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自分の選ばなかった世界に後悔するよりも今ある日常を精一杯生きろ


【人生は選択肢の連続であり、人は選んだ道よりも選ばなかった道に後悔してしまう生き物】 

見えない未来だからこそ、今ある現実を無意識に落としてしまい、得られなかった物を勝手に輝かせてそこに目が行くのは人の性。

ここで突然ゲームの話をしようと思う。

”かまいたちの夜”という名のゲームがあるんだけど、コテージに取り残された人々が殺人鬼の恐怖に怯える中、複数の選択肢を選び生き抜くというゲーム。

このゲームのなにが面白いかって、選択肢をミスったらそこで即死亡したり、急にギャグ路線に走ったり、気が付いたら社長になってたりと、選択肢の選び方で未来が決まってしまうというもの。

正に人生。

そして、一番欠かせない要素としてはいつでも選択肢を選ぶ前に戻れるという素晴らしい機能。

この機能があるからこそ、最終的には自分が求めている未来に辿り着ける。

ここで話を戻そう。

選択肢を選ぶ前に戻れたとして、今を後悔しているあなたなら必ず後悔した時に戻り、選ばなかった選択肢を選ぶと思う。

その結果、果たして満足のいく未来に辿り着けるだろうか?

厳しい事を言うようだけど、それは無いと思う。

選択肢を変えたところで根本的なあなたの軸が変わらない限り、必ず今歩んでる人生に方向転換すると思う。

人生とは、基本的に自分が歩みたい人生を自ら選んでるんだよね。

今の職場に不満はあるも、転職したらもっと大変だから現状維持を選んだり、

今の彼氏に不満はあるも、「別れたところで孤独に耐えられない」「次の相手が見つからないかもしれないから」と、クソ男との日々を選んでしまう。

そうやって、日々を頑張って生きているつもりでも、結局は自分の選びたかった選択肢を選んでるってこと。

だからきっと選ばなかった未来に行ったとしても別の不満が発生し、その未来でも選ばなかった過去に後悔するに決まってる。

じゃあどうすればいいんだよ!って話になるんだけど、正直な話、


「今ある日常を当たり前と思わず、当たり前のように近くにいてくれる人に感謝し、精一杯生きろよ!」


という言葉を伝えておく。

ぐちぐち後悔したって時間は戻ってこない。

運が良いことに今は情報社会。ググれば知りたい情報は沢山出てくるし、Twitterではメディアに報道されていない情報も知ることができる。

思考を広げたければ本を読み漁り、映画を観て刺激を感じ、それを活力に変えることもできる。

そしてなにより、どう考えても将来的に幸せになれない恋愛をしているのなら、今すぐやめるという選択肢を選ぶこと。

目の前の”好き”という欲の塊に目を奪われてはいけない。

相手の人間性をしっかりと自分で見て、「この人は本当に自分に幸せを提供してくれる人なのか?この人は自分の貴重な時間を与える価値があるのか?」という問いに対して考えること。

それは、未来のあなたが戻りたかったかもしれない選択肢なのだから。

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