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Blue Stone Ocean "Reboot" -act.8;-BAR 小原@鹿児島・天文館-

2021年ご好評いただきました、
都内限定5店舗のBarでのTeen Spiritsオリジナルカクテルイベント
”Blue Stone Ocean”
2022年からWhiskey&Co.メンバー厳選のBarに裾野を広げていこうと思ってます。

天文館から南側、樋之口本通りを西に歩く。
繁華街から少し離れたところにひっそりと佇む
Bar小原


ドアを開けると広がるエレガントな空間、その中にある数々の可愛いランプは小原さんの優しい人柄を表しているよう。

今回は芸術的とも言える、フルーツカクテルを提供される
オーナーバーテンダーの小原さんに、カクテルへのこだわりとOnSpringについて語ってもらいました。


1、フルーツカクテル

W:
本日はよろしくお願いいたします。
やはりバー小原といったらフルーツカクテル、そのこだわりについて教えていただけますか?

小原:
フルーツの鮮度や季節感を大切にするのは、どこもされているとは思うのですが、それにプラスして
違ったテイストを加えることによって個性的なカクテルを作るように心がけています。
基本ウォッカベースで作るという考えはせずに、どのベーススピリッツが合うのか、フルーツの相性に合わせてジンとかテキーラとかを使い分けており、相性を意識、つまり、いかにアルコール感を感じさせないように意識しています。
またこの辺りでは色々なバー巡られてうちに来られるお客様も多いですので、同じフルーツ使用をしていても同じような味わいにならないようにしています。
さらに同じフルーツベースのカクテルですけど、お客様の要望や状況に応じて酸や甘みの程度を臨機応変に味わいを変えて作ることにしています。

2、バーテンダーはとても素敵な仕事

W:
今後も目標を掲げ、ますます磨きがかかっていく小原さんですが、小原さん何度もお会いしてて伺えてなかったのですが、バーテンダーを目指したきっかけってなんだったんですか?

小原:
鹿児島で学生時代に飲食店でのアルバイト時代で先輩に連れてってもらったBarで初めてお酒を出す仕事、そういう存在。そこがとても素敵なBarだった。
それが衝撃的で、ビビッときて、これが俺の仕事だって見つけてしまったのがキッカケです。
それから20歳からこの業界で働き始めました。30歳で自分のお店を構えることを目標にを挙げ、鹿児島の老舗のバーを含む2件のバー修行しました。諸々大会に出たりして、やっと自分で納得いく仕事ができるようになり、32歳でBar小原をオープンしました。
バースタイルとしてはウイスキーとカクテルは半分半分で置いています。鹿児島という土地柄、専門的なバーというよりは、モルトもカクテルも求められるお客様が多いので、両方クオリティをあげていくバーにしています。
今後はコロナ禍で失ったものを取り戻したいですね、以前のように沢山のお客様を迎えられるような環境を整えたい。また伺えていなかった新しい蒸溜所など、これから伺いたいですね。もちろん今後開設するWhiskey&Co.の蒸留所も笑


3、ジャケットと印象が合っているジン

W:
Whiskey&Co.第二弾目プロダクト「OnSpring」について印象はいかがでしょうか??

小原:
香りは熟した梅のコンポート、レモングラス由来の青い香りをスパイスに、最後に桜餅の香りがのぼる。
味は蜂蜜漬けした生姜、次第に熟した梅の華やかな甘い香りが口の中に広がる。
ピリッとした後味があるので、フルーツカクテルに
アクセントを加えてくれそうなイメージです。

香味は今話した通りなんですけど、ジン自体のイメージがジャケットと合ってるなって印象です笑
この香味だから味に合うものは何かってカクテルもあるんですけど、イメージのフィーリングを大切にしてカクテルを作成してみました。

4、On Spring Cocktails

【 All I Want 】

On Spring / アニスリキュール /
辛口ジンジャーエール/ レモンスライス

The Offspringの代表曲の一つ
「All I Want 」をイメージして創作。
歌詞に込められた『ほっといてくれ!』という
魂の叫びを刺激的な材料で表現しました。

【 オンスプ モヒート 】

On Spring / 小牧の梅酒 / 大葉/
Fever-Tree トニックウォーター

梅酒と相性の良い大葉を使い、モヒート風にアレンジ。
ライムの代わりに小牧の梅酒を使用しました。

【 スプリング ショコラ 】

On Spring / 桜リキュール
ホワイトカカオリキュール/ 生クリーム

甘くほろ苦い、春の季節をイメージした"ちょっぴり大人のデザートカクテル"
に仕上げました。



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