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新酒のんでみた

今年の新酒ワイン3種類、飲んでみました。

まず、いただいたのが「山梨ヌーボー」甲州ワインです。

■シャトー酒折ワイナリー 甲州にごり 甲府地区 2020
紀ノ國屋さんで購入。甘口ですが、キレイな印象です。
昨年飲んだ時に、澱の香りが気になったように思ったので、今年は冷蔵庫で1週間休ませて、にごりを落ち着かせてから、あけてみました。それが良かったのか、昨年より美味しく感じました。
甘口なので、食中酒としてではなく、食後にデザートワインといていただきました。そのときお伴にしたのが、セブンイレブンで気になって買ってあった韓国の「ハニーバターアーモンド」です。ワインのフルーティーな香りと、穏やかなハニーバターの香りやアーモンドの香ばしさが合いました!

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ちなみに、近所で「甲州」ぶどうを見つけたので、買ってみました。
かつては江戸城でのみ食べられた、特別な献上品だったとのこと。
果実を食べるのは初めてです。デラウエアより少し粒が大きくて、上品な甘みがあり、果皮まわりには酸味や渋みもありますが、いずれも穏やかです。これが、あのワインになるのねと納得。 ↓2房で280円でした。

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次は、イタリアのノヴェッロです。

■ファンティーニ ノヴェッロ ニュース 2020
日本で一番売れている「ノヴェッロ」だそうです。高島屋さんで購入。
中部イタリア、アブルッツォ州のモンテプルチアーノとサンジョベーゼのブレンドです。果実味が濃く、タンニンも感じますが、新酒らしいフレッシュ感もあって、普通の家庭料理(気分で作ったタンドリーチキンのケチャップ入り)にも違和感なくあいました。

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イタリアでは、「ノヴェッロ」は焼き栗と食べるそうですが、焼き栗が見つからなかったので、近所の果物屋さんで茹で栗を買ってきました。

「山梨ヌーボー」も「ノヴェッロ」も、先月お話しした新酒です。
「ホイリゲ」や、アルガーノの甲州ワインは、まだ飲んでません。
今年は、お店で新酒を飲むのは難しいかもしれませんね。

最後は、ボジョレー・ヌーボー。

■ジャン・ロロン ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー2020
近所の輸入食品店で購入しました。2千円台のお手頃なボジョレー・ヌーボーです。こちらのワイナリーは、家族経営ですべての畑が減農薬栽培だそうです。
かつてのキャンディの香りがはっきりするようなヌーボーではなく、色調も濃く、果実味もしっかりしていて、想像以上に「ワイン」らしくて美味しかったです。ガメイでもこんなに濃いめになるんですね。ノヴェッロも元気があっていいですが、より北でつくられた秋らしさがあり、好感がもてました。こちらはまだ飲みきってないので、もう少し楽しみます。

3種類とも、コロナ禍のなかで栽培・発酵して、流通・小売をされる各国の方々のおかげで、いただけました。今年も美味しく、収穫をお祝いする気持ちでいただけてありがたいです。
フレッシュな新酒は、来年1月~3月くらいまで楽しめるようなので、このコロナ禍に、縁あって目があった新酒があったら是非!

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