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Excelの使い方 1: 同じ条件の項目だけを集計

 元々Excelの表計算にはそこそこ強いのですがExcelを実際に使う職に就くのは社会人25周年にして初めてです。
 新卒の頃は総務人事だったのでOfficeを使うといえばほとんどがWordで、数値を用いる資料は専用ソフトウェアと役場の紙の表だけ。
 以後はねじ締め機や洗濯機、アイロンなど。

 14年前に私用のPCのExcel2010で大手私鉄全ての運賃計算ソフトや財務諸表の自動作成ソフトを作り。発駅と着駅を選択すると(当時はドロップダウンリストの作り方は知らないので駅名の頭の升目に1を手入力する方式。UIとしてはそれがより分かり易くて便利な場合がある。)特に難儀なのは東京メトロと東急電鉄ですがそれも完璧に仕上げました。
 財務諸表は振替伝票を上から順に入れると合計残高表(貸借対照表)と損益計算書にどんどん積もってゆくというもの。
 動作確認の夥しさ。

 本題とは別ですが、巷のExcel論はセル(升目)のロックは常識!とされるではありませんか。
 しかし我が社はセルのロックはしないことが常識です。
 セルのロックをすると行や列の挿入や削除ができなくなりますが、少なくとも私の担当する業務においては行や列の挿入が必須で、セルのロックで防御するのではなく誤操作を防ぐという考え方が必要になります。
 ロックの解除のパスワードの継承の問題もあったりします。
 また、行や列の挿入や削除の際に罫線が途切れるという現象があるあるですがそれも解消する手口を見つけました。答を言うと、以前の記事にも説いたように罫線は下から上に付けること、またはそれ以前に、なるべく罫線を引かないことです。
 以前の記事をお読みいただいていない方のために簡略に説明すると、罫線は必要最小限に。多くの場合は横罫線のみで足り、縦罫線はほとんど不要ということです。いわば紙のノートのような様式で良い。
 専用のソフトウェアを見ると、集計表や一覧表は横罫線だけのものが多いです。
 また、罫線は見えればよいので、なるべく細い罫線を択ぶ。Excelの標準の太さでも太過ぎます。

 さて、本題は同じ条件の項目だけを集計することについて。

 そんなにわざとらしく感謝されて当惑中の医療従事者なら、男子のBMI値と女子のBMI値を各々分けて合計したり中央値を取ったりというような場合が考えられます。
 というか、合計しても意味がないので中央値か平均値かですね、国内総脂肪(GDF)という指標があるならば別でしょうが。

 同じ条件の項目だけを合計するための関数としてはSUMIFやSUMIFSがあります。

 SUMIFはExcel2007以前の標準の関数で、2010以後はSUMIFSが標準になっていますが後者はメモリーを食うことにより再計算が遅くなるという不利点があり、前者が今も使い勝手の良いものとして残っているのでしょう。

 しかしUI(見える化)と自働化の観点からするとSUMIF(S)だけでは不充分です。

 SUMIF(S)を使い条件集計をしようとする際に、こういう形を考える方が結構多いのではないでしょうか?

 場合によってはこのような形もプレゼン的観点からしては良いかもしれませんがためにする議論という印象を与えかねない感じもします。
 「ためにする議論」とは空理空論とは違いますが、物事を特定の方向に誘導しようとする意思が無駄に満々で辟易を誘うような議論ということで、この十年来に殊にしばしば見受けられた風景です。

 これは下の何時代という欄にSUMIFをさくっとまとめて打ち込む形です。
 要するにあなたは何が言いたいのですかという観点からすると、下の何時代というのはむしろ下ではなく頭に配置するのがほんまに「要するに」よいうことになるのではないかという突込みも。
 そういう観点から、私は合計値(SUM)はなるべく底ではなく頭に配置するようにしています。
 先ずは合計を示し、以下にその内訳明細を示すという形です。

 ということで、こう:

 重要なのは「IF(A2≠A1,」です。
 これはiOSのnumbersで作っており、Excelとは書き方が微妙に違いますが基本は同じです。
 この「IF(A2≠A1,」及び末尾の「“ ”」を用いることにより、SUMIF(S)の解をわざわざ別枠の位置に表示せずに並列でreal timeに表示することができます。
 しかしまあ、内容(contents)を見ると如何にもタモリのいう「新しい戦前」という感がしますですね苦笑。
 東横線が毎時6本、横浜行は4本しかないとか、シュールな未来予想図で、そのくせ5時代がボリュームゾーンという今そこにある貧しさが忠実に再現されていたりもします。
 今時はタモリの本拠地新宿三丁目駅近もがっつり通っています笑。
 偶々ですが色が半蔵門線と副都心線の色。

 「IF(A2≠A1,」、これはいわば自働化、即ち機械に人間の知恵を付けるということです。
 これを応用すると、Excelの条件付書式を用い、表の体裁を同じ条件の項目毎に罫線で分けるという形にもできます。これは数値のある場合だけではなく字ばっかり(:野比のび太語。)の表にも使えます。

 Excelの書き方だと、≠はなく、<>という表記になります。

 SUMIF(S)は(「寒い冬っす。」でも住友不動産でもありません笑。)役に立つけれど、それをどこに配置表示するか、UI(見える化)の問題です。

 あと、「00分」を表示するには「’00分」と入力するということは2000年(’00年)に覚えました。2000年問題と神の国発言でちょろっと揺れたあの2000年です。

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