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INK WAVEという大会に出た感想


はじめに

初めまして、うつカラと申します。
まずは軽い自己紹介を。
最高XPはエリアの2628。得意ブキはイグザミナー・わかばなどのサポートブキです。大会などの出場経験はありますが、結果を残したことはないただの一般スプラプレイヤーです。
この記事では私がINK WAVEに参加するまでの経緯からINK WAVEで浮き彫りになった課題、参加した感想までを整理のためにも書いていくものです。読みづらいかもしれませんがご容赦ください。
そもそもINK WAVEとはなんぞやって方はこちらをご覧ください。

出場した経緯とメンバー集め

時は2024年2月下旬頃でしょうか、スプラ及びXマッチのモチベがめちゃくちゃ高かった時期のことです。この頃は毎日のようにストイックにXマッチに潜っていて10000位バッチを目標にやっていました。そんな中、何とはなしにX(Twitter)を見ていた時の事です。私のフォロワーがINK WAVEに出ているアーカイブが流れて来たのです。その時点で既に私はINK WAVEがどういうものかは知っていました。というのもINK WAVEのシーズン0に出場したことがあるからです。その時はそこそこ楽しめたのですが、チームメンバーのスプラモチベの都合で次のシーズンには参加しませんでした。それから時は流れまた出場したいなと密かに思っていました。自分の実力を確かめたくもありましたからね。そしてさらに時は流れ、INK WAVEシーズン3の情報が開示されて新しくメンバーを集める事にしました。

1人目 efさん

メンバー集めと言っても、私は人見知りなので身近な人から声をかけてみることにしました。それで一番最初に声をかけたのは一番声をかけやすくて乗ってくれそうなefさんでした。彼はXP2500後半で色々なブキを持つプレイヤーなのもあり、編成に困った時は頼りになります。二つ返事で了承を貰えました。神。

2人目 ふぃーちゃん

次に声をかけたいと思っていたのはふぃーちゃんです。主にバレルやハイドラのスピナー使いで後ろよりのプレイヤーです。なぜ声をかけたいというと、ふぃーちゃんはXP2400付近で伸び悩み苦悩しており、何かの手助けになれたならと思い声をかけてみました。対抗戦とかにも興味があったようですしね。ふぃーちゃんも二つ返事で了承して貰えました。神。

3人目 Alさん

AI(エーアイ)さんではなくAl(エーエル)さんです。ドライブワイパーやホクサイヒューをメインにしている、生粋のメガホンランナーです。3人目に声をかける人物は実は迷ってて色々候補はあがってたんですが、第一にXPが2600後半で実力もかけ離れていない事。第二に、私とふぃーちゃんがそれぞれ大会でAlさんと組んだことがあるからです。その時にはチームのために動き考えたり報告をしてくれたため頼りになるかと思い声をかけることにしました。今回は二つ返事ではなく、忙しい時期だからと少し悩んでいた様子ですがなんとか了承を貰えました。神。

4人目 おだんごさん

私込みでメインメンバー4人が揃ったのですが、INK WAVEにはスケジュール的、戦術的に支える5人目をチームに入れる事が出来るのです。私は5人目にチームコーチ兼メインメンバーが出られない日のピンチヒッターが欲しく、そんな都合のいい人物がいるわけ…いたわ。というわけで4人目に誘ったのは2600後半のローラー使いでパワーが離れすぎておらず教えるのが上手いうえに、言うことはちゃんと言える人物としておだんごさんが4人目として二つ返事で入ってくれました。おだんGOD。

ということでこの5人、Voice(全員Voiceroidという合成音声ソフトの実況者)+Sinker(沈めるもの)(インクもかかってる)を掛け合わせた造語「VoiSinker」が生まれました。

編成

まずチームで集まって戦術的に相談することは編成です。しかしその前に、いないと思いますがこの記事でINK WAVEを初めて知った人に用語を説明しておかなければなりません。先ほどのメンバー集めの時のAlさんの欄で「メガホンランナー」という聞きなれないワードも目にしたと思います。INK WAVEにはそれぞれレンジとロールというものが存在します。レンジそのまま射程のことで、ショート/ミドル/ロングがあります。ロールの説明は画像の通りです。画像元はこちら

ということで、メインメンバーの得意なレンジとロールを共有することにしました。

・うつカラ
最初に説明した通り、サポートが得意で主にミドルレンジでの戦い方が主になります。
・ef
efさんは割となんでも出来るよりで、それこそバランサーのような立ち回りが得意です。得意なレンジはショートレンジです。
・ふぃーちゃん
ふぃーちゃんはコントロールよりの立ち回りで、ロングレンジからの動きがメインになります。
・Al
前述した通り、敵をかき乱す動きが得意なメガホンランナーでショートレンジで動き回ります。
上記のことを共有したうえで編成を組み立てていくことにしました。

まずブキの持ち替えがほぼ効かない人から決めていくことになり、Alさんがほぼドライブ固定になります。さらにふぃーちゃんがスピナー種しか基本持てないため基本後衛になります。その時はとりあえずバレスピを持つ感じになりました。そこからefさんが52やバケツ種あたりを持ちたいとの意思を表明してくれたのでそれを尊重してそれらを持たせました。私はサポートが得意なのと、エナスタがチームにいないのは辛そうということでザップを持つことにしました。

INK WAVE本番 1~5日目

1日目

そしてINK WAVE本番。当日までに対抗戦などもして調整しつつふぃーちゃんはクーゲルに、efさんもブキをステージごとに持ち変える感じで行くことにしました。
言うてもXPの平均は2500~2600のチームなんで、そんな大敗はしないだろうと臨んで行った結果…
1WAVE目 0-3
2WAVE目 0-3
3WAVE目 3-0
4WAVE目 0-3
という不甲斐ない結果になりました。

第1の課題 報告の質と量

上記のセット後、通話もお通夜状態でどうしたものかと思っていたところ、Alさんが知り合いのXP3000の方を呼んでくれるらしく、その方に対抗戦の観戦をして貰いました。
その対抗戦も大敗で、そのXP3000の方に意見を聞いたところ、
報告を全くしていない。
と、言われました。
もちろん「○○がここにいる」「○○にやられた」程度の報告はしていたのですが、
「君たち仮にも26乗ってるんだから言われなくても多少は分かるでしょ。それよりも大事なのはやりたいこと、やることを口にしてそれに合わせる事が大事。君たちは4人でXマッチをやっているのと変わらない。」と言われました。
確かにその通りでした。私は大会や対抗戦の経験があるのですが、その中でも自分は「○○がここにいる」「○○にやられた」などの事実しか言えてないというのは認識していました。他のメンバーの大会経験や対抗戦経験はあまり把握していませんが、少なくとも私自身には深く刺さりました。チーム及び私の第1の課題として報告の質と量があがりました。

第2の課題 ステージの立ちたいポジションを決めておく

そしてもう1つ話題にあがったのが、そのブキの強ポジを誰が取るかを決めていないことでした。INK WAVEはステージが6つに絞られており、その中にキンメダイがあります。

もし抑えの時に丸で囲んだ所にザップと洗濯機のどちらかが立つ場合、どちらが強いかは明白ですよね。私たちはそれが出来ていませんでした。これは第1の課題である報告にも関わるのですが、私たちのチームはコミュニケーションが取れていると勝手に思ってただけで、実際は全然コミュニケーションが取れていなかったのです。そしてこれらの陣形の話は試合中ではなく試合前にある程度決められるよねということで、ある程度決めておくことにしました。しかし必ず決めておいた陣形に拘る必要はなく、敵の陣形に応じて変える必要はあります。あくまでこれは、試合中に陣形を決めるぐだぐだ展開を無くすための方針として決めるべきものです。
これら2つ、「報告の量と質」+「ステージ毎の立ちたいポジションを皆で決めること」が1日目の反省点でした。他の細かい所だとefさんのブキの持ち替えもチームの練度が足りてない内は固定した方がいいとのことで、一旦スクネオにすることにしました。

2日目

反省を踏まえて臨んだ2日目
1WAVE目 1-2
2WAVE目 3-0
3WAVE目 3-0
4WAVE目 0-3
全体で見れば勝ち越しで一歩前進した感じはあります。負けた試合もあと一歩という試合が多かったです。故にまだ詰められる要素があると思いチームの練度をあげていく気力に繋がりました。ちなみにWPの計測結果は2298でした。目標は高く目指せWP2500ということで、チーム一丸となって頑張ることにしました。

3,4日目はメインメンバーではなくサブメンバーが入ったため割愛。いい感じに勝ててはいました。

5日目

そして調子があがってきたVoiSinkerでしたが5日目にて
1WAVE目 2-1
2WAVE目 0-3
3WAVE目 0-3
4WAVE目 1-2
とかなり負け越してしまいました。報告やポジション決めも行い、順調に勝ち越せていたところで急に躓いてしまいました。どうしようかとチーム内で会議をしたところAlさんから、
前線がしんどい。
と提言がありました。そこで私たちは今の編成を見直すことにしました。

編成の見直しと編成の組み方の考え方

編成の見直し

まずおさらいとして、この時点での私たちの編成は
・うつカラ
ザップ
・ef
スクネオ
・ふぃーちゃん
クーゲル
・Al
ドライブ
です。
そしてAlさん曰く、「前でヘイト買ってるのに前線があがらない」とのことでした。efさんもスクネオだと今求められていることに限界を感じるとのことで編成を見直すことにしました。この時点でAlさんを軸に置くのなら前めの編成がいいよねということで、
・ef
スクネオ→スシ
・ふぃーちゃん
クーゲル→イグザミナー
にそれぞれチェンジ。またコーチからAlさんは殺意が足りないと言われ、ホクサイヒューを試すことに。
・Al
ドライブ→ホクサイヒュー
そんな中、私はかなり自由にブキを選べることになりそうで、ドリンク枠が被ったことでザップをやめて何を持つか悩むことになりました。

対抗戦その1

編成を試すためによく入り浸ってる鯖で対抗戦の相手を募集してみました。相手の平均パワーは結構高めで、胸を借りるつもりでブキを試していきました。
結果から言うと対抗戦は惨敗でした。相手が明らかに格上なので仕方ないところもありますが悔しかったです。けど、収穫がない訳ではありませんでした。

編成の組み方の考え方

※ここの小見出しはあくまで個人的な考え方で考察もまだまだです。これが絶対とは言えませんので、流し見する程度でお願いします。

編成を組み直すにあたって、個人的に色々と考察が出来ないかと考えてみることに。そこで1つの別ゲーに辿り着きました。それは、

オーバーウォッチです。

これは真面目な話で、オーバーウォッチ(以後OW表記)をやっていた知り合いからは、完成されたスプラトゥーンと評価していました。
実際、私はOWに触ったこともあり程々に楽しめました。(パソコンのデバイス周りがちょっとFPSやるのに向いてなくてガチではなかった)そこでOWの動画とかも見ていたのですが、OWの編成について言及している動画を見ました。

OWには編成を大まかに3つに区分することができ、それぞれに特徴があります。それぞれをスプラに置き換えて簡潔に説明すると

・ラッシュ
対面力のあるブキで固めて正面から挑む。後述のダイブ編成にはその対面力でごり押しを狙えます。

・ダイブ
機動力のあるブキで固めてかく乱や速攻を狙う。後述のポーク編成に対して混乱を招くことができる。

・ポーク
ミドルレンジからロングレンジのブキで固めてじわりじわりと攻めを狙う。ラッシュ編成に対して近づかれる前に処理を行う。

と言った具合です。この編成の組み方は必ずしも1つの属性しか持てない訳ではなく、ラッシュ×ダイブ、ダイブ×ポーク、ラッシュ×ポークのような組み方もあります。これがまた奥が深く、全ての属性を入れようとするとちぐはぐになったり、バランスが取れても個人の技量やチーム練度が露骨に出るようになったり。個人の得意なロールによってブキの属性が変わったり。相性が絶対という訳ではなくステージやルールによって強い属性が変わったり、チーム練度や個人の技量で相性が引っ繰り返ることもあります。あくまで、近い実力、近いチーム練度でマッチングすることを前提に話しています。
この考え方で私たちの編成を見直していきましょう。
まずは旧編成
・Al、ドライブ
ドライブのブキ性能やAlさんの動きを考えると敵陣に突っ込んでいきかく乱するダイブ型。
・ふぃーちゃん、クーゲル
ブキ的にはラッシュとポークを切り替えらる性能をしているが、ふぃーちゃんの動き的にかなりポーク寄り。
・ef、スクネオ
ブキ的にはラッシュか弱めのポークの動きになるが、efさんのスクネオの場合ポーク寄りの動き。
・うつカラ、ザップ
サポート寄りブキであり主にダイブとラッシュの味方を強化することができる。あえてザップ自体に属性をつけるならダイブかラッシュになるが、サポートに回る都合と私の動き的にポーク寄りになる。
これらのブキと使い手の動きを加味して評価すると、まずポーク寄り3枚編成なのでこの編成はポーク編成になる。しかしそうなるとザップのエナスタが活きません。何故ならエナスタは主にダイブ・ラッシュのブキが飲むことで前線で動き回れるのですが、ポーク組が飲んだ所で活かすのが難しいです。
そしてダイブするドライブですが、ダイブ編成において欲しいブキというのは前めのカバーが出来てキル速の早いブキです。前でかく乱した敵を刈り取る味方が必要なのですが、ポーク組はじわりじわりと攻めるうえ、キル速が早い訳でもないため噛み合っていませんでした。もしこの編成で嚙合わせるのであれば、クーゲル・スクネオ・ザップがしっかり前に出ることでドリンクの効果を活かしやすくし、ドライブが味方に求めている動きをすることで初めて強い編成になったんじゃないかと思います。しかし、実際はブキ練度や使い手の得意なロールなどによって属性が決まるため、ブキを変えた方が早いことになります。
そして本題の新しい編成で私が何を持つかの話になります。
現時点での編成は
・Al、ホクサイヒュー
ダイブの動きとサポートが出来るブキでドライブの時とあまり変わらず。
・ふぃーちゃん、イグザミナー
サポートブキでザップと同じダイブとラッシュの支援ができる。ザップとの違いはポークと少しだけ強いラッシュが出来ることです。恐らくふぃーちゃんはポークよりの動きになるでしょう。
・ef、スシ
ダイブとラッシュが可能で、efさんの動き的にどちらとも対応でき、試合中にシフトすることもできるだろう。
ここまで来て編成の方針としてはダイブ×ラッシュ編成に寄せたい感じになりました。属性以外の要素で見ると、ブキのレンジがショート2人にミドルが1人。ラッシュとダイブの出来る2人がショートの都合上、相手にミドル以上のラッシュブキが来るとかなりつらいということが予想できます。具体的にいうのであれば、ボトルやデュアル、ジムあたりでしょうか。ここでポークブキを入れて相性で勝とうとすると旧編成の二の舞になるため、完全に対策を切らない程度にチームに噛み合うブキを選びます。私の熟練度などを考えた結果、私はジムを選ぶことにしました。

チョークポイントを理解する

第3の課題

我々のINK WAVEの試合を見てきたコーチですが、次の課題として取り上げられたのはチョークポイントを理解していないことと言われました。
チョークポイントとは何か簡単に言うと、狭い通路や場所・敵が密集する場所・それらを抑えられる強ポジのことです(多分)。かなり初期の段階で強ポジを共有するといのは課題にあがっていましたが、その過程の話がありませんでした。どういうことかと言うと、

当時チームに共有しようとして作った図で、これはオヒョウの打開における抑えるべき優先順位を数字で表しています。
⓪はまず打開のスタートポジションで、ここに立つ所から始まります。そして①を取り返すところから始まり、②~⑤の順番で取り返すのを理想とした図です。例えば①を無視して②から抑えようとした場合、①と③にいる敵から撃ちおろされてやられてしまいます。これらを試合中に報告などで0から打開を組み立てるのではなく、ある程度決めておいて脳のリソースを減らそうという試みです。
これの抑えの図も作成します。

こんな感じで、エリアで6ステージ分を作成しました。

INK WAVE本番 6~8日目

6日目

そんな感じで編成を変えて臨んだ6日目。結果は…
1WAVE目 3-0
2WAVE目 2-1
3WAVE目 1-2
4WAVE目 3-0

でした。編成を変えての初戦なら上々の出だしじゃないでしょうか。ジムの動きもぼちぼち良く、抑えるべきポジションに関してもある程度決めておいた甲斐もあり、いい感じに有効に働いたと思います。
7日目はサブメンバー出動のため割愛。

8日目

1WAVE目 2-1
2WAVE目 2-1
3WAVE目 3-0
4WAVE目
 3-0
………いける!
チーム全体の指揮もよくなり編成の噛み合わせもいい!この時点でWPも2400に乗った!残り4日で2500はシビアかもしれないけれど、頑張れば達成できる射程にいるのも良き。この調子で勝つぞ!



と、この時の私は息巻いていたのだが、実は問題を先送りにしたままここまで歩んできていたのです。

対抗戦その2

先送りにしてた問題(第4の課題)

ここらでふぃーちゃんが知り合いのスピナー使いに視点を見て欲しいらしく、対抗戦を挟むことにしました。
対抗戦の結果だけを言うと
4-5
でした。
まぁ近いWP帯同士なのでこういう結果にはなるかなとは思ってましたが、efさんが「もっと有効なオーダーが欲しい」と提言してきました。実はここまで伏せていましたがINK WAVE5日目の私個人の課題としてあがったものに、こんなものがありました。
チームの動きの方針となるオーダーを出せるようになる
というのも、5日目の時点で報告の質と量はあがっていました。その次のステップとして、「視野を広く持てる人がオーダーを出す」があがりました。5日目の時点の編成ではクーゲルのふぃーちゃんがオーダーを出すのに適任だと言われました。しかし、ふぃーちゃんは大会や対抗戦慣れしておらず、また、どういうオーダーを出せばいいかの判断に迷いがありました。そのためオーダーを出すのであれば、次点で視野が広く取れる当時ザップを持っていた私に白羽の矢が立ちました。そこから編成が変わって、ジムを持っている私がオーダーを出す役割は変わらずにいたのですが、問題が発生しました。敵が強くなってきて前線に立ちながらオーダーを出す余裕がない!いずれは起きる問題だったのですが、ついに直面してしまいました。この段階でジムの私がオーダーを出すのは難しいんじゃないということで、一度efさんがスシでミドルレンジ寄りに動いてオーダーを出してみるという流れになりました。

陣形を柔軟に、チョークポイントをさらに明文化する

また、打開と抑えがうまく行かなくなってきました。心当たりがあるとすれば、相手のパワーがあがってきたことです。今までは打開も抑えも割とシンプルに出来ていたのですが相手が強くなったことにより、より柔軟に陣形を組まなければなくなりました。それにあたって、陣形やチョークポイントの図により細かく書き込むことにしました。

これが新しく書き込んだチョークポイントの図です。なぜこの優先順位で抑えなければならないのかを細かく書き出すことによりチーム内で理解を深める目的で作りました。抑えも同じ感じで作成しました。
オーダー役を変えるのとチョークポイントの理解を深めることと陣形を柔軟にする2つの試みで9日目に挑みます

INK WAVE本番 9日目

9日目

この日はメインメンバーの都合で3WAVE目と4WAVE目のみの参戦となります。結果は
3WAVE目 1-2
4WAVE目 1-2
うーん…あんまり芳しくない感じ。というのも、オーダー役を交代したefさんもオーダーを出すのに苦労していたのです。この日のWAVEはefさんがオーダー出せてない時にカバーを入れる感じのオーダーを出してました。また、それはそれとしてefさんから別の提言があり、やわらかい言い方に変えると「うつカラさん別ブキ持たない?」と言われました。実際、ジムを持っている私でしたが、キルに伸び悩んでいました。1つ冷静になって理由を考えてみました。
1つは前線でオーダーを出す都合上、脳のリソースが割かれてしまうこと。これは他の人にもちょくちょく言われていたことで、前線でキルするのが仕事のジムがオーダー出すのは無茶だと。それに加えてもう1つ思いつく理由があり、それは最初の自己紹介で書いた通り、

私の得意なロールはサポート

前々からコンプレックスに感じていたのですが私は対面が苦手です。潜伏キルや塗りの盤面維持は出来なくはないのですが、結局対面が苦手です。ブキ性能として元から対面が強いブキなら多少誤魔化せるのですが、強い相手になると通用しなくなります。
私のOWから構想を得た編成の組み方は間違ってはないと思います。ただ、個人の適正を無視したブキの選び方をした結果ボロが出たことになります。
この前線でオーダーを出すという要素と、編成に合わせて苦手なロールを無理にやった結果、どっちも中途半端な結果になったと言わざるを得ません。
思いつく解決策としては、私が対面強くなること、編成を変えること、ふぃーちゃんにオーダーを出して貰うこと。正直、どれもいきなりは難しいことであり、INK WAVEも残り3日という所で編成を変えるのもためらわれる。
そしてメンバーと話し合った結果VoiSinkerが出した決断は…








編成を変えることにしました。この土壇場で編成を変えるのは博打に見えます。しかし、これは博打ではありません。これは布石です。なんの布石かと言うのであれば…次のシーズンのINK WAVEに出るための布石です。
先ほどVoiSinkerで話し合った結果なのですが、今シーズンの残りWAVEは色んな編成を試そうということになりました。そして次シーズンのINK WAVEに同じメンバーで出ようという結論になりました。メンバーを集めるのが遅かったため練習する期間が少なかったこのシーズン。次はちゃんと練習してから臨もう、それがチームの総意でした。

INK WAVE本番 10~11日目

10日目

編成を模索しつつの10日目。
1WAVE目 1-2
2WAVE目 2-1
3WAVE目 3-0
4WAVE目 1-2 
1WAVE目の編成は後ろに寄せ過ぎたのが原因で敗北するも、2WAVE目以降の編成はいい感じになりました。
その編成ですが
・うつカラ
ザップ
・ef
スシ
・ふぃーちゃん
クーゲル
・Al
ホクサイヒュー
かなり初期の編成に似ている編成になりましたが昔と違うのは、efさんがスシにしたことにより前めに動けて、ホクサイヒューのビーコンとエナスタで人海戦術ができ、ザップで私の得意なサポートをしつつ前に出る事を意識する立ち回りに変更。最初の編成のダメだった部分を編成や意識で変えてなんとか綺麗になった感はあります。

11日目

メインメンバーが揃って出る事の出来る最後の日なので、実質最終日です。
最後の日なのでみんな張り切って…という訳ではなく、各々いつも通りにやってましたね。
1WAVE目 1-2
2WAVE目 2-1
3WAVE目 2-1
4WAVE目 0-3
と、まぁびっしり決まる感じで終わる訳でもなく課題も残った感じで幕を閉じました。まだ12日目残ってるけど。

感想

とにかく充実していたと思います。チーム戦の動きや戦略、言語化できなかったことが出来たり、編成の組み方の考え方。そして何よりもチームメンバーとの思い出が作れたことが大きいです。試合待機中にも対戦相手と色んな出来事がありましたからね。

結果的にWPは2500には遠く届きませんでしたが、連敗しても萎えずに最後まで走り抜けてくれたみんなには感謝しても感謝しきれません。

efさん
チームのためにはっきりと意見を出してくれてありがとう!途中からチームに足りないアタッカーの役割もやってくれたおかげでチームが動いたと思います!

ふぃーちゃん
周りのパワーが高い中、めげずに戦ってくれてありがとう!しんどい時もあったと思うけど、ふぃーちゃんの成長に繋がってくれるといいな。

Alさん
前線で暴れてくれてありがとう!カスな報告を結構聞いたけど、チームの雰囲気がよかったのもそういうお茶目な所があったかもしれないです!

おだんごさん
コーチとして色々教えてくれてありがとう!おだんごさんがいなかったら一生迷走していたと思います!

他にも意見をくれた人たちもありがとう!みんなが支えてくれたからこそチームとして完成度があがっていったと思います!

対戦してくださったみなさま
対戦ありがとうございました!BGMの取り合いで戯れてくれた方もいれば、ドリンクやソナーを構えて一緒に並んでくれた方もいれば、みんなでエビフライになったり、純粋に強い方たちだったり。いい思い出になりました!

今後の目標など

次のシーズンも参加することは確定なので、それまでに色々個人で鍛えられることは鍛えておきたいですね。対面力も自衛できる程度に鍛えたいですし、個人の技量が足りない部分もあったのでXマッチで経験も積みたいですね。メンバーも他に大会があったら出ようと言っていたので、他の大会にも出場してみたいです。


とにかく、ここまで読んでくれた方、読みづらい文章でしょうでしたが読んでくださってありがとうございます。

それでは!

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