振り返り 大阪杯2024 ~今の4歳世代に足りないもの~

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3着は13ルージュエヴァイユ

最終予想記事で書いてますが、ベラジオオペラはスタートがいいので案外番手取れるかもと思いましたが、その通りになりました。ステラヴェローチェがなぜか控えて、スタニングローズが逃げる形。想定よりペースは流れましたが、普通の中距離ペース。後半から11秒台連発のラップ。

ハロンタイム12.4 - 10.9 - 12.5 - 12.6 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 12.2

大阪杯ハロンタイム

2ローシャムパークはスタートは後ろだったものの、向こう正面に出て前半800m地点過ぎ、2番手まで位置を上げてきました。

戸崎圭太騎手(ローシャムパーク=2着)「内枠だったので、ゲートを決めれば前にいこうと思っていましたが、スピードの乗りが悪かったのでまくりに切り替えました。いい感じに上がっていけましたが、勝ち馬と脚いろが同じでした。馬は成長していて雰囲気も良くなっていました」

やっぱり位置を取りに行くと末脚が削がれる。けど、ここでは末脚はそんなに重要ではないので、戸崎騎手の攻めの騎乗は見事でした。ローシャムパーク自体、遠征は大丈夫でしたね。香港は多分タフな馬場が合わなかった。


以下、有力馬の談話。

6着プラダリア、池添騎手

やっぱり2000mは忙しいですね。京都記念からの大阪杯は、200mより短く感じるのでしょうか。


1番人気で大敗、11着タスティエーラ、松山騎手

輸送があると能力減の可能性、もしくは小回りが本当は不得手。なにより粗品の呪い。


西村淳也騎手(スタニングローズ=8着)「あの子のリズムでハナにたつ競馬をしました。脚もたまっていましたが、最後は疲れてしまった。次はいいと思います」

脚はたまってないんですよ。スタニングローズは立回りは得意なんですが、ロンスパはできなかったですね。これは去年の中山記念で露呈しています。後半11秒台のラップになると4ハロンで精一杯、「最後は疲れて」しまいますね。


岩田望来騎手(ハーパー=13着)「調子はよかったんですが、馬場がタフでこなせなかった」

ハーパーは敗因がわからないです。馬場はタフではないんですけどね。前に行けなかったのは気がかりです。


今の4歳世代のレベルが低いだどうだと言われていますが、僕が思う節があります。
馬自体のレベルはそこまで低くない。
ただ、GⅠ直行が主流になりすぎて、単にレース経験値が少なすぎるだけ。これは出走の数ではなくて、本番を意識した、いわゆる叩き台のレースです。優先出走権がもらえる前哨戦は本番までの間隔があまりないので避けるのはわかりますが、前半の流れるペースを慣れさせるレースをしていない馬が結構います。スローからの瞬発力だけで勝負してきた馬が、今年の大阪杯には結構いました。ソールオリエンスなんかまさにそうで、小回りかつロンスパ戦が弱点で、輸送もあったため無印にしました。
逆に同じ4歳でもベラジオオペラを本命◎に選んだのは、一つは阪神内回り適性、もう一つはロンスパができるのをチャレンジCでわかったから。おまけで輸送がなかったこと。勝てるかどうかまではわかりませんでしたが、位置さえ取れれば馬券内はあるぞと、信用しました。
大阪杯は古馬GⅠの中ではちょっと異質ではあります、天皇賞とかに比べたらまだまだ歴史が浅いし。とは言え、今後4歳世代は古馬との対戦は避けられません。レベルの違い=レース経験値の差が、直行を続ける限り埋まらないとは思いますよ。


さあ、大阪杯で負けて宝塚記念で逆襲できる馬は・・・、と例年は考えていましたが、今年は阪神競馬場がリフレッシュ工事のため京都競馬場での開催です。まあ京都記念組が有力かと思うんで、ここから1頭挙げるとしたらプラダリアですね。


いやー、久々に本命◎が1着に来てくれた!これで年間回収率は13%から25%に回復しました。

あとドバイ。ルメール騎手が落馬で心配していました。Xのトレンドで「ルメール落馬」が挙がって見てみたけど、インプレゾンビだらけで怒りを覚えた。Twitter時代はそんなことなかったのに。

本人が近況報告をしてくれてます。命に別条がなくて本当に良かった!言っちゃあアレなんだが、今は休んで寝れる時に寝てくれ。

次の予想記事、仕事が忙しくてどこになるかわからないけど、また今度!


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