覚醒させる
2024年 2月25日(日)
昨日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
「エンドウは自信を持てずにいた。だが...」苦心する遠藤航を“覚醒”させたクロップ監督の言葉とは?英メディアはマネジメント力を絶賛!「間違いなく地球上で最も偉大な指揮官だ」
(記事全文…)
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤航は当初、プレミアリーグではなかなか出場時間を得られなかった。
しかし、アレクシス・マカリステルの故障をきっかけにチャンスを掴むと、その後はハイパフォーマンスを継続。ユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取り、アジアカップによる離脱を挟んでも、レギュラーの座をがっちりキープしている。
そんな日本代表MFも当初は苦心していたようだ。英メディア『THE BOOT ROOM』は2月24日、こう伝えている。
「エンドウはアンフィールドでの初期の頃、自信を持てずにいた。だが、クロップ監督とスタッフが、このクラスのクラブに相応しいと彼に繰り返し話し、今では自分の殻を破り始めていると言われている」
同メディアは「今では、エンドウはリバプールのファンの大変な人気者となっており、多くの人が、チェルシーで輝きを放つのに苦労しているカイセドとラビアを逃したことを喜んでいる」と続けた。
「クロップ監督のマネージメントスキルが再び衝撃を与えた。このドイツ人監督は間違いなく地球上で最も偉大な指揮官であり、リバプールで彼の契約した選手が結果を出せないことはほとんどない」
遠藤の“覚醒”には指揮官のサポートがあったようだ。
👉クロップ監督による選手たちを成長させて覚醒させる手腕が偉大なのは確か…。
ただ…
それも全部が全部でないのも確か…。
かつてリバプールでプレーした南野選手は、その当時は思うような良い結果がなかなか出せませんでした…。
ただ…
その結果だけではなく、彼自身の成長の過程において言えば、やはりその一時期をクロップ監督率いるリバプールでプレーしたことは間違いなくプラスになっていますし、そういう観点で考えれば、それは彼にとって成長であり成功だったと言えるかもしれません…。
また…
選手たちの成長や覚醒には…
その監督との巡り合いやその監督との相性も関係しています…。
それも監督たちも良く知っていて意識しているのでしょう…。
監督と選手とで…
その“信頼関係”が築きやすい間柄とそうでないものとは、やはり存在しています…。
でもだからこそ…
その監督の手腕と言うか…
その監督の人間性が重要になって来ます…。
その各々の選手ひとりひとりとの信頼関係を築くための人間性…。
それが一人や二人だけでなく…
レギュラー選手の11人だけでなく…
その控え選手やそのメンバーにも入らない、所属するすべての選手たちとその信頼関係を築かなければ、そのチーム全体としての調和や、それをチーム力に変えて行くことは出来ません…。
ですから…
優れた監督というのは…
ただ戦術的に長けた頭脳を持っているだけでは、それは成り立ちません…。
それよりも…
このクロップ監督の最も長けた長所は、そのすべての選手たちからの信頼を得られるだけのその“人間力”にあるようにわたしは思います…。
そういう意味で言えば…
わたしは日本代表の森保監督においてもそれは言えると思っています…。
「選手たちひとりひとりを成長させて行くことが、そのチーム力を上げて行くこと」
「より多くの選手たちのその能力ポテンシャルを覚醒させて発揮させて行くことが、そのチーム力を上げて行くこと」
それが出来た時に…
そのようなチームとしての大きな結果に繋がって行くのだと思います…
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