3」(通称:Ruby Silver)を受験して、82点で無事合格しました。なおこの手の記事はググれば沢山出てくるので生後9ヶ月を子育て中でも取得できましたよーという内容を書いていこうと思います。

なお今回の試験は弊社の「スキルアップ支援制度」を利用しており、受験料・参考書代は負担いただいております(感謝)

取得動機

業務で約1年半にわたりRubyのコードを書いてきましたが、ツクリンクのサービス自体が10年以上続いているということもあり、先人のエンジニア方々のコードを参考によしなにコードを書いていることが少なからずあるなと思っていました。そんな想いを抱いていた際に、同僚のエンジニアからRuby Silver取得を目指して勉強しないかと声を掛けていただいたことをきっかけに、この辺りで一度Rubyの知識をしっかり身につけるべきだと思ったのが理由です。

限られた時間の中での勉強

平日の朝業務前の1時間程を使って学習を進め、最終的に2ヶ月弱程勉強したかと思います。
他のRuby Silverの合格記事を読むと「1日2時間で週末含めて2週間勉強しました!」みたいなのが多いなと個人的に思ったんですが、子育て中は1日2時間を捻出するのも割と難しい。。。
勤務後にやればいいじゃん!って声もあるかと思いますが、子供に夜中、早朝に起こされることが多々あり勤務後はもうとにかく眠い。眠い状態で学習するのは効率が悪いと個人的に思っているので必然的にまだ体力がある朝に学習することにしました。

学習方法はこれもググればいくらでも出てきますが、自分は下記の記事の勉強方法を参考にして行っていました。

念の為下記に使用した教材と問題集を記載しておきます。

一度不合格になった経緯

実は2023年8月にも一度受験しており、その際は68点で不合格でした。。。
自分の中では限られた時間の中でやれることはやったなという感触はあったんですが、今思えば少ない時間で少しでも効率よく学習を行おうと思ったのが裏目に出てしまい勉強方法が偏っていたんだと思います。

最初の受験前の勉強方法は、とにかくひたすら問題集を解きまくることでした。問題集を解いてみて分からなかったところは教材を見たりネットで調べたりということを行っていき、最終的に問題集では90点以上取れるようにはなりました。
ただ実際の試験問題では問題集で出てこない分野の問題も体感で1/3位はある印象だったのでこの学習方法では全ての試験範囲を網羅するには不十分でした。

また試験に合格するという目的が強くなってしまい、当初の取得動機のRubyを体系的に学びたいという目標から方向がずれていることに気が付いたので学習方法を見直して再受験することを不合格直後、悲しみのカツカレーを食べている際に決めました。(不合格でもカツカレーはとても美味しかったです)

不合格から巻き返すために行ったこと

再受験前に一番重点を置いたのが、Ruby技術者試験合格教本をしっかり読む込むことです。実は最初の受験時はいきなり問題集から入っていたので教材の内容をほとんど読んでおりませんでした。したがってこの教材を大事なところには線を引きながら3回じっくり読みました。実際この教材を読んでいる時に、あ、試験問題で出てたやつだー!というところがちらほらあったのでこれはやっておいて本当に良かったです。
その後、最後の仕上げに問題集を試験の3日前から解いていきました。(元々問題集は最初の試験前にかなり解いていて慣れている部分もあったので)

そしてもう一つ見直したのが、睡眠時間です。普段は0時前後に就寝していたんですが、それだと夜中子供に起こされたりして睡眠時間が4〜5時間くらいになり常に眠い状態が続いていました。そのため試験一週間前から22時前後には就寝するようにして睡眠時間を多く確保して脳が少しでも働くようにしました。

最後に

再受験で落ちたらどうしようかというプレッシャーもあったので、無事合格出来て一安心でした。
今回の受験を通して自分の教訓となったのは、教材・ドキュメントは最初にしっかり読むことです。資格勉強に限らず、コードを書く際でも改めて肝に銘じておきます。

今後はRuby Goldも受験予定なのでまた受験した際に記事を書きたいと思います。

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