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師を失った両親はいま【現在】

共同運営の定期購読マガジン「虹色通り」のメンバーは、リコ、なちこ、ゆず、やなぎだけいこ、はられ、ららみぃたんの6名です。
内容はメンバーそれぞれ毛色の違った内容となっております。
無料では読めないものばかりです。是非、ご興味ある方は手に取っていただけますと幸いです。

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虹色通りについての詳細は、メンバーであるららみぃたんさんの記事を一度お読みくださるととても分かりやすいかと思います。


今回の話は過去編ではなく、近況の話となります。
普通とは違ういびつな形の親子関係である私と両親。
宗教と共に生きる両親と、それを冷めた目で見る娘の私。
何においてもまずは信心、学会活動、折伏せよの一辺倒な(特に)母親には心底うんざりしていた。
そんな両親が去年の秋から近所に引っ越してきている。
私は極力交流を避けて、自分の生活と心の平穏を保っていたのだけれど……

《今回の話は長くなります》

2023年11月18日土曜日。
私はそのニュースをSNSで初めて知ることになる。
両親からでも学会員さんからでもなく。
SNSで連載している「ちいかわ」の続きが読みたくてアプリを開いたときに、トレンドニュースに名前が載っていて「まさか」と思ったのだ。

想像以上に世間でも大きく取り上げていたこのニュース。
創価学会、池田大作名誉会長が亡くなったのは皆さんご存知でしょうか。

私の心の中で、一つの時代が終わったような感覚を覚えた。
知る限り新宗教の革命的かつ名高いリーダーの、最後のひとりだったように思う。
師を失った創価学会は今後どのように活動していくのだろう。2世である私はただ傍観者として眺めることしか出来ない。

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