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淀マラソンが得意な騎手と言えば ~天皇賞(春)最終予想~

まあいわゆる天皇賞(春)の事前予想記事です。
とある予想家が、淀3コーナー上り坂の進め方がヘタな騎手が多いって言ってました。じゃあ逆に上手い騎手は誰なんだろう、その騎手から買えば馬券は当たるんじゃねと思い、記事にします。


一旦だらだら書きます。

過去9年のデータから、「京都の3000mまたは3200mのレースで馬券内に入った騎手」に絞ると、以下のようになりました。
なお(*-*-*-*)の合計が合わないのは、短期免許で来日した騎手や引退した騎手を除いているからです。H・ボウマンとか福永調教師とかね。

池添謙一(0-1-0-11)
 カレンミロティック(天皇賞春2着)

岩田望来(0-0-1-4)
 エンドウノハナ(古都S3着)

岩田康誠(1-0-0-12)
 レインボーライン(天皇賞春1着)

荻野極(1-0-0-0)
 ワープスピード(古都S1着)

川田将雅(1-0-1-11)
 タガノディアマンテ(万葉S1着)
 ヴェロックス(菊花賞3着)

北村宏司(1-1-0-3)
 キタサンブラック(菊花賞1着)
 フェイムゲーム(天皇賞春2着)

北村友一(0-1-1-3)
 スティッフェリオ(天皇賞春2着)
 パフォーマプロミス(天皇賞春3着)

酒井学(1-1-0-6)
 メイショウブレゲ(万葉S1着)
 メイショウブレゲ(古都S2着)
(菊花賞馬トーホウジャッカルは過去9年に入ってなくてですねえ)

武豊(3-1-2-7)
 キタサンブラック(天皇賞春1着)
 キタサンブラック(天皇賞春1着)
 ワールドプレミア(菊花賞1着)
 ユーキャンスマイル(万葉S2着)
 ユーキャンスマイル(菊花賞3着)
 エアスピネル(菊花賞3着)

角田大河(0-1-0-1)
 ウインルーティン(万葉S2着)

M・デムーロ(1-1-0-10)
 キセキ(菊花賞1着)
 エタリオウ(菊花賞2着)

戸崎圭太(0-1-1-4)
 グローリーヴェイズ(天皇賞春2着)
 サトノフラッグ(菊花賞3着)

浜中俊(0-0-1-9)
 グローブシアター(万葉S3着)

藤岡佑介(0-1-0-7)
 クリンチャー(菊花賞2着)

三浦皇成(0-0-1-3)
 クリンチャー(天皇賞春3着)

幸英明(0-0-1-10)
 メロディーレーン(万葉S3着)

J・モレイラ(0-1-0-1)
 タスティエーラ(菊花賞2着)

横山武史(0-0-1-1)
 ソールオリエンス(菊花賞3着)

横山典弘(1-0-1-9)
 ゴールドシップ(天皇賞春1着)
 ミッキースワロー(天皇賞春3着)

吉田隼人(0-1-0-3)
 タイセイモナーク(万葉S2着)

C・ルメール(6-1-2-5)
 サトノダイヤモンド(菊花賞1着)
 フィエールマン(菊花賞1着)
 フィエールマン(天皇賞春1着)
 フィエールマン(天皇賞春1着)
 ジャスティンパレス(天皇賞春1着)
 ドゥレッツァ(菊花賞1着)
 アリストテレス(菊花賞2着)
 リアファル(菊花賞3着)
 サトノダイヤモンド(天皇賞春3着)

和田竜二(1-1-1-13)
 ヴォージュ(万葉S1着)
 ディープボンド(天皇賞春2着)
 ポポカテペトル(菊花賞3着)


現役では以上22人です。少ないでしょうか、多いでしょうか。
あれ?この馬は?ってのはきっと阪神開催だった時期です。
まあルメールと武豊の独壇場みたいになってますが、裏を返せばこの二人を除いても馬券内に持ってこれる騎手はこれだけに絞れるんですって話ですよ。どうしてでしょうかね?
これらのうち若手騎手は角田大河と岩田望来で、20代に広げても横山武史と荻野極だけ。といっても若手騎手には、京都長距離の騎乗依頼が来ないってのもあります。


それはそうと、京都競馬場の走り方を知っている騎手は誰なのか。
そういう騎手はどんな乗り方をしているのか。
よく言われるのが、「上り坂はゆっくり、下り坂は勢いづけて」がセオリー。
じゃあ、実践に移せてる騎手はいるのか。これを探る。

過去9年分のデータをダーって眺めたら、やはりできてる人は限られていた。(まあ京都長距離自体レース数少ないし、ローカル主戦の騎手には騎乗依頼が来るのが稀)

具体的には、1コーナー通過は2桁でも、2週目3コーナーから徐々に位置を上げていっている(例15-15-10-5)騎手をピックアップしたら、引退騎手を含めて以下の通りになった。

池添謙一 岩田望来 岩田康誠 蛯名正義
川田将雅 北村宏司 酒井学 C・スミヨン
武豊 田辺裕信 M・デムーロ 戸崎圭太
浜中俊 福永祐一 藤岡康太 幸英明
横山典弘 吉田隼人 C・ルメール
D・レーン 和田竜二


今年の出走馬で、騎乗することになっているのは、
1サリエラ 武豊
3プリュムドール 和田竜二

6ディープボンド 幸英明

9シルヴァーソニック M・デムーロ
10サヴォーナ 池添謙一
11マテンロウレオ 横山典弘
12ドゥレッツァ 戸崎圭太

15メイショウブレゲ 酒井学
17スマートファントム 岩田望来
18ハピ 浜中俊


ここから馬で更に入れたり切ったりします。
ついでに栗東乗り込みに印を入れます。
ノーザンファーム馬もNFって入れちゃお!
NF1サリエラ 武豊
3プリュムドール 和田竜二
栗5ブローザホーン 菅原明良
6ディープボンド 幸英明
NF7タスティエーラ J・モレイラ
9シルヴァーソニック M・デムーロ
10サヴォーナ 池添謙一
11マテンロウレオ 横山典弘
NF12ドゥレッツァ 戸崎圭太
14テーオーロイヤル 菱田裕二
15メイショウブレゲ 酒井学
17スマートファントム 岩田望来
18ハピ 浜中俊

NFの馬、今年そんなに揃ってないですねえ

天皇賞春は後半の脚が活きるので、かつ結構いい天気。
キレ負けする馬は消し。
NF1サリエラ 武豊
3プリュムドール 和田竜二
6ディープボンド 幸英明
NF7タスティエーラ J・モレイラ
9シルヴァーソニック M・デムーロ
10サヴォーナ 池添謙一
11マテンロウレオ 横山典弘
NF12ドゥレッツァ 戸崎圭太
14テーオーロイヤル 菱田裕二
15メイショウブレゲ 酒井学

とまあ、なんでここまで騎手にこだわるかというと、
レースのサンプルが少ない
→馬はせいぜい5年間くらいしかレース経験しない
→一方騎手は何十年も騎乗する
→馬より騎手のほうが経験値があるから

しかもG1で、3分間頭でずーっと考えながらレースする必要がある。
じゃあ、レース経験が豊富な騎手のほうが買いじゃね?ってこと

あとは馬の距離適性とかも加味して・・・

お待たせしました。いつもの画像です。



なんと7タスティエーラは切り

上位印は淀長距離で複数回馬券に入った騎手。
展開は考えてもしゃーない。ノリさんが奇襲で大逃げとか言ってる人がいるけど、マテンロウレオは走り切るスタミナがあるだけで、大逃げには正直向いてない、日経賞は最後に差されているし。後方ポツンでスタミナ温存、もしくは行く振りをして他の馬を前に行かせて壁を作る。淀の坂はスタミナの消耗が激しいからね。

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