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ありがとう長野県

旅行が終わったら距離をおこうか。と、話していた旅行が先日終わりました。
長野はとても良くて、なんだか遠い昔のように感じますが、繋いだ手の感触はまだついさっきのことのようで困ります。

2人にはそわそわしてしまうような、着物を着たマダムが駐車場まで迎えにきてくれる旅館に泊まりました。着物に着られてしまう私なので、旅館の方たちはとても綺麗で素敵で品があって、少し恥ずかしくなりました。
お風呂上がりに着物を着る時、右左どっちが上なのか分からず、それすらも分からないことに余計恥ずかしくなりました。

2日目に行った仲見世通り、善光寺、本堂にはいって真っ暗な、ほんとに真っ暗な道を歩いて、あれはなんだったんだろうすごく怖くて。
ほんとの闇ってこんな感じなのかと思って、1人じゃ絶対に前に進めなくて、でも先を歩く彼が優しく手を繋いでいてくれて、歩くペースも考えていてくれて、それがあったかい光みたいで、1人じゃ絶対むりだったのに前に進めて。これからの人生もきっとそんな感じで。2人なら怖いこともなくて。彼はもしかしたら怖かったけどかっこつけてたのかも。そこも良くて。
一緒に入ったお蕎麦屋さんで、彼はご飯を食べると汗をすごくかくのに、いつもダウンを脱がなくて、その時もそうで、今思うとそれも可愛らしくて。

帰りの車で寝ちゃって。車の助手席でねむれることはどれだけ運転手を信頼しているのかが表れていると思ってて。目が覚めた時右側に彼がいることが、どれだけ安心できることなのか分かっている。
全部分かっているから。

これはなんかの湖が雪で覆われていた写真。
普段雪を見ないのでとてもテンションが上がった。
彼と手を繋いで滑らないように歩いて、結局彼の方がたくさん滑って、危ないなあってぷんすかして、それが、よかったんだなと。

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