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繋がるも離れるも縁 メタバース編

寡黙でストイック、肘の動きでダイナミックにハウスDJして15年。
人生2周目永遠の17歳。肘店長でございます。

「縁(えん)」とは不思議なものです。
あ。最初にお伝えしたいことがありました。
肘店長はスピリチュアル系は得意ではないのでその手の話ではございません!

縁(えん)とは

よく言う「縁」とはなんでしょうかね?

色々と意味がございますね。
今回は②③⑤に関係ありそうなお話をメタバースで活動した部分で非常にわかりやすく出ていたのでお話しようかと思います。

デカいイベントやりたいメタバース

あまりに露骨な小見出しでどうやってオブラートに包むべきか悩みそうですが、メタバースは何かすごいことをしなくちゃいけないって雰囲気もありまして、本当はそんなことないのですがやってみたい!の心が先走ることもございます。

例えばですが、何か大きめのイベントを打つとしましょう。肘店長はDJですのでこの後、話の展開に行き詰まって筆を折らないようにDJイベントを作るって例にお付き合いくださいませ。

大規模なDJイベントは1人では難しいです。パッと思いつくところでも
①DJなどの演者陣
②当日の運営スタッフ陣
③ワールドやエフェクト作るクリエイター陣
きっと10人超えの大所帯になるでしょう。
そしてこう思うかと。

そんな人脈持ってないから!

そこで他のイベントに行ってDJ見つけたり、クリエイターを探したり、スタッフ募集をSNSで呼びかけたりと活動することになるでしょう。
運良くイベントに必要な人数が集まり当日を迎えました。
例え話なのでショックを受けないで欲しいのですがイベントが失敗したとしましょう。途中でトラブルが起きたり集客が上手く行かなかったりと。
結果的に集まった人たちは離れて行ってしまうでしょう。SNSで場外乱闘をはじめるかもしれません。メタバースで色々やって人間関係が空中分解するのは概ねこのパターンではないかと思ったりしています。

うまく行くことが良い縁なのか?

先ほどイベントを例にしましたが、良い結果を生み出す関係が良い縁なのか?を考えてみようかと思います。
わかりやすくも露骨な例を出しますと…
①お金を稼ぐために友達を作った
②友達が集まって何かしたらお金になった

これかと思います。
目的ありきで人脈を作る場合と、人脈ありで結果が生まれる場合。

①はお金が稼げなくなったら友達でもなんでもなくなるでしょう。会社と従業員の関係だったり「今回はご縁がなかった」のお祈りメールを思い出す方も多いのではないでしょうか。このご縁って何だろう?と思ったらお金を生むってことに縁がなかったという意味でもあったのでしょうかね。
先ほどの例ですとイベントが目的で作り上げた縁(人脈)はイベントの結果に影響を受けやすいがなんとなく見えるかもしれません。

②は結果的にお金が手に入ったという感じなので、そもそもお金儲けを続ける必要もないかもしれません。それが目的ではなかったので結果に影響されることもなく友達であり続けるのでしょう。そしてまた何かのタイミングで結果が出るようなことをするのかもしれません。

一番ツラい時に繋がっているのも縁

なんとなく見えてきたのは正確じゃないとは思いますが対価をマストとしない要求しない関係と言うか(的確な表現が思いつかぬのでこれでお許しください)。これは自分の頭の中ではルパン三世が近いかと思っています。
ルパン三世、次元大介、石川五右ェ門と3人で盗みを生業にしていますがありがちな取り分で揉めて仲間割れがなかったり、盗みの目的がうまく行かぬこともあったり。それでも3人でやってる感じですよね。
ルパンがくだらないことやらかして「俺は降りるぜ」と大介も右ェ門も一旦離れるのだけどヤバくなったら助けに来るのです。
アレはアニメだろうがと言われるとそれまでですが、あれは「縁」でしかないのだろうと思っています。

ヤバいときに利己的な友人は離れて行きます。まさに①の例です。芸能人や儲かっている時期の会社社長などわかりやすい例が多いと思います。
人間フラットな人生ではないので山もあれば谷もあります。谷になっている時でも繋がっている人物がまさに「縁」かと思います。人を助けるって行動はとても大変ですし難しい。なので行動では見えないかもしれない。それでも離れずに繋がっている人ですね。これはきっと「良い縁」で繋がった人たちと思います。
そして大切な友達がツラい時に「何をしてあげられるでもないけど繋がっている」をする側として経験した人も多いのではないでしょうか?

離れるも縁

「縁」にはキッカケという意味も含まれるそうです。
繋がるキッカケが縁であれば、離れる日を迎えることもあるでしょう。
肘店長も人生2周目の17歳なので色々と悩む人を見てきました。ただどこかで離れるという選択を受け入れるときもあるということ。それは特別でもなく誰にでも起こることだと。

時代は変化しましてSNSでフォロー・フォロワーやメタバースでもフレンドなんて機能があります。あくまでも「機能」なのでそれが縁であり繋がりなのか?と言われるとそこまでの意味はないのかなと思います。肘店長のSNSでも何のやり取りもなくなぜ繋がっているのかわからないってのも多いです。これも特別な事でもなく今となっては当たり前なのでしょう。

良い縁もあれば悪い縁もあります。
日本には泣きっ面に蜂なんて言葉があります。前項の例で「ツラい時」に離れる人も居れば寄ってくる人も居ます。稀にスーパーヒーローみたいに助けてくれる人も現れますが奇跡に近いでしょう。お金に困っているときに変なバイトや金貸しがやたら近く感じるあの現象です。
少し話がそれましたが縁にも色々あるということで。

終わりに

肘店長はメタバースに偶然遊びにきて定着しました。2023年12月で3年目に突入しました。リアルでDJをやっていたものでこの世界でもDJを中心に活動しています。毎週水曜日に開催していたイベントも元は深夜にこっそりやっていたイベントを遊びに来てた方々が口コミで広めてくれて延べ来場者2万人を超えることとなりました。
DJで溢れかえってるフロアかと言うとそうでもなく、活動範囲はバラバラで服やアイテムやワールド作りとか。何より楽しい雰囲気を作ってくれる人たちが集まりました。それが「縁」で新しい文化やイベントが生まれたりしています。

改めて書くとリアルで体験してる事だと思うのですよね。メタバース+SNSは人の繋がりが見えやすく「そうかもしれない」を体験できる良い空間でした。リアル側を中心に書くとピントが定まらないフワっとした内容だったかもしれません。先ほども書いたこの世界に来たのは偶然という部分では、それが肘店長にとって何かのご縁だったのかもしれません。

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