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自由に選ぶことの素晴らしさ

今日は午後から少しのんびりしようと決めていた。

そんな気分で朝スタエフのliveでお話ししていたら、来て下さった方に、この映画はご覧になりましたか?と問われた。

『モナリザ・スマイル』

ジュリアロバーツが主演の映画ですよ、といわれた。

一昨日、『プライドと偏見』をみたばかり。

やっぱり映画は良いなと思っていたところ。

少し働き過ぎたと反省していたところだった。

で、喜んでみることにした。


舞台は、アメリカのニューイングランド地方の名門女子大学。

そこへ美術教師が着任する。その先生役だったのがジュリアロバーツ。彼女は自由な地カリフォルニアから赴任してきた。


導入部分で、面白そうだと思った。

確かに、わたしはこんな映画が好きだ。

時代は1950年代。

まだアメリカに均等法がなく、女性は結婚することがステータスだった時代。

好きな人と恋はするけれど、結婚はしない、という選択が99%理解されない世界がしっかり描かれている。

保守的な学生 対 自由に生きる先生。

どちらも女性だけれど、保守 対 リベラル の溝は深くて広い。


人の意識とはどうしてこうも変わらないのだろうと思うことがある。

ずっとそんなことを思ってきた。

けれど、今は、変われるときにしか、人は変わらないと思っている。

変わるとは、それほど難しいことなのだと思う。


特に保守的な考えはなかなかガードが堅い。

わたし自身、そんな家庭で育っている。


変わることが、恐ろしく難しかった。

けれど、変わると恐ろしく自由になれる。

こんなにも自由なところにわたしはいたのかと驚いた。

本当はどこにも垣根なんて無いのかもしれないと思えてくるほど、自由になれた。

そんな経験をしている。

だから、変わらない人はおろかだとは思わない。

変われないだけなのだ。

わたしはたまたま変わることができた。

それはラッキーだったのだと思っている。

だから、意識ってやつは、厄介だけれど、面白いものでもあると思う。


この映画には強いメッセージが込められている。

人が自由にものを考え、自由に何かを選ぶということの尊さが描かれている。

人権とまではいわないけれど、それでも、選ぶことができるということはそういうことなのだとわたしは思っている。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※5月26日㈰大阪で小さな講演会を開催します。是非いらしてくださいね。


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