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自分らしくを突き詰めていって、自分を大切にすることだけを目標にしてたら、チームワークがうまくなった話


私はとにかくチームワークが苦手だ
今思い返せば、
子供の頃からチームワークで楽しかったことは一度もない。
行事当日は思いっきり楽しめないし、
文化祭では準備段階でストレスがマックスだ
なんとかやり過ごしてきた

やり過ごしては来たけれど、
会議の時になると気が重いし、
チームを組んで仕事をするとめんどくさいなと感じる
やり過ごしてきただけで、解決策を見つけたわけでも
得意になったわけでもない
ただ嫌だなと思う感情に蓋をしていただけだった
だから同じ状況がやってくると、嫌な気持ちもやってくる


30歳でストレスが一杯になってしまった

児童相談所の職員とは、一人のようで完全にチーム作業だ
臨時でうちの施設にやってくる若者は大人をよく見ている


誰にどう言えば、自分の意見が通りやすいのかをよく知っている
こっちが何か言えば、また新しい言い訳を考えてくる
たとえ自分がやっとの思いで若者と何か取り決めしても
次の日には別の職員が知ってか知らずか、
私のした取り決めの上書を勝手にしてくる
だ・か・ら
チームワークは嫌いなんだよ…と一人でぼやく


若者との会話はなかなか前に進まない
一歩進んだかと思えば、何歩も後ろに下がる
イラっとすることもあるけれど、
もうそんな感情はもうだいぶ前にどこかに置いて気がする
若者との関りは新しい発見の連続だ

あれ?
若者との関りではそんなにストレスを感じていないことに気が付いた

だが問題は大人側だ
今まで何度も人間関係で仕事を辞めたことか…
若者とのコミュニケーションと大人とのコミュニケーションでは
何が違うのだろうか


相手にも自分にも厳し過ぎて、自分らしさを忘れてしまっていた

私は理想の自分とは何かがわからないまま、もっともっと頑張らないと理想の自分に近づけないと思っていた

いつもしんどそうにしていて、近づきにくくて、話しにくい人に
私はなりたかったわけではないのに
どんどん自分からなりたい自分とは反対の自分になるために突き進んでいた

若者といる時は、余裕のあるリラックスした大人でありたいと思っていたのでそこだけを意識して接していた。これがなりたい私だと気が付いた
他の大人の前で、私はすごく気を張って
しっかりした大人にみられるように無駄な努力をしていた
努力をしている割には、自分らしさを見失いとても疲れていた
これを空回りと呼ぶに違いない


ある日からどんな時でも、
余裕のあるリラックスした話しかけやすい、優しい人になろうと決めた
子どもの前でも、大人の前でも同じ自分になる努力をして
自分らしくだけを突き詰めていった
ストレスにならないように、自分らしさが崩れそうな時は一番に自分だけを考えて自分を大切にすることだけに努めた


なんだろう、居心地がよくなってきた

不思議なことが起き始めた
あんなに嫌だった会議も、休憩室での会話も
そんなに嫌じゃないと感じるようになってきた


休憩しながらコーヒーを飲みながら
肩の力を抜くってこういうことなのかなと、
力の抜き方がわからなくて
苦しんでいた過去の自分に教えてあげたいな




Chisato



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