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Ubie Discovery の新しい人材要件をご紹介します

Ubieでは、全メンバー共通の人材要件を定めており、その人材要件をベースに選考を行っています。事業・組織フェーズの拡大に伴い、Ubie Discovery(事業開発・Product開発)の人材要件をアップデートし、「Ubieness (ユビネス) 」と命名しました。
選考を受けてくださる方にご質問いただくことも多いため、こちらでご紹介します。

Ubieness ( Ubie 人材要件 )

Ubieness は以下6つの要件で構成されています。

ゼロベース思考
今まで身につけた常識や慣習をUnlearnでき、常にゼロから最適解を組み立てられる思考の柔軟性がある

ラーニングアニマル
常にLearnしつづける情熱を持ち課題解決への最善のアプローチのために活かすことができる

突破力
事業価値の高い目標に対して、実行可能な課題を設計し、方法論を問わず実行しきる力

全社への当事者意識
全社観点でやるべき重要なことを発見し、組織として最速で、最高の結果に到達する方法を考える

論理性
バイアスに飲まれず再現性のある論理的な思考とコミュニケーションをする

率直かつ建設的なコミュニケーション力
社内のあらゆる場面において、自分の考えを率直に伝え、物事を前に進める


Ubieness と組織戦略

Ubieにおいて、人材要件は単に人材の質を担保するだけでなく、組織戦略や文化形成の前提条件としても機能しています。代表的な例をご紹介します。

◆ Ubieness と開発機能
Ubie Discoveryは0→1の開発(事業開発、Product開発)がミッションであり、不確実性が高い状況における仮説検証が主な役割です。仮説検証、つまり「実験と学習」に最適化した人材要件が6つのUbieness です。

◆ Ubieness とValue
Ubieness は「3つのValue(Giant Leap,Launch and Launch,Stay Healthy)を体現可能な人材の構成要素」でもあります。Ubieness を持つメンバーが集まるからこそ、Valueが形骸化せず、体現したチームを目指すことができます。

◆ Ubieness とフラットな組織構造
Ubie Discoveryは、マネジメントを置かず各メンバーが意思決定を行うフラットな組織です。これを実現可能にしているのは、「メンバーひとりひとりがUbieness を持っている」という前提条件への信頼です。

このように、Ubieの根本的な思想・仕組みに深くひも付いているため、選考時だけではなく入社後のメンバーも強く意識し続けています。


これまでの要件との差分

アップデート前の人材要件は約2年前に策定したもので「7つの要件」と呼称しており、ゼロベース思考・正面突破力・自走力・全社への当事者意識・論理性・率直なコミュニケーション力・スピード感の7つでした。大元の考え方は変わっていませんが、以下のような考え方でアップデートしています。

◆ 事業や組織への解像度が高まってきたため、現在の考えを反映する
例) Ubie Discoveryチームは0→1の開発を行うので、1に達成したらまた別の開発を行う場合が多い。即ち入社後も「ラーニングアニマル」としてテーマを変えながらアウトプットし続ける必要がある。
→新規要件としてラーニングアニマルを追加。

◆ 過不足や重複を整理し直す
例) 自走するだけでは不十分。「正面から」突破することはhowの一つ。
→「自走力」と「正面突破力」を課題設定から解決までを一通りやり切る「突破力」と定義し直す。

◆曖昧さを排除し、わかりやすく・使いやすく・ブレが起こりにくくする例) 「ゼロベース思考」は、過去の常識に縛られずアイディアが出れば良いのか、Unlearnが必要なのか解釈にブレが生じる。
→ゼロベース思考は、Unlearnを軸とした柔軟性を問う要件として定義を変更

上記は一例として細かい例も挙げていますが、Ubie にとってこの人材要件の浸透・徹底は命綱なので、全ての要件について細かいところまで見直し、アップデートを行っています。

以上、人材要件のアップデートについてご紹介しました。

アップデートのプロセスにも全メンバーが関わり、Ubieらしい取り組みだったかなと思います。そのあたりも機会があればぜひメンバーに聞いてみてください。