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私が一番好きなバンドの話[凛として時雨]

はじめに

今回は初めて音楽について書きます。
まぁ音楽素人の日記と思ってください。
さて凛として時雨というバンドをご存知でしょうか?
「東京喰種の人でしょ?」という認識の人が多いことかと思います。
悲しきかなそれはソロ活動。
まぁソロの方が最近は多いですし、有名でもあるんですが。
今回私がお話するのはTKがギターボーカルを務める3ピースバンドの「凛として時雨」です。
オススメの曲を紹介しつつ魅力をお伝えできればなと。

冷徹都市感の衝撃

少し私とこのバンドとの馴れ初めについてお話させてください。
中学生の時、アニメ「PSYCHO-PASS」を見た時、主題歌の「abnormalize」を聴いたことが出会いです。
当時少し音楽に興味を持ち始めた頃で、ラウドロックなどを聴いていた私には衝撃的すぎる楽曲でした。
耳に突き刺さるようなボーカルとギター、抽象的で頭に残る歌詞、癖になるメロディー。
アニメの作風にマッチした人間味を感じさせない冷たく鋭いサウンドは私にとっては衝撃的すぎて、ブックオフ等で中古CDを漁りました。
それでは何曲か私のオススメの楽曲を紹介していきます。

鮮やかな殺人

凛として時雨「#4」

原点にして頂点。
メジャーデビューアルバム「#4」の一曲目を飾るこの曲は凛として時雨の原液と言える曲だと思っています。
癖が強いため人に簡単に勧めることもできませんが、この曲が気に入ったのならば凛として時雨の楽曲が性に合う証明となると思います。
TKの耳を刺すようなボーカルと歪んだギターから始まるイントロ。
四つ打ちのドラムは凛として時雨の楽曲でも多く使われますが、原点たるこの曲のことも彩ってくれます。
サビではTKと345のツインボーカルの魅力が遺憾なく発揮されており、二人とも高音であるが故の透明感が生まれています。
YouTubeにMVは上がっていないので、サブスクなどに加入している方は一度検索してみてください。


Telecastic fake show

こちらは凛として時雨の曲の中でもトップクラスの疾走感を持つ曲です。
噂によると太鼓の達人にもあったとか。(やってないから知らんけど)
TKのシャウトと前面に押し出されたシンバルのミックスが激しさと破壊感を生み出しており、個人的にランニングにオススメの一曲となっています。
この曲全体がサビと言っても良い疾走感が心地よく聴き終わった後の満足感も高いです。
TKのギター演奏もボーカルをしながらとは考えられない程にレベルが高く、3ピースとは思えない音圧を生み出しています。

abnormalize

先ほども少し触れた「PSYCHO-PASS」の主題歌です。
タイアップ曲ということもあり、上2つの楽曲よりも人に勧めやすい曲になっています。
しかし凛として時雨らしさ全快であり、音作りなどもしっかりと耳を突き刺してくれる安心感。
この曲が他の凛として時雨の曲と少し違うのは、他の曲よりもAメロ、Bメロ、サビの構成が分かりやすくなっている部分だと考えています。
これはopサイズの1分30秒の尺に収めるためという理由だと考えられますが、ここが他の曲よりも聴きやすい部分に繋がっているのかも…?

DIE meets HARD

比較的新しめの曲となっています。
ソロ活動を通して色々なものを持ち帰ったTKが作り上げたまさに「新生・凛として時雨」と言える曲です。
ツインボーカル、ドラムのリズム感、突き刺さる音作りという魅力はそのままに、より多くの人が触れやすくノリやすい曲となっています。
何度も繰り返されるギターのフレーズが癖になりますよね。
そして歌詞に注目すると多くの言葉遊びがあり、TKのユーモアセンスが垣間見えるのも個人的に思う魅力です。

もしこの中に気に入った曲があったら他にも色々聴いてみてください。
凛として時雨は活動歴も長く、曲がリリースされた時期によって細かい変化があるのも楽しいです。
私は初期のシンバルが強めのミックスも好きですが、段々と聴きやすいミックスとなっているのではないのでしょうか。
この冷たい雰囲気が好きで今でも好きなバンドです。
唯一無二、誰にも真似できないバンドであり、より多くの人に好まれる曲が多いとは思いませんが、一度は聴いてみて欲しいですね。

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