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義父とUFOと星から来たひとたち

danna君の実家をはじめて訪れた時、お義父さんが満面の笑みで出迎えてくれた。はじめて会ったのに、あれ?何かすっごい知ってる~!という懐かしさがあって妙にほっとしたのを覚えている。

ちなみに、お義父さんはスタートレックのスポック船長にソックリだ。
自慢では無いけど、や、ちょっと自慢だけどw、なかなかのイケメンな義父なのだ。

ちなみにこちらがスポック船長☆(レナード・ニモイ)


あ~だからスポック船長に似てたのか!という訳ではないのだけど、そして、ここから話が未確認飛行物体のようにぶっ飛んで行くんだけど、お義父さんはUFOコンタクティだったのだ!ww
え~、まんまやん!と笑った。
こっから先は不思議な話が好きな人だけ読んでくださいね。




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義父は昔から矢追純一のUFO番組が大好きで、義母からは
『またぁ、いい加減にして。』
と呆れられていたみたいだが、義父は真剣にUFOに会いたくてしょうがなかったそうだ。純粋な少年のようなお義父さん。

で、ある朝のジョギング中にふと、ああUFOに会いたいな、と思って心の中で念じてみたそうだ。
 『近くにいたら会いに来てください。そして、わたしをUFOに乗せてください。』


すると、明け方の空に赤く光る丸い球体が本当に現れて、一瞬で自分の10メートルくらい上空まで来たそうだ。丸い光はカモフラージュで、中に三角形のUFO本体があって、小窓には人影も見えたそうだ。呼んで、実際に来てくれたものの、腰を抜かしてしまい、生垣に逃げた義父。
UFOはまた一瞬ですごく遠くに小さな玉となって消えてしまったそうだ。
何やってんですか、お義父さん、笑。せっかく来てくれたのに。

その話を何度もしては、義母から
『連れてってもらえばよかったにのに。絶対そんなもんいないから。』と、いつも鼻で笑われている。
danna君も義姉も何度も聞きすぎて、はいはい、と流すありさま。

義父は去年までタクシーの運転手をしていた。その勤務中にも何度も見ていて、お客さんと一緒に見たこともあったそうだ。
うちの近くに霊山があるのだけど、UFOはその山の方に消えていくことが多いみたい。

『お義父さん、最近はUFO来てくれましたか?』
そう質問しようものなら大変だ。
あのね!と言って、今まで見たUFOの形状を紙に書いて説明し、本人は気付いているのかよくわからないけど、全く同じ文章の同じ話を3回くらい繰り返す。あ~、さっきも聞きました。と言っても流される。
円柱形で上下逆回転しながら飛行するものもあるみたいだし、UFOに会える時は独特のムードを感じるからわかるらしい。

一度、それもまた早朝ジョギング中に、近くの公園の上空まで来てくれたことがあり、義母にも見せようと家に戻ったらしいが、義母には絶対に姿を見せてくれないそうだ。

昔読んだ『アミ・小さな宇宙人』(エンリケ・バリオス著)のなかで、
『UFOを見ることのできる人は、ハートの愛の度数が高い人なんだよ。』
みたいなことが書かれてあったのを思い出す。



わたしは、UFOは昼間に一度真っ白い球型のを見たことがあるだけだ。
当時3歳の娘と一緒に見たんだけど、一瞬で消えてしまった。
義父ほどにはまだ愛が発達していないのだろうね。
義父は本当に天使のように純粋でやさしい人なのだ。
どこにいても、何か浮いていてコミカルな動きで、なぜか笑えてくる。



私には、義父と同じ匂いのする友人が2人いる。マリッサとクラリッサという名前にしておこう。マリッサは義父と誕生日も同じだ、笑。2人とも、地球以外の星で生活をしていたような薄っすらとした記憶が残ってて、子供の頃はよく星空を見ては帰りたい、と涙目になっていたみたい。
そんなスターピープルなマリッサに10年以上前に『アミ・小さな宇宙人』を貸していたことをすっかり忘れていて、去年の今頃
『Anriごめ~ん!ずっと借りたままだった!』
と急に本が手元に返ってきた。

で!ここがまたすごいのだけど、本が返ってきて一週間も経たたないうちに
クラリッサからLINEが来た。



クラ:『Anri~!確か、アミの本持ってたよね?』




Anri:『え!?先週、10年以上ぶりに手元に返ってきたばっかりだよ?』




クラ:『うそでしょ!?』



Anri:『すごいよね、このシンクロ、笑。ていうか、なんでこのタイミング?急に読みたくなったの?』




クラ:『昨日さ、息子が急に読みたいって言いだしてさ。』



 
Anri:『え、息子くん?アミの本知ってるの?てか、もう高校生だよね?』




クラ:『あのね、子供の頃、寝る前に読み聞かせてたのがアミだったんだ。  で、急に思い出して懐かしくなったんだって。』






えー!そんなことがあるの!?って3人で大興奮した。しかも、マリッサと連絡を取ったのも本当に久しぶりだったのだ。
わたしも、地球以外の星にいたんだよなぁという漠然とした感覚があって、それは妹や母、義理の姉、他の友人の子供たちもそうで、いやこんだけたくさんの星があるのに地球だけに生きて来たわけないよね?と、考えてみればそうなのだけど、これをすんなり受け入れる人もいれば、は!?とサッパリ受け付けない人もいるけど、当たり前だよね。


そして、本人はもちろん全く覚えていないのだけど、あ!他の星で一緒でしたよね?という人と出会うこともあって、会社にもいる。しかも上司、笑。
ご縁ってすごいなぁとつくづく思う。
袖触れ合うも多生の縁。
出会う人みんなを大事に想う。

で最近の義父はというと、UFOに会えそうなムードの時はたまにあるけど、最近はなかなか会えないと言う。それに夢で『あなたにメッセージ伝えても誰にも伝えないので、もうメッセージ送るのはこれで最後にします。』と言われたのだ。その時のメッセージは教えてくれたけど、確かにそれ以前にもメッセージもらっていたとするなら、義父は一度も誰にも伝えていない、笑。

お~い。


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