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【フェミニスト暴走】私が性犯罪者となった日

※誓って申し上げますが、サムネイル画像(いつも大活躍されている田嶋陽子先生)と本文は関係ありません。

どうもこんにちは、世界で初めて麻雀をゲーム情報科学的に研究した研究者、元東京大学非常勤講師のとつげき東北です。
でもご安心ください、ラーメン、食べています!

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先日から何度か、表現規制の問題について記事を書いています。
公益性の高いものについては、主な部分を無償とさせていただいております。今回も全文無料です。

最近の時系列で並べると、最近できた友人(と呼んでよいのかな……ドキドキ)の手嶋さんのものも含めて、以下のようになります。

表現規制の問題には、表現当事者(出版、講義、エンジニア等)として色々と関わってきました。
たとえば、警察・司法権力の暴走によって書類送検等される可能性が生じたため、自分の公開していた複数のフリーソフトの公開停止を余儀なくされたこともあります。

今回は、私が2年少し前に「フェミニスト」と関わった際に起きた異常体験について、記録を残しておきたいと存じます。
誰もがいつでも「性犯罪者」になる、という実体験です。
また、暴走した「フェミニスト」たちが、いかに法的に間違った考え方に基づく発言をしているか、後半部分では法律もひきながらお伝えしたいと思います。

「萌え」との距離感

私は「界隈」の多くと違って、別に特段「萌え絵」が好きなのでもないし、アニメを観る習慣があるわけでもないです。もちろんきれいなor可愛い2次元のイラストは立派な芸術作品に他なりませんし、昔彼女と一緒に「まどマギ」を観て涙した記憶もある程度には、アニメが好きです。才能と努力の結晶として産み出される作品の数々が、心ない炎上によって潰されるのを見て眩暈と絶望感に襲われることもしばしばといった、ある意味「普通の」関わり方をしている立場です。
そんな私が突如、「ツイフェミ」と呼ばれる連中から何百も「性犯罪者!」と呼ばれ、それが何万人にも拡散されることとなるのです。対抗手段はありません(例えば民事の名誉棄損等として地方裁判所で少額訴訟を起こすことは、理屈上は簡単です。ほぼ確実に勝てます。しかし、RTした1人1人について、個別にプロバイダに対する情報開示請求を行って相手方の住所・氏名を開示させたうえで、各々が私に生じさせた損害の額の根拠を示して算定する、という超大変な作業は私が行わなければなりません。また、訴訟は1人1人に対して個々に提訴しなければならず、実費を含めて大赤字です)。

企画されたこと

私が何をしたのか。
今となってはリアル親友のゆうやさん、反フェミニスト側の論客である「ヒトシンカ」と、フェミニスト派の方々との間での、ネット上での直接討論を企画したのが始まりです。ゆうやさん(以下、「企画者」)は、ボルボラさんという友達と2人での司会進行を兼ね、ヒトシンカと討論相手が進行に沿って進める、ということでした。
討論相手を募集した結果、とある成人男性と、当時、自称15歳の女性「ピッピちゃん」がフェミニスト側として手を挙げてくれたとの流れです。

私は、企画立案や運営には関わっていませんでしたが、その話を聞いて、誠実な調整が必要だから、一部協力を買って出て、

・雑な垂れ流し配信にならないよう、大枠の意見や流れを事前に文章で調整しておくこと
・無料で出演いただくのは失礼だから、気持ちだけでも、4,000円程度の謝金を出すべきで、それは私が供出するものとすること
また、未成年者に関しては、
・法的な問題が生じかねないので、事前に本件について親権者から正式な承諾を得る(契約行為を行う)こと

といったアドバイスを企画者に伝えました。
企画者、ヒトシンカと討論相手(ピッピちゃんの場合は、成人済の男性が代理した)との間で事前調整に入り、日程が確定しました。詳細は企画者及びヒトシンカの知るところが大きいですが、ご両親への同意取り付けのお願いまで進んでいたと記録されています。

フォロワーの多い私のアカウントからも、この企画を宣伝した方がよかろうということになり、快諾しました。
もう一度確認しますが、私は企画者でも討論者でもなく配信に登場すらしないこと、ネット上での討論(もちろん、音声のみで本人動画や写真はなし)であることは、企画者から事前に説明されていました

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フェミニストを自ら名乗り、ヒトシンカとの対談に前向きな方々が、どれほどロジックを詰められるのかには純粋に興味がありましたし、ヒトシンカの反論にどこまで応じられるのか、どこがまだまだ甘いのかを確認してみたかったので、ぜひとも、ということで協力をさせていただいた次第です。
なお、互いに名誉棄損等が生じた場合に対応できるよう、各々録音をしておくことを推奨しておりました。

私の「宣伝ツイート」がこちら。

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なお、ピッピちゃんが「15歳」という情報を誤っており、「18歳」と記載していたところ、当人のTwitterアカウントから訂正要望があり、訂正したTweetは以下のとおりです。

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フェミニスト、登場

このあたりで「フェミニスト」たちがざわつき始めるのを確認しました。
具体的には、「公開の場で未成年女性をいたぶる企画」とか「少女に対する侮辱をする犯罪行為」「大の大人が3人がかりで少女を貶す計画」といった意味不明の発言が寄せられました。

それも、仮に万一にそうだとして、企画・運営・討論・配信に参加する者に対してではなく、基本的には無関係の私に対して、です。

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※本日、今や親友となったゆうやさんに、本件茶化しを入れたところ、ジョークとともに事実関係を返してくれました。

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何様のつもりなの……!(くやちい!)

もとよりこの企画の趣旨は「女性を攻撃するため」のようなものではありませんし、何より、当初の議論相手の募集(ヒトシンカらのTweet)には、性別も年齢も制限がかかっていません
公平・公正に進むよう、司会者(&企画者)からも注意喚起が行われています。このようなことは、一定の社会的地位を持つ人間ならば、最低限行うべき当然の行為です。

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これに対して、冷静に第三者の方からもご意見をいただいていました。

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そうですよね。
物事を理性的に考えるのに年齢は関係ありません
40歳になってもまともな知識がなく論理を一切使えない人もいれば、15歳でも18歳でも十分にできる方もいます。それは、数学とか英語の能力一つとっても同じことが言えます。
数学的に天才的な発見をしたが、未成年だから認められない、といった奇妙な風習は、学術的な世界には存在しないのです。

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正論です。
年齢によらず、自分の見解を述べる自由が認められるべき旨、後日私がフォローしています。

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年齢が気になるお年頃

にもかかわらず、以下のような妄言が現れ始めます。

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……え?
すごい虚偽ですね……。

私は企画者でも主催者でも、応募者を募集した者でさえもありません。
私の宣伝Tweetに「18歳」との記載があったのに対して、当人から「(15歳に)訂正してくれたら嬉しい」との連絡があったため、訂正しただけのものに対して、謎の人物が、
「とつげき東北氏は、討論の相手の年齢を指定して募集をかけた。意味不明です」
などと言い出したのです。
どこを見たらそうなるのでしょうか、わからない。
他にも年齢の話が嫌になるほど続きます。

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男性の年齢は、本人から非公開を求められたから出していません。
繰り返しますが、募集した者(主催者及びヒトシンカ)は、相手の年齢を指定していません。知性は年齢よりも勉強量等に強く依存しますから、未成年であるか否かは特段問題ではありません。
なぜ男性の年齢がそんなに気になるのか、どうしてそのつまらない下世話な話に、こんなに賛同が得られるのでしょうか?(困惑)
何を邪推しているのか謎ですが、このような無意味な質問に92件とか205件とか「イイネ」がついていることが異常に感じられます。そんな大量の方々が同じ邪推をするというなら、われわれはかなり不気味な世界にいると言えます。

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フェミニズム、すなわち広くは女性の権利を守る(差別や不平等を守る)主義について討論するのに、なぜ「18禁」の創作を見ている必要があるのでしょうか。また、仮に15歳であってかつ、見ていたとしても、それはそれで討論は成立しますよね。討論者(ヒトシンカ)が、そんなことで「お前は15歳なのに18禁を見ている!」などと、相手を批判するようなことは考えられません。
もちろん冷静な第三者が直接反論してくれていますが、イイネの数の差から、フェミニストたちの見解がいかに偏っているかが比較可能です。

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ド正論。

増大していく間違った批判

年齢について一息ついたと思ったら、どんどん批判が殺到していきます。

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もはや私はどういう意図で文句を言われているのかわからなくなります。
私は(自分で言うのもなんですけれど)超堅い職場でもバリバリに仕事ができる社会人で、事前調整等を入念に指示しています。
だいたい「外部の指摘をもらう」と言ったって、フェミニスト連中の「未成年女性からの搾取だから中止しろ」といった「ありがたい指摘」程度しか来ないじゃないですか。

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「逃げて欲しい」とは何でしょうか。
「討論者募集します」に対して、相手が自ら手を挙げてきたもので、きちんとした手順で成年者との間で交渉を進め、開催日まで決定した段階で、

「相手に迷惑をかけていい」
「恫喝するような主催者なら、警察に相談する必要がある」


と、企画をつぶそうとする神経を疑います。
深刻に迷惑です。
大人が何人も、時間をかけて携わっているのです。
少なくとも私の時給、普通に雇って使うなら、1万円は超えますよ。

この「妨害推奨」コメントにはフェミニスト連中から243ものイイネがつき、62もRTされています。
重要な情報は一つもなく、単純に不誠実きわまりありません。

そのうち、この討論がネット上ではなく、リアルで行われるものだという情報がどこからともなく生じ、何の根拠もなく、それが事実と誤認されていきます。

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ただのイチャモンに対して、正しい説明をしてくれる複数の第三者ではなく、イチャモン側に大量のイイネがつくようになっています。
頭痛いですね。

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このTweet前の段階で、全部整理されていますから読んでほしいものですね。
「後々残る録画」というのは何のつもりでしょうか。
音声のみの配信です。ヒトシンカが一度でも顔出し討論をしたことがあるでしょうか。
録画するのは双方で、それは互いに何かあった場合に証拠として残すためと、せっかく討論するのだから、当該討論を後から自己都合で「キャンセル」できないようにするためです。

法的措置を講じようとするキャンセラー

「ツイキャスで討論を行う」として決まっていた流れを、フェミニストたちが「キャンセル」しはじめ、実際にリアルで呼び出して討論をすることとされる流れが加速していきます。
現実を見る代わりに思い込みを信じる勢力が増えていきます。

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警察にも法務局にもこの企画が人権侵害になるものか、事前に判断する権限はありません。
「フェミニズムに関する討論」は、単なる討論であり、それを実行すること、実行を手伝うことに何の違法性もないです。
行政の仕組み、法令等の理解に関してダメすぎる指摘に168イイネ。
この世界はどうなっているのでしょうか。

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……ネット上での討論、配信ですよ?
個人的には通報は勝手にしていただいて構いませんが、警察のお仕事を邪魔するのは控えた方がよろしいですね。
『未成年の女の子を夜遅くまで呼び出す案件』
に仕立て上げるとか、非常に悪意ある発言だと感じます。

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ついに、
『児童虐待の予告』
に昇格しましたが、お待ちください。

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私は、「ピッピちゃん」の保護者ではないので、児童虐待したくても、法的に、定義上不可能です。

もちろん、
「捉えられかねない」
のはそうです
法律に関する知識が皆無で、調べることもしないまま、
「あの人は児童虐待を予告している! 通報だ!」
と騒ぎたいだけの人が、そう「捉える」可能性はあります。
だから何なのかは、不勉強にして不明です。

暴走Tweetはとどまることを知りません。ミスチルです(謎)。

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21時からのイベントに参加いただき、謝金として4000円を支払うという行為は、使用者が労働者を使用させていることに該当しませんが、賛同の嵐。

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「東北の人」というカテゴリに属する方々に対するヘイトスピーチを始めるフェミニスト。
99名もの賛同者が集っています。

……とまあ、色々あったのですが、その後の進展を少々説明します。

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現時点(2年以上経過後)で検索して出てくるのはわずか4件にとどまりますが、私のことを「性犯罪者だ」呼ばわりする方が大量に集まりました。50人も100人も。
※他のアカウントは、さすがに名誉棄損等の発言でBANされたか、凍結を喰らって発言を削除したのだと思われます。なお、私は表現の自由を守りたい人間なので、「通報」や、「通報の依頼」などなど、一切しておりません。

こういった発言はフェミニストの方々から大量にイイネ、RTされ、私はついに「性犯罪者」とされてしまったのでした。

【2022/1/30追記】

先ほど、情報をいただきました。
「ピッピちゃん」もフェミニストの被害者だったのですね。
全然、存じ上げませんでした。
ここからの「ピッピちゃんへの恨み節」は、相手方の情報を知らなかったから出たものです。
絶対に、ピッピちゃんを責めないでください(当人のTwitterアカウントに謝罪を申し入れました)。

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私は当時(今もですが)、いわゆるフェミニストの行動に直接的に関係していなかったため、「ピッピちゃん」がフェミニストとして勇気を持って立ち上がってくれたのに、フェミニストの方々から後ろから撃たれて討論をキャンセルせざるを得なかったことを存じ上げませんでした。

ここからの「ピッピちゃんへの文句」は、「事情を知らない中で、フェミニストに翻弄される当事者たちが陥るダークゾーン」的なものとなっていますので、差し引いてごらんください。

【以上】

そして、「ピッピちゃん」という方は、結局日程まで決まった本件をドタキャンし、主催者に対する「ごめん」という謝罪の一言もいただけませんでした。もちろん、「ピッピちゃん」を私が虐めるための企画ではない、とつげきさんは主催者ではない、等の説明もしてくれませんでした。彼女は、被害者となりました。
私は他人の人格を疑うほどできた人間ではありませんが、知り合いとして、絶対にかかわりたくないタイプです。万が一にでも私の友人がこんなことをしていたら、叱りますよ。周りの人間が、注意しなかったんでしょうか。質が低いですね……。
やっぱり、フェミニストを名乗る人が偶然アレ(社会常識がない)なんじゃなく、アレだからフェミニズム(女性学)という、似非学問を信じてしまうんだなぁ、と思いますね。

まとめ

まともに活動している人間を「キャンセル」する……。
証拠なし、自然科学的根拠はもちろん法的根拠さえもなし、相手の主張や、相手側の第三者の主張は無視。
実際、「本来なら一番の責任を持つはずの」、企画の主催者であるゆうやさんは、本件で一切、フェミニストの方々から批判されていません。
フェミニストは攻撃内容がおかしいだけでなく、攻撃対象さえわかっておらず、「何もしていない私」が、あり得ないほどの誹謗中傷を受けただけです。
当時も今も、一部の先鋭化したフェミニストのやることは変化していないように感じられてなりません。

今回は、これで終わりにさせていただきます。
もっと問題点の抽象化は可能ですが、ひさびさに見返して、いささか辟易といたしました。

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