【検証】hey社CEO佐藤裕介氏の"経歴詐称疑惑"「元Google天才エンジニア?」 /STORES/佐俣奈緒子/佐俣アンリ/光本勇介/

ECプラットフォーム「STORES.jp」を運営するhey株式会社、現在のCEOは「Googleの天才エンジニア」とも賞賛される佐藤裕介氏である。今回の記事では佐藤裕介氏に向けられた「経歴詐称疑惑」を検証する。

※10月10日 追記 ついに本人が経歴詐称について認めた続報


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(←佐藤裕介氏・光本勇介氏→ https://www.wwdjapan.com/articles/978296)

関連人物と企業の説明

はじめに、関連する人物と企業の説明をする。

hey株式会社 → 佐俣奈緒子氏・光本勇介氏・佐藤裕介氏が立ち上げた会社。「STORES.jp」(https://stores.jp/)を運営している。謎のカルチャーとして「お商売」という言葉をよく使っている。

佐藤裕介氏 → hey社の共同創業者であり現在の代表取締役社長。光本勇介氏と共にheyを創業。”詳細は後述”

光本勇介氏 → テキーラチャレンジ女性死亡事件で有名。hey社の共同創業者。元取締役会長。2019年に退任したが、2020年8月頃の時点では相変わらず大株主の一人であったとされる。

佐俣奈緒子氏 → 米ペイパルの日本法人立ちあげに参画。Coiney社を立ち上げ、後にhey社へ統合。現在はhey社の代表取締役副社長。夫は佐俣アンリ氏。京大経済学部卒。

佐俣アンリ氏 → ベンチャーキャピタルANRIの代表。スタートアップ投資家。佐藤裕介氏との関係は長い。フリークアウト創業時には「できるだけ若くて、技術もわかって、セールス側を見られるやつ」という理由で佐藤裕介氏を創業者に登用したとされる。その後のhey社立ち上げ時にも強く関与したとされる。

ANRI株式会社 → ベンチャーキャピタル、代表は佐俣アンリ氏。hey社に出資している。ちなみに会社の方針4つの内1つは「嘘をつかない」である。

問題:佐藤裕介氏の経歴

経歴について確定している情報は以下の通りである。

hey株式会社代表取締役社長。関西学院大学卒。
2008年、Googleに入社し、広告製品を担当。
2010年末、COOとしてフリークアウトの創業に参画。また、株式会社イグニスにも取締役として参画。
2014年夏にフリークアウト、イグニス共にマザーズ上場。
2017年1月、フリークアウト・ホールディングス共同代表に就任。
2018年、CoineyとStores.jpの経営統合を主導し、新会社heyを創業。エンジェル投資家としても活動。
(経歴参考元:https://angl.jp/usksato)

ここまでの情報には疑いがない。

特に注目すべきは、公式見解のような場面では「Googleで”広告製品を担当”」と表記している点である。hey社の公式サイトでも「広告製品を担当」とだけシンプルに表記している。
https://hey.jp/company/

今回問題になるのはこの「Googleで」の経歴である。とある記事をきっかけに、その表記に大きな「疑惑」が向けられた。

「元Google天才エンジニア」とは?

転職系メディアサイト『type』で2019年2月14日に掲載されたインタビュー記事から問題となっている「疑惑」の箇所を引用する。

”26歳でGoogleの天才エンジニア”

”2008年、Googleに入社し、広告製品開発を担当した。”

”当時の業務は、アドワーズやアドセンスなどWeb広告の有望な顧客リストを自動生成するシステムの開発。”

”さらに若手エンジニアにアドバイスを付け加えるなら、「エンジニアはセールスのことを理解しよう」ということ。逆にセールスの人間も、エンジニアを理解した方がいいと思います。このどちらが欠けてもいけません。エンジニアは単純にコードを書き出すのではなく、セールスの話からクライアントのニーズを汲み取りながら開発を行うとか。そして「自分の書いたコード一行が売上げを生み出すんだ」という考え方を持つべきです。”

この記事が掲載された当時、本物のGoogle社の「Software Engineer」の人物から指摘が行われていた。ご本人の迷惑にならないように明示は控えるが、曰く「佐藤裕介氏のjob titleは"エンジニア"ではなかった」というのである。

さきほどの記事を素直に読むならば、ほとんどの人は「佐藤裕介氏はGoogleに入社し、広告製品の開発を行う天才エンジニアであった」と認識するだろう。

しかし、この「エンジニア」とは?
果たしてどのような意味だろうか?

広義の「エンジニア」には、ほとんど実務は営業職の「セールスエンジニア」も含まれるだろう。あるいはウェブサイトのページ作り程度のスキルで「マーケエンジニア」と呼ばれる場合も、世の中にはある。顧客からの電話対応だけを行う「カスタマーエンジニア」も、場合によってはエンジニアの一種に含まれることがあるだろう。

つまり「job title」(肩書)が「Engineer」でなかったとしても、「俺はGoogleでエンジニアをやっていた」と名乗ってOKな場合がある、ということだ。在籍時のjob titleは違うとしてもエンジニアの一種であったというだけなら、問題は微妙な差異でしかない。

解題:「佐藤裕介」≠「元Googleの天才エンジニア」

だが、結論から言おう。

佐藤裕介氏は「経歴詐称」または控え目に言って「ミスリード」を「意図的」に行った可能性が非常に高いと考えられる。

検証を行い、一つ一つ事実を明らかにしていく。

検証① 「昔はエンジニアを名乗ってなかった」

佐藤裕介氏のGoogle時代の職種について、実は「変遷」が見られるのだ。
概ねの傾向として、昔は「エンジニア」というような表記をしていなかったが、次第に「エンジニア度」が増していく。

その過程を明らかにする。

2017年5月22日 エンジニア度0%期 ※現在記事削除 (9/28復活?リンク破損だった可能性も)
エンジニアの「エ」の字もなし。
https://www.onecareer.jp/articles/902
(https://web.archive.org/web/20210912042625/https://www.onecareer.jp/articles/902)
2018年11月22日 エンジニア度50%期 ※現在記事削除 (9/28復活?リンク破損だった可能性も)

Googleの仕事を語るが具体的なエンジニアだったとは発言していない。
あくまでもGoogle時代を「エンジニアリングを活かせる環境」と語るのみ。

”得意のエンジニアリングを活かせる環境であること、当時佐藤氏が手に取った梅田望夫氏の著作『ウェブ進化論』で取り上げられていたこと、佐藤氏自身もサービスのユーザーだったことなどから、Googleへの入社を決断した。”
https://media.startup-db.com/interview/hey
(https://web.archive.org/web/20210219032454/https://media.startup-db.com/interview/hey)
2019年2月14日 エンジニア度MAX期 ※現存する問題の記事

若手エンジニアへのアドバイスも行う絶頂期。
Googleにおける具体的業務にも饒舌に言及。

”26歳でGoogleの天才エンジニア”

”2008年、Googleに入社し、広告製品開発を担当した。”

”当時の業務は、アドワーズやアドセンスなどWeb広告の有望な顧客リストを自動生成するシステムの開発。”

”さらに若手エンジニアにアドバイスを付け加えるなら、「エンジニアはセールスのことを理解しよう」ということ。逆にセールスの人間も、エンジニアを理解した方がいいと思います。このどちらが欠けてもいけません。

エンジニアは単純にコードを書き出すのではなく、セールスの話からクライアントのニーズを汲み取りながら開発を行うとか。そして「自分の書いたコード一行が売上げを生み出すんだ」という考え方を持つべきです。”

https://type.jp/et/feature/9856/
(https://web.archive.org/web/20210909112527/https://type.jp/et/feature/9856/)

以上のように、2017年までは「エンジニア」を自称していなかった。2018年から「エンジニア」を自称するようになっていく。この2018年とは、まさにhey社を光本勇介氏と立ち上げた時期と一致する。

あるタイミングから経歴の文言が変わる、などというのは極めて不自然である。

検証②「メディア側の記載ミス」ではない

「エンジニア」という表記について、もしかしたら佐藤裕介氏及びhey社の都合ではなく、メディア側の”勘違い”や”過剰演出”ではないか、という可能性も考慮し、問題記事を掲載している『type』に問い合わせを行った。

その結果『type』編集部より回答が得られた。
以下のツイートから確認できる。

このように「エンジニア」の呼称については、佐藤裕介氏と同席したhey社広報担当者が明確に肯定し、また掲載前の事前確認も経ているというのだ。

よって、メディア側のミスではないし、メディア側に責任は無いと考えられる。

つまり、下記のような「元グーグルのエンジニア」というテレビ番組のテロップも、恐らくhey社が自ら名乗ったものなのだろう。

ちなみに2019年11月5日時点では、採用広報は佐俣奈緒子氏が管掌していたようである。(https://www.fastgrow.jp/articles/hey-samata)

(「& START UP!~未来を変える起業家のタネ~」2019年12月1日BSテレ東で放送)

余談:この番組で佐藤裕介氏の隣に座る仲暁子氏はWantedly社CEOであり、佐俣奈緒子氏とほぼ同時期の京大経済学部出身である。DMCAを悪用して批判記事をGoogle検索から除外させたことで有名。
(https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1078040.html)

検証③ Googleで実際に何をやっていたのか?

検証を行う過程で、佐藤裕介氏が自らGoogle社において「どのような業務」を行っていたのか、真正面から語る記事が発掘された。

2015年6月13日 『週刊東洋経済2015年6月13日号 64~65ページ』(不要部分にボカシ処理)

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(文字書き起こし)

フリークアウト取締役COO・佐藤裕介氏(以下、佐藤)
僕も倉岡さんと同じ新卒入社です。08年4月に入社して、セールスチームに配属され、大輔さん(注:佐々木氏)とも絡みがありました。(検索連動型広告の)「アドワーズ」を広告主に販売していましたが、当時営業人員がめちゃくちゃ少なくて。でも、アドワーズにオンライン登録してくださった中小企業を中心としたお客様、広告主のアカウントは数万あったから、その状況をクロール(巡回)して調べ、ハイポテンシャル・アカウント(もっと広告費を投じれば効果を最大化できる可能性のある、登録済みの広告主)を特定するということをやっていました。

この記事から読み取れる明らかな事実を抜き出す。

・セールスチームだった
・広告を販売していた
・ポテンシャルのある広告主を特定する仕事だった

これらはデジタル広告の営業パーソンなら典型的な業務である。もちろん会社によってはこの業務内容で「セールスエンジニア」という肩書になる場合もある。そのような会社であれば「エンジニア」と呼称してもおかしくはない。

しかしGoogle社内において、佐藤裕介氏が何かしらの「〇〇 Engineer」というjob titleであったという事実は一切確認できていない。Google在籍者からも同様に「〇〇 Engineer ではなかったはず」と指摘がなされている。また過去にLinkedinでは「Google日本法人 Ad Sales Marketing」と表記していたという説もある。

そしてまた別の可能性として、この記事の発言が正しいのであれば「ガッツリとエンジニア業務だったが肩書はエンジニアではなかった」という線もかなり微妙と判断してよいだろう。

検証④hey社とANRI社に直接聞いてみた

以上の検証を踏まえ、最終的な事実関係を確認するべく直接関係者へメールで聞いてみることにした。佐藤裕介氏のhey社、そしてhey社立ち上げから深い関係にあり「嘘をつかない」を信条とするらしいANRI社にも念のため。

その結果、検証①の2つの記事がメールを送った直後に消去され、期限内に回答は得られなかった。

この検証過程は何も証明するわけではないが、私は疑いをより一層強くした。(9/28復活?リンク破損またはサイト側都合だった可能性も)

結論:「違う」

これまでの検証からわかったことを含め、hey社の歴史を改めて記述し直す。

今までの長い検証を読むのが面倒な人間はこれだけ読み、各位が判断すればよい。

(まとめ)

hey社は佐俣アンリ氏によって佐藤裕介氏・光本勇介氏・佐俣奈緒子氏の三人が繋がり、2018年に創業。

2017年以前はエンジニアを名乗っていなかったが、hey社立ち上げの2018年ごろから佐藤裕介氏は「エンジニア」「Googleの天才エンジニア」という呼称を自ら使い始め、テレビ番組にも出演した。

2015年時点ではGoogleでセールス職だったことを自ら述べているため、矛盾を確認するためにhey社とANRI社に問い合わせメールを送ったが回答はなく、いくつかの記事は削除された。

検証を重ねたが、佐藤裕介氏がGoogle時代にエンジニアっぽい業務をやっていた可能性は否定できない。しかし、いくらなんでもこの業務内容で「Googleの天才エンジニア」は違うだろう。そして「作為」を感じさせるそぶりが散見される。ありていに言って、さすがに”盛りすぎ”と思われる。

人によって解釈の許容範囲は異なるだろう。「Googleにいたことのあるエンジニア」という表現だったならば私はギリギリセーフだと思う。しかし「Googleのエンジニア」と名乗るならば、それはまさしくGoogle社内での肩書であるべきだろうし、ましてや「Googleの天才エンジニア」という表現はあり得ない、と私なら考える。

「Googleのエンジニア」とは一種の”高級なブランド”である。
例えるなら寿司屋が「大間のマグロ」を呼称したならば、通常は「青森県大間産クロマグロ」を指す。しかしもしも「大間のマグロ」を呼称しておいて「大間産のキハダマグロ」だった場合、それはかなり"詐欺"っぽい。寿司屋でそんなことされたら誰でも「金を返せ」と叫ぶだろう。部分的には合っているとしても、全体としては何かしらの悪意を感じる表記である。

Google Japanのマーケティング職やセールス職は決して低く見られるようなものではなく、十分に立派な、誇るべき仕事である。それだけになぜ、佐藤裕介氏ならびにhey社はコソコソと「見栄」を張ろうとするのか、理解に苦しむ。「バレなかったらOK」「100%の嘘ではない」などと主張するつもりなのだろうか?hey社の社員の方々の立場を思うと非常に陰鬱な気持ちにもなってくる。

Hey社立ち上げ前の会議の様子2

(佐藤裕介氏Twitterより。hey社立ち上げの会合を行う佐俣アンリ氏・光本勇介氏・佐俣奈緒子氏)

経歴詐称の本質的問題

たまたま偶然であるがついこの前、経歴詐称疑惑の有名人特集記事を書いた。経歴詐称は、特殊な状況では犯罪になる場合もある上に、例えば政治家のように高度なリーダーシップを発揮する仕事においては、特に厳しい対応が取られる。

また一般企業において、「経営者が経歴詐称を行った」などというニュースは非常に少ない。社員であれば経歴詐称で「クビ」になる話はいくらでもあるが、経営者自らが詐称などという醜聞は滅多になく、Googleで検索してみてもほとんどヒットしない。

ほぼ唯一の思い当たる人物「Google出身」「経歴詐称」「経営者」と言えば……そう、この人だ。

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(竹花貴騎氏・デイリー新潮記事より)


個人的にはこの感じでぜひ佐藤裕介氏にもYouTuberとしてデビューしていただきたい。私が検証用にチェックした池上彰のテレビ番組「特命!池上ベンチャーズ~未来を創るスゴ腕社長 大集結SP~」ではシャベリがいまいちだったのか、完全に出番はカットされていたがトーク力は鍛えれば簡単に身に付くはずだ。そしてなにより、情報商材屋なら経歴詐称が発覚しても誰に憚ることなく「経営者」を続けることができる。

ちなみに竹花貴騎氏の経歴詐称問題に関連して、名作文学「神田でやってくれ。」の吉澤美弥子さん擁するベンチャーキャピタル「Coral Capital社」がこのような見解を示している。

ただ、投資検討に際して、もう一段階高いレベルで投資家が見ていることがあります。それは「インテグリティー」(integrity)です。高潔さとか誠実さと訳される概念で、態度や言動に一貫してぶれない強い芯があることを指しています。その拠り所は、その人物が持つ信念や行動原理、プロフェッショナリズム(職業倫理)に基づくものです。
ただ、「ここを超えてしまってはインテグリティーを疑わざるを得ない」というボーダーラインが明確にあるのも事実です。例えば、当初の説明や数字のどこかに不明瞭な箇所があったとき、起業家の方に追加説明をお願いすることがあります。このときに真正面からの回答を避けたり、ぼかす人を見かけることがあります。これは「今後、一緒に仕事をしていくのが難しそうだ」という判断に繋がります。VCは本質的には性悪説に立つべき金融業なので、かなり明確な黄色信号と言えるかと思います。

まさしく私もこの見解に同意する。

本質的には「インテグリティー」(integrity)の問題であり、どのくらい誠実なのかという話だろう。無論、「Googleの天才エンジニア」の呼称を積極的に使用しているhey社は会社ぐるみでそもそもの「インテグリティー」が問われるだろうし、出資し、また立ち上げにまで関与していたANRI社も高い倫理的判断が求められるはずである。「D&I」(ダイバーシティ&インクルージョン)という高い倫理的目標を掲げる投資家が、もしも「インテグリティー」の低い企業に投資しているとなれば、倫理観について偽装的だと思われても仕方ないだろう。

テキーラチャレンジ女性死亡事件についても

あと、hey社は光本勇介氏の問題について一切コメントを出していないことも忘れずに併記しておく。光本勇介氏のテキーラチャレンジは、hey社在籍時から行われていた可能性がある。本人も”否定”していない。在籍時から行われていたのであれば、佐藤裕介氏の関与もあり得なくはないだろう。そして臭い物に蓋をするようにして問題を直視しない不誠実な企業と、その不誠実な企業を支援する関係者たちは、女性差別の解消について非積極的であることを肯定するようなものではないか?

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(引用 "【独占】テキーラ女性急死・光本勇介氏「1、2年前からテキーラチャレンジ」で問われる起業家の資質" https://www.businessinsider.jp/post-226201)


特にhey社と関係が深い佐俣アンリ氏は、ANRI社としてD&Iを掲げるならば、ぜひとも光本勇介氏が行ったことはフェミサイドだと考えているのかどうかと、またhey社の極めて非積極的な態度について肯定するのかどうか、そして本件にかかわる「経歴詐称疑惑」をどうとらえているのか、高度な倫理的見解を発表していただきたい。すべては「誠実さ」の話だ。


資料等はESGwikiの「佐藤裕介」ページを参考にした。

今回noteでも取り上げきれなかった多数の資料があるため、検証班の各位はぜひ見てみてほしい。そして、各位なりの判断で「何が誠実さと呼ぶに値するか」「誰にどのような責任があるのか」を考えてみて欲しい。

https://esgwiki.org/wiki/佐藤裕介


後日談

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hey社の秘書と広報を担当するうえのるいーず(上野瑠衣)氏からブロックされた。特にリプライ等はしていないが、察知したのだろう。

ところで、上野瑠衣氏がheyを紹介する記事で非常に気持ちの悪い写真があるため、引用する。

佐藤裕介氏が秘書の上野瑠衣氏に対して「頭ポンポン」を行い、それを会社の紹介として記事にすることは、かなりヤバい。常識的に言えばセクハラである。なお一応、佐藤裕介氏と上野瑠衣氏は両者ともに異なる配偶者と結婚している。もしも互いの合意があるとは言え、客観的に見ればセクハラの一種でしかない。「そのような感性を持ち合わせていない企業」ということを広報としてアピールする上野瑠衣氏はヤバイだろうし、そもそも佐藤裕介氏が、部下の女性に対してボディタッチを行うことを当然視しているのなら、とんでもなくヤバい。

hey株式会社という企業がどのような企業であるのか、ぜひ各位で判断していただきたい。

Linkedinに関する追加資料(2021/9/27)

Linkedinのデータを拾ってくるサイトから、佐藤裕介氏のデータが発掘された。恐らく2~3年ほど前のデータだと思われる。

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「Ad Sales Marketing @ Google」を表記通り読めば、やはりマーケティング・セールスがメインの仕事だったのだろう。また注目すべきポイントは「SKILLS」である。要するに、佐藤裕介氏が自己紹介としてLinkedinで披露していたスキルセットの一覧である。

Marketing
Customer Service
Operations Management
Strategy
Social Media
Advertising
Project Management
Advertising Sales
Management
Strategic Planning
Team Building
Leadership Development
SEM
Sales Marketing
Leadership
Business Planning

この一覧を信じるなら、佐藤裕介氏のスキルセットにエンジニアリング関連のものは見当たらない。少なくとも「天才エンジニア」であるならば、何らかの言語やデータベース、また研究領域などあるはずだが、そういう雰囲気はまったく感じられない。

また追加資料が発掘され次第更新する。
載せきれない報道資料等はESGwikiにて各位確認をお願いしたい。

佐藤裕介 -ESGwiki
https://esgwiki.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E8%A3%95%E4%BB%8B

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