ダンボールコンポストのメリット・デメリットについて
こんにちは!
ダンボールコンポストで、家庭から出る生ごみを処理し続けて、早4年。
そしてコンポストアドバイザーの資格も持つ主婦です。
よく「コンポストのメリット・デメリット」について聞かれますので、主婦の視点から、良い点・悪い点を考えてみました!
これからコンポストをやりたいと考えている方の参考になればと思います。
ダンボールコンポストの作り方は簡単
ダンボールに籾殻くんたん・ピートモスなどの基材を入れて、そこに生ごみを投入します。
適度にスコップでかき混ぜると、微生物の力で、生ごみが分解されていきます。
そして最終的には「堆肥」として、家庭菜園などに使うことができます。
コンポストのメリット
考えられるコンポストのメリットを挙げてみます。
1.燃えるゴミが減る
生ごみがゼロになると、燃えるゴミの量がとても減るし、軽くなるので、ゴミ出しも楽々です。
また、魚などの生ごみもコンポストに入れられるので、生ごみの匂いが気になって「早くゴミの日きて〜」と願うことがなくなりました。
2.堆肥ができる
私は家庭菜園をしているのですが、肥料を買わずに済むので、とても助かります。
畑の肥料によく使われるリン(P)成分は、生ごみに多く含まれています。リンは将来的に枯渇の恐れもあり、これを捨ててしまうのは勿体無い!
3.エコである
生ごみを焼却処分せず、土に返すことができますので、地球にとってもいい影響があります。
ゴミの焼却にはCO2負荷やコストがかかりますので、それらを減らすことは、環境にも財政(ゴミ処理費は税金で賄われるので)にも優しいといえるのではないでしょうか。
4.費用があまりかからない
ダンボール・籾殻くんたん・ピートモスがあれば始められるので、初期費用があまりかかりません。
コンポストのデメリット
では続いて、デメリットも挙げてみましょう。
1.堆肥ができる
これはメリットに挙げた点でもあるのですが、都市に住んでいて、堆肥の使い道がない方には、デメリットにもなるかと思います。
2.虫の問題
コンポストには少なからず、虫問題がつきまといます。「虫除けカバー」を使うことでかなり被害は防げますが、コバエやウジムシの発生はゼロにはなりません。
3.めんどくさい
1日1回、窓の外に置いてあるコンポストに、生ごみを投入してかき混ぜます。
これが「めんどくさい」と言われれば、確かにそうかもしれません。
デメリットの解消法を考えてみた
1.堆肥の使い道がない場合は・・
せっかくですので、ベランダでプランター栽培などいかがですか?
あるいは、公共施設で花壇があるところなどに寄付するのもいいかもしれません。
2.虫の問題は・・
まずは予防が大事です。ダンボールに隙間がないようにしっかりガムテープで目張りしましょう。
そして「虫除けカバー」をするのが効果的です!
コンポストは外に置いてあるものなので、そんなに気にならない方なら大丈夫かもしれません。
虫が発生してしまった場合には、大きいゴミ袋に中身を入れて、天日干しすると「蒸し殺し」することができます。
3.めんどくさい問題は・・
我が家の場合は、夫もコンポストを手伝ってくれるのですが、2人で分担するとなかなか良いです。
あるいはモチベーションを上げる。温度計など用意して、「温度上がったー」など楽しむ。コンポストをペットのように可愛がってる方もいました。
あとは、めんどくさい時には無理しなくていいと思います。コンポストは生ごみを投入しない日があっても全然大丈夫です。入れられる時だけ入れてかき混ぜてみましょう!
(番外)匂いの問題は?
「コンポストって臭くなりませんか?」とよく聞かれます。
コンポストは正しいやり方でやれば、ほぼ匂いません!鼻を近づけてクンクン嗅いでみても、するのは土の匂いですね。
コンポストが匂った時、それはずばり水分過多が問題です!しっかりスコップでかき混ぜれば、数日で匂いは消えるはずです。
と、いうことで、全体的にコンポスト推しでお伝えしました(笑)
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