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【アラ還セカンドライフ#13】"Sexy"のひとことがアイスブレーカーとなる

初対面で悪い印象がなかったことから安心感が生まれ面会前よりもずっとうちとけてきました。面会後、わたしを気に入ってくれたことはなんとなく伝わってきますが、こちらに恋愛感情はまるでわいてません。

でも、会話のキャッチボールがスムーズで楽しいの一点でも友だちとして合格です。

毎週金曜日の夕方、わたしはOPGなる集まりにでかけます。

そのため金曜の夜はほろ酔い気分なことが多いのです。いい気分で帰宅したところに彼からメッセージが届きました。

(注:二人の会話は英語なので以下はわたしの翻訳です)

👶🏻「あなたはかわいくて、おもしろくて、DIYのパートナーとしてもイケそうだし料理も得意……あとなにかな?セクシーさが加われば最強…🤣😝」

👸 「……はっ?あなたセクシーな人好みだったの?」

面会前の彼なら、きっと放っていない言葉だと感じました。

👶🏻「えっ?ボク? いや、あの、その性的にというより……たぶんいろんな意味でのセクシーさのことです」

👸 「おっと。イエローカード! 警告します。それセクハラよ!😤

冗談です。少なくともわたしは男性が女性に性的魅力を求めるのは自然なことだと思っています🤣🤣 」

👶🏻「話の流れでした〜🤷🏻‍♂️ 人は誰しも好きな人を前にすれば、相手のちょっとしたしぐさや言動のなかに「セクシーさ」をみつけることができますからね」

とあわてて取り繕った感じの返事!

👸「確かにそうですね。でもあなた、最初の結婚で見かけの美しさに惹かれて失敗したのですよね。良いレッスンになりましたね」

彼が温厚でとても穏やかな性格とわかったので、ぐいぐいと辛辣にイジメてみる発言をしてみた。😂 するとマジ素直な直球で返してくる。

👶🏻「はい、最初の結婚でボクはほんとうにたいせつなことを学びました」

👸「でもね、外見的美しさはともかく60過ぎたからといって"女性らしさ"をあきらめてはいけないとわたしは思っているので、あなたのいうことわかりますよ」

👶🏻「えっ?あなた60過ぎてるの?!(冗談🤣)

あなたは60過ぎとは思えないほど美しくてセクシーです。(セクハラの意味ではなくいい意味で)」

👸「イエローカードって言われたからと、それほど警戒しなくても大丈夫よ。わたしは夫以外の男性を知らない保守的な女性ですけど、学びを得て今はオープンマインドに生まれ変わっていますから」

たまたま、彼が"セクシー"という言葉を使ったことがアイスブレーカーとなり、その流れに乗って一気にオトナな会話ができる雰囲気になり、その学びについて彼に話しました。

この内容です。

60を過ぎても、これからもずっとビキニライフを楽しもうと思っていること、かつて夫とビキニで大喧嘩したエピソードです。

彼はその話が、とてもいいストーリーだと食い付きました。😂

そして、そんなおかしな夫婦だったけど、ある意味これほどバカバカしい喧嘩ができる関係が今となっては懐かしくてとても恋しいという話をしました。わがままな夫でしたが、新しい家に引っ越したらこれまで日々走り回ってきたわたしにプリンセスライフを約束していたのにそれを果たさずに死んでしまったことも。

こんなメッセージのやりとりの後、彼はわたしのことをプリンセスと呼ぶようになりました。

👶🏻「ご主人はいなくなったけど、プリンセスになるにふさわしい人生を歩んできたあなたが、それをあきらめる必要はないと思います。あなたのダンナさまのようにあなたを心から愛し、プリンセスにしてくれるプリンスをみつければいいだけのことです。"友だち"の私は心から応援します」

👸「あっ、あなたは誤解しているようですが、夫はわたしを死ぬまで愛してくれましたけど、彼はプリンスではなくて亡くなるまでキングで、わたしは召使いでしたよ🤣

それにしても、あなたはソーシャルワーカーだけあり、模範解答のような受け答えのできる人ですね。女性をちやほやすること得意そうです」

👶🏻「まさか。ご存知のように無口なので女性をちやほやさせるなんて無理です。それに、私はとても寄り好みが激しいため、特別な女性("certain kind" )にしか反応示しません。 (I am a little quiet and picky.)」

このあたりから、彼がわたしのことをプリンセスと呼ぶのでわたしは彼をQuiet Picky(静かで寄り好みする)の頭文字をちょうだいしてMr. QPと呼ぶことにしました。

👸「"CERTAIN KIND!!"あなたのいう特別な女性の定義はなんですか?」

👶🏻「いろいろな要素があると思います。まず身体的に魅力的なことはもちろんですが、それ以上に感情や知的な魅力を秘め、もっと知りたいと思わせる人、一緒にいてリラックスでき自分らしくいられる人かな」

👸「素晴らしい回答ね」

👶🏻「だから、あなたのこと気に入っています」

👸「ありがとう。でもね、わたしにはマッチでの出会いで残念な経験があるの。彼をとっても気に入って半年もメッセージやビデオチャットでお付き合いしていたのに会ってみたら、ぜんぜんビビッとこなくてだめだったのよ。だから理屈じゃないのよね。わたしの感情に問題があるのかと心配もしています」

👶🏻「私たちは成熟した大人で良くも悪しくも賢くなっていますからね。若いころのようにただ燃え上がることもない。考えるからこそ落ちない部分もあると思います。まぁ、そのうちわかるでしょう。

ともかく、私はとても忍耐強い人間ですからあなたに対してプレッシャーはかけずに良い友だちになれることを望んでいます。プリンセスが私に恋してキスしたいと思わない限りはね🤣」

こんな調子で会話はとっても楽しくて、エンドレスに続きます。

同時に日常のたわいないことも織り交ぜるので、お互いの家族のことや暮らしぶりもわかってきて、初対面から2週間の間にふたりの距離感はどんどん縮まっていきました。

そして、2度目にまた来てくれたときは、お互いの緊張もとけて初対面よりもずっとリラックスして会話を楽しめました。ちょうど彼が年末に予定している旅の計画をエージェントに頼んであったので、旅の話もたくさんしました。


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