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袖振り合うも他生の縁(オープン社内報#126)

以前弊社の株主だったパソナの南部代表に、
こんな話を直接してもらったことがありました。
「袖と袖が触れ合うくらいの関係から、
重要なことや大きなことに発展することがある。
だからご縁を大切にしてきた。」
私にとって、
この言葉は今でも私の中に生きています。
今日はそんなお話を書いてみようと思います。

言葉の意味

この考えは仏教の世界で信じられているものです。

「袖振り合うも他生の縁」は、知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるという意味です。「多生」とは、六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味で、「多生の縁」は、前世で結ばれた因縁のこと。人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに由来します。「袖振り合うも他生の縁」とも書きます。この言葉は仏教の教えに由来することわざです

Copilot(プレビュー版)に言葉の起源を質問

どんな出会いにも意味がある。
前世や来世でも繋がるご縁もあるってこと。
だから、その出会いに向き合って大切にしよう。
という意味です。
この言葉の意味を考えると
これまでの不思議な体験を思い出します。

不思議なご縁

仏教とかいうと
スピリチャルな話ではありますが、
皆さんにも体験ないでしょうか?

「前世であってるよね多分!?」
みたいな会話をしたことや、
「まさかあの日の出会いがこんなことになるなんてね!?」
的な会話など。

この出会いは不思議だなー。
ご縁だなー。
そんなことを話した経験ありますよね?

先週の金曜日の出来事を共有します。
午後から東京へ出張でした。
2つの訪問先がありました。

訪問先①:過去メンタープログラムで大変お世話になった、創業支援を積極的に行う会計士と近況報告・協業相談のため訪問。
訪問先②:起業家グループの仲間。直近セミナーでもばったり。ビジネスも一緒にやろうと盛り上がっていた方へ訪問。

それぞれすでに、
とても気ごころ知れた関係な気がしていて、
出会って1年足らず、数か月足らずと短いにもかかわらず、
懐に入って会話できる関係がとても
不思議だと思ってました。

そして、、、
訪問先①と訪問先②の人たちもそれぞれ、
がっつり繋がっていた事実に驚きました。
それ以外にも話せば話すほど
人と人のご縁・接点が多すぎて
本当に不思議な世の中だ。
なぜ世界人口は70億人もいるのに、
こんなにもご縁の繋がりが存在するのか。
世間は狭い。
一瞬そう感じました。
いや、狭いのではなく
このご縁というのは
人生ストーリーの中の
折り込み済事項なのではないか?
そう捉えれば、
些細なご縁を大切にするのは的を得た行動だと。
ご縁にはいつも驚かされますが、
前述を意識していればなるほどね。
となりますよね。

ご縁を大切に

その東京出張の3つ目のイベントは、
私がサラリーマン時代の
同僚や上司の皆様との懇親会でした。
もう10年弱になります。
本当に久々の方々とも再開できました。
当時PCやWindowsを担当していた部署の皆様と
久々に楽しい時間を過ごすことができました。
そのまま同じ会社で働いている方も、
転職された方も、
独自の道を歩まれた方も、
それぞれが素晴らしい人生を歩まれており、
活き活きした目でお話をされていました。
そういった方々と
お仕事ができていたこと、
本当にいい環境だったんだなとしみじみしました。
ああ、あそこはこういったご縁の塊であり、
自分を成長させてくれる
素晴らしい環境だったんだ。
と、感謝を感じました。
この方々とのご縁は、
今後も大切にしていこうと思いましたし、
これは自分の人生のストーリーの中で
とても重要なご縁なのであり、
自分の人生の中で切らすことなく、
大切にしていこう。
そう思いました。

最後に

袖振り合うも他生の縁。
皆様。いかがでしょうか?

今、私たちは同じ会社で、
一緒に働いています。
当たり前と思っているかもしれませんが、
これは確率論でいえば、
70億分の1の奇跡的な出会いであり、
このご縁は本当に尊いものであります。
会社の仲間は、
本当に濃いご縁で繋がっているのだなと。
私はそう感じます。

ちなみに、人とのご縁においては
悪いご縁も存在しますよね。
あいつはどうしようもないが、
腐れ縁だ。
って割り切った付き合いもあったり、
「つまずく石も縁の端」
という言葉もあったり。
それでもそのご縁は、
結果的に自分を成長させますし、
縁というのはそういうものも含みである。
この事も考えています。

ご縁を大切に!
明日からも成長していきましょう!

以上になります。
今週もご購読ありがとうございました!

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