見出し画像

ベイスターズ後半戦スタート!試練が重なりすぎてしんどい…

オースティン選手抹消…

試合前にまずこのニュースで多くのベイファンは後半戦がかなり厳しい船出になると予想したと思います。

怪我は軽傷のようですが脳しんとうの疑いがあるという事での特例抹消ですね。

とにかく一日も早い復帰が待たれます。

試合はベイスターズがジャクソン投手、ジャイアンツが赤星投手の先発で始まりました。

お互いに守備にも助けられながら無難に立ち上がったかと思われた矢先…

佐野恵太選手がデッドボールを足に受け第二打席終了時に途中交代。

結果的にこれが致命傷になる試合展開でした。

調子の上がってきていた佐野選手を厳しくマークしろというのは当然ジャイアンツとしても事前に準備をしてきたところだと思います。

…とはいえ、直後に守備位置を変えた梶原選手が目測を誤って長打にしてしまった走者が失点に繋がってしまったり、その後の打線の圧力が落ちてしまった事も間違いなく影響していました。

後半戦よーいドンでそりゃないよと言いたくもなります。

佐野選手の離脱も要因となってもつれた試合展開の中で、ジャクソン投手も粘りながら終盤までよく投げてくれました。

しかし個人的にはなぜ8回も続投させたのか疑問でした。

7回のピンチで丸選手を抑えたところにかなりの神経を使って、今日は序盤にも味方の守備のミスから招いたピンチも最少失点でしのぐという出力を上げざるを得ない場面がありました。

球数と本人の希望もあったのかもしれませんが、8回はジャイアンツが2番から始まるという重いイニングでしたので頭から中川虎大投手への継投がベターだったのではないかと思います。

結果として中川虎大投手は走者を背負った状態でマウンドに上がり、それでも岡本選手と大城選手を三振に仕留めた所までは見事でした。

ただ、問題の坂本選手への投球。

たしかに際どい判定に少し泣かされた部分もあったかなと思いますが、今の坂本選手の状態なら中川虎大投手が見下して投げるくらいではないと困ります。

そして次の岸田選手を迎えた初球。

なぜフォークではなかったのか。

そこまでにワイルドピッチが1球、坂本選手にも2球続けてボール判定となっていた事もあり山本祐大選手も含めて少し日和った部分があったのかもしれませんが、あそこでフォークを信じられないならセットアッパーは任せられない。

細かいデータまでは分かりませんが少なくとも岸田選手はフォークとストレートで10%くらい空振り率にも差があります。

フォアボールで満塁にした直後の打者にカウントを悪くしたくないからストレートと簡単に行ってしまったように見える。

定石通り岸田選手に狙われての決勝タイムリー。

ここは本当にバッテリーで糧にしてもらいたい。

もう投げるボールのクオリティはセットアッパーやクローザーを任せられるにある中川虎大投手だからこそ、あの場面で初球から自信満々にフォークを投げ込んでいくメンタリティを持ってより高いステージに昇ってほしいと期待しています。

最後に来日初スタメンだったフォード選手。

今日見た限りでは…とりあえず守備にはある程度目をつぶる必要があるかなという感じですね。

ある意味予想通りと言いますかバント処理などは流石に全く練度を感じなかったので今後もつけ込まれる可能性は十分にあるかと思います。

ただバッティングの方は慣れてきた時にツボにはまったら面白いかなという印象を受けました。

噂通りの超プルなのでバルドナード投手のようなサウスポーのパワーピッチャーは壁が維持出来てボールが見えている感じもありましたし、右投手も高めに抜けてきた変化球を引っ掛けるようにライトスタンドに持っていくとかそういうバッティングは出来そうなイメージでした。

オースティン・佐野と今日一日でも急激に一塁手が薄くなってしまったので当面のバックアップ要員としてはそれなりの活躍をしてくれるのではと思います。

明日の予告先発はジャイアンツ戦に強い平良投手。

飛車角落ちのような状態で、打線が圧倒するような展開を作りづらいだけに平良投手のピッチングに期待しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?