歌謡曲はいいぞ
劇団WAGNASオンダです!
僕は音楽(歌)は決して嫌いじゃないし多分むしろ好きよりなのだが、歌手を取り巻く環境やファンも含めたものを好きになれなくて、結果として音楽そのものを敬遠してしまったという経緯があります。
そんな僕ですが、実は歌謡曲を割と好んでいます!
その理由としては先日も書きましたが「時の洗礼」を経ているからと言う部分もありますし、近いようで少し違いますが、リアルタイムで自分が経験していないからと言うのもあります。
多分、今の歌手(芸能界)より昔の歌手の方が、良くも悪くも破天荒…と言う言葉で納めるには行き過ぎたダーティーな業界であったと思います。
僕はそういうのが嫌いなわけですが、自分はリアルタイムでそれを見ていない聞いていないという、都合のいい考えもあるからです(笑)
それに過去にどんなハチャメチャをやっていようとも、今彼らはお爺さんお婆さんに近い年齢なわけだから、もう相当に過去の話だからリアリティを感じませんし、
良い意味でどうでもよく、知らないからこそ、彼らの歌唱や世界観を純粋に楽しむことができるような気もします。
まぁどっちにしても自分中心の都合のいい考えな訳ですが、嗜好品なんてそれでいいと思います(笑)
とはいえ歌謡曲なんてふわーっと懐メロで聞いたことはあっても、普通に生きていたら自分が生まれる10年も20年も前の曲なんて知る機会はなかなかありません。
YouTubeやiTunes、現在の各社サブスクなどネットを介して音楽を聴くという概念が生まれる以前は、基本的に聞きたい曲しか聞かないという人が大半だったと思うのです。
今みたいに自動AI的にオススメされて好みの近いものが流れるなんてこともないから、「歌謡曲を聞くぞ」とならないと歌謡曲を聞くことはほぼなかったのです(笑)
それこそテレビやラジオ、リアル知人のお勧めくらいなもんでしょうか。
僕がそれらを知るキッカケ…
それは実は学校を卒業して初就職と言うかバイトでしたが、それでも初めてフルタイムで働いた仕事が「歌謡曲バー」だったわけです。
水商売寄りではなくオーセンティックなバーで働きたいと思って、それっぽい場所を探して面接へ行ったら、まさかの歌謡曲を流しているバーだったのです(笑)
なんともイロモノ臭い響きや雰囲気も感じましたが、バーとしてもしっかりしており色々学ぶ事が多かった記憶があります。
そこのバーは確か住所や電話番号は非公開で会員制と言うテイを取っているが、場所さえ知っていれば基本誰でも入れるバーで会員証などはない所でした。
お休みの日、副長アキラや当時まだ付き合いのあった何人かの同級生を連れてお店へ行ったら、大人の空間過ぎてみんな変な空気になっていたのを覚えています(笑)
さてこのバー、歌謡曲がガンガンにかかっていたのです。
当時は確か三丁目の夕日など、昭和レトロや懐メロブームが流行りだす前夜と言ったような時代でした。
この後爆発的にその手のレトロを歌った飲食店が増えるわけですが、このバーは火付け役とは言わないものの、かなり黎明期というかブーム初期の頃にそれをやっていましたね。
エンドレスに流れる歌謡曲…
毎日7.8時間はお店にいるわけだからいやでも覚えるし、まだハタチ過ぎの脳みそも柔らかい頃だったからか気が付けば割かし好きになってしまっていたのでした(笑)
このお店は7.80年代中心の歌謡曲を流しているバーで、例えばサザンや徳永英明やチェッカーズなどはその時代にヒットしていたけど歌謡曲ではなくニューミュージックだから、と言う理由で流さないなど拘りがありましたね。
今でもその違いは分かりませんが…(笑)
こんなバーで働いていたのが、歌謡曲を好きになる一因だったわけでですが、実はそれ以前に触れる機会がありました!
それは副長アキラの存在です!(笑)
彼はうら若き学生時代から7.80年代を好み、「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」などのドラマや、カラオケではジュリーこと沢田研二やマッチこと近藤真彦を歌ったり、なかなかズレた嗜好を持っていました!
僕はこの歌謡曲バーで働き始めて、「あいつが好きなのってこういう奴だったのか!」とふんわり感じた覚えがあります(笑)
きっといつか劇団WAGNASでも彼の十八番である「ギンギラギンにさりげなく」や「燃えろいい女」を歌いながら登場してくれることでしょう!
今では長く歌謡曲を聞いていない、と言うか音楽自体聞かない日常を過ごすようになっても長いけれども、たまに歌謡曲は聞きたくなります。
あの頃のイメージか、小洒落ているけど喧しくない酒場で、歌謡曲をガンガンに聞きながら酔いつぶれたいような、そんな気持ちにさせられる夜は時々あります(笑)
ノスタルジーですね…
【開幕告知】
5/18(土)の正午より、東京は中野駅にて劇団WAGNAS開幕いたします!
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