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ヴァレイPickup!!② JINGSLAMP

ヴァレイでは従来までファッションデザイナーやアパレルメーカーなどのいわゆる"プロ"を中心にお洋服作りをお手伝いさせていただいていました。

しかし ECの拡大や副業の解禁などにより「これからブランドの立ち上げをしたい」という要望を非常に多くいただいていたこともあり昨年度から徐々にファッションブランドの立ち上げをトータルサポートさせていただくヴイツクというサービスをスタートさせていきました。

そんなヴイツクによりブランドをスタートさせたお客様を「ヴァレイ Pickup!!」と名付けてインタビューを行いご紹介していきたいと思っております。

このヴァレイPickup!!を通じてブランド立ち上げの夢を実現したい方や、実際にスタートしたけど苦労していたり葛藤している皆さんにこの記事が届いて少しでも夢の実現のお力になれればと考えております。

今回取材にお答えいただいたのはJINGSLAMPの鈴木さんです。

最初に結論から書かせていただくと「こういう人が成功していくんだろうな」と思えるタイプの方でした。

成功するための要素は3つ(正確にいうと成功する確率を高める要素)
・長く続けること
・コツコツ思考
・思い切った行動

だと思うのですが、それをしっかりと体現されているなぁと感じました。

取材を通して自分もしっかり見習わなきゃいけないと思い勝手に学ばせていただきました。


ブランドの立ち上げについて


:今日はお時間をいただきありがとうございます。まずは、服作りを始めるきっかけについて教えていただけますか?

鈴木:幼少期は服には興味がなかったのですが、中学生の時に学校の制服にマフラーなどのアクセントを加え始め、人と違う格好をしたいと思うようになりました。しかし、栃木では服作りを生業にすることは遠い夢のように感じていました。大学では広報や広告系のデザインを学び、ものづくりの楽しさを知りました。そして新卒でWebデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、徐々にステップアップしていきました。

:Webデザイナーとしての仕事はどう感じていましたか?

鈴木:Webデザインはクリエイティブな面もありますが、最終的には画像の綺麗さや見た目に過ぎないと感じていました。もっと根本的なものづくりに挑戦したくなり、別の会社でブランディングの仕事をした時、何もないところから生み出すことに魅力を感じました。

:そこからどうやって服作りに移行したのでしょうか?

鈴木:Webデザイナーとして働く中で、「なぜこれを作るのか」と考えるようになり、もっとクリエイティブな仕事を求めてWebディレクターになりました。6年間同じ会社にいて生活が安定した頃、会社と家の往復だけの生活に危機感を感じていました「このままじゃやばいなって」同時に私生活でも「洋服が好きで、こんな着こなしがしたい」と思い始めました。そこでバンタンデザイン研究所に通い、パターンソーイングを学びました。実際に手を使って作ることは難しいですが、面白さを感じました。

:ファッションデザインへの挑戦にはどんな思いがあったのでしょうか?

鈴木:どうせやるなら、ライフワークとしてファッションに取り組みたいと思っていました。バンタンの同期にはスタイリストのアシスタントや工場で働く人も多くいましたが、私はデザイナーとして長期的に活動していこうと決めました。


ライフワークとしての長期的な挑戦

:デザイナーとしての長期的な目標は何ですか?

鈴木:勝つまでやりたいという気持ちがあります。やめなければ失敗はないので笑
今はライフワークとしてフリーランスとしてWebディレクターの仕事をしていてファッションは「ライクワーク」です。でも目標はずっと作り続けること。3年以内には販売だけで資金を賄えるようになりたいです。

:服作りにおいて譲れない部分は何ですか?

鈴木:ベーシックなアイテムには手を出さず、数万円の価値があるものづくりをしたいと考えています。

: どうしてヴァレイを選んでくれたんですか?

鈴木 : 2023年6月に会社を設立し、3月から工場を探しましたが、デザインを見せて「げぇ」って感じで断られることもありました。笑
それでも諦めずに探し続けました。
藁にもすがる思いでヴァレイを見つけて、お話を聞いてみると小ロットで作れること、品質が高い事などを理由に選ばせていただきました。

:服作りに挑戦しようとする人が増えていますが、服作りを他の人に勧めますか?

鈴木:表現したいものがあるなら、やるべきだと思います。ただし、余力を持って取り組むことが大切です。結果がすぐに出るわけではないので、長期的な視点で取り組むことが重要です。
例えばみんな目標を1年とかで設計するじゃないですか、でも1年ではなかなか結果は出ません。だから私はいつも2年で目標を立てています。

: それは目から鱗です、確かに会社の中期計画で3年とか5年の計画は立てますが、具体的な目標を2年で達成するってなかなか立てないですよね。
本日は貴重なお話をありがとうございました。今後のご活躍を楽しみにしています。

鈴木:ありがとうございました。


最後に


鈴木さんとの取材を通して冒頭にも書いているのだけど

・長く続けること
・コツコツ思考
・思い切った行動
この3つの思考が素晴らしいと思いました。

自分ごとですが僕も役者や演出家などでコツコツと下積み時代を過ごしていたことがあります、もちろん起業してからもそうですがとにかく大きな挑戦をしながらもコツコツと積み重ねる努力ができるかどうかが重要だと感じます。

この記事の中では触れられなかったのですが、取材中今でもwebやクリエイティブデザインの参考でフリーペーパーを集めたりするのを続けているとおっしゃっていました。
こういう日々の努力と感じない努力がとても重要だと思いました。

最近僕が聞いて面白いなと思った言葉で
「なんとかなる」と開き直る力と「なんとかする」の諦めない力のバランスが成功を生む
というのがあります。
鈴木さんはまさに「なんとかするんだ!」と努力する部分と「長期的になんとかなる」といい意味で開き直っているところが成功を生んでいくんだろうな。ととても学びになりました。

ヴァレイではこうした初めての服作りを積極的にサポートさせていただいております。

JINGSLAMP
装いを楽しむヒトのために

JINGSLAMP(ジンスランプ)は、着ることが楽しみになるようなオリジナルのシルエットにこだわり、ベーシックなシルエットだけではなく、JINGSLAMP独自のシルエットの創出を目指します。
ファッションを通じて個人の自由な表現を可能にし、日々の生活に新たな喜びと楽しみをもたらすことを目指しています。

服を単なる機能性だけで判断するのではなく、それを通じて個性を表現し、自分自身を楽しむことを大切にできる提案をしていきたいと考えています。

あらゆるスタイル、シーン、気分に合わせて自分自身を表現したいと思うすべての人々に対して、幅広い選択肢を提供し、それぞれが自分だけのスタイルを見つけることができるようなデザインを提供していきます。

私たちは、ファッションを通じて自分自身を探求し、装いを通じて自由を楽しむすべての人々を応援しています。


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