見出し画像

弘前さくらまつり2021 ①【青森】

1つ前の日記で2020年1月に訪れた弘前公園の「冬に咲くさくらライトアップ」を投稿しました。あの時は「いつ弘前公園の満開の桜を見ることが出来るだろう…?」と思っていましたが、2020年の春は「弘前さくらまつり2020」がコロナ禍影響で開催されず、数年先に鑑賞出来れば…という思いでいました。

先日、とある案件で岩手に行く機会が設けられ、前乗りでどこかの桜を見られたらいいな…と、日付けと桜前線の動向をチェックしていたら、4/19に弘前を訪れれば満開の桜を見ることが出来そう…ということで、3日前に宿を確保して青森へ赴きました。

東京 1044 はやぶさ19号 1357 新青森
新青森 1408 奥羽本線 1444 弘前

新青森から弘前行きの列車への乗客は100名ほど。
ほとんどの方が旅行用のリュックやカメラを持った(私よりも)年配の人たち。4両編成の普通列車の座席がちょうど埋まるぐらいの混雑で、大声を出す人もなく穏やかに弘前へと到着しました。

画像1

予約しておいた宿(今回はドミトリーでした。20部屋あったうち宿泊していたのは6名ぐらい?)に向かい…アーリーチェックインを済ませ、カメラ機材だけを持って弘前公園へと向かいます。

1度来ているおかげで位置関係がわかるので(と言っても、弘前駅前の通りから1本で行けるのですが)今回は徒歩で向かいます。
(昼間歩いたルートは青い線で示してあります)

画像2

前回はコミュニティーバスに乗り、追手門から入りましたが、今回は東門から弘前城を目指します。
すでに外濠の桜が満開で、近づくごとに遠目から見える桜にテンションが上ります。

画像3

画像4

こういう祭りの会場は道路も混むんだろうな…と周囲を見渡すと、駅からの大通りは普通でしたが、弘前公園の外周(特に内回り)は多くの車で渋滞していました。

画像5

周囲のことを一瞬だけ気にかけて、自分は東門へと向かいます。

画像6

夜になったら外堀のライトアップはさぞかし綺麗なんだろう…と思いつつ、東門の門をくぐります。

画像7

弘前公園への入り口(+弘前駅前など9ヶ所)で入園チェックが行われていました。万が一のことがあった時の追跡用に住所・氏名・連絡先の記入をして、体温チェックとアルコール除菌をして中に入ります。

画像8

画像9

画像10

画像11

園内には数多くの種類の桜が植えられていて、散策する人の目を楽しませくれます。事前にどんな種類の桜があるか調べて行ったのですが、園内に入ったのが15時半過ぎ。昼間の桜と夜桜を両方撮影するので、じっくり構えていると時間が過ぎてしまうので(特に桜撮影の場合、人が写り込まない様にすると通り過ぎるのを待つので、想定以上に時間がかかります)現地では確認せず…風景を堪能しつつ先へ進みます。

画像12

画像13

東内門の向こうに見える桜が、日本最古のソメイヨシノなのだとか…。
最後にライトアップされた…この桜も圧巻でしたが、夜の部はのちほど。
(別の日記にて紹介しますね)

画像14

画像15

画像16

画像17

平日の午後ということもあって人出はそれほどなく、沿道も左側通行に区切られていて密になることもなく歩くことが出来ました。立ち止まっての撮影もそれほど混雑もなく、納得がいくまでシャッターを切ることが出来ました。
例年のさくら祭りでは相当混雑しているらしいので、撮影もままならなかったことを考えると(遠方から来たのは申し訳ないと思いつつ)今年弘前に来られて良かったと思います。

下乗橋を渡って有料エリアへ。
(前回やってきた時は夕暮れだったので無料で入れましたが、昼間はお金を払わないと本丸には入れない様です)

画像18

画像19

緩やかな坂を登ると弘前城が見えてきます。
本来はこの画像の右手前に天守閣があるらしく、今の位置は仮の天守閣なのだそう…。完成した時はどんな景色になるんでしょうね?

画像20

画像21

画像22

天守閣の東側に仮設の展望台があり、ここで周囲を撮影。
岩木山の横に夕日があって、かなりの逆光になります。
このエリアで撮影するなら朝~午前中がベストですね。

画像23

画像24

眺望が見渡せる天守閣は3階にあり、仕切られた階段を登っていくのですが、とにかく狭くて急勾配。まるで梯子か脚立を登っている感じです。むしろ降りる時の方が怖いぐらい…。

画像25

画像26

狭い隙間から外を眺めると…素晴らしいのひとこと。
いつまでも眺めていたいのですが、空間が低い位置にあり、腰をかがめないと堪能できないので目視は短時間で終了。

本当は天守閣から見た岩木山も絶景…と伺っていたのですが、夕方で完全に逆行になるので、公園の日陰から太陽光を浴びないようにさつえいしてみましたが、山頂には雲がかかっていました。

画像27

画像28

画像29

本丸内を散策して鷹丘橋へ。

画像30

なんで黒いたまねぎみたいな奴がドンと映っているか?
これ擬宝珠(ぎぼし・ぎぼうしゅ)といいます、日本武道館の先端のアレと同じものです。この向こう側に通行を区分するコーンが置いてあるので、それを隠すために写り込んでいます(苦笑)

画像31

画像32

桜のトンネルがある春陽橋に行きたいのですが、波祢橋(ハネバシ)へ続く坂道は登り専用の一方通行になっているので、北の郭を通り抜けて賀田橋(ヨタバシ)方面へ。

画像33

画像34

内濠の桜並木が夜になると絶景に変化するのですが、こちらも夜桜編で…。

賀田橋を抜けると四の丸。
この辺りは飲食可能エリアで、屋台がずらっと並んでいて賑わっていました。空腹で何か食べたかったのですが、太陽もかなり傾いてきたので、ここはグッと堪えて桜のトンネルへと向かいます。

春陽橋。はしゃぐ学生さんが楽しそうです。
こういう日常が1日も早く当たり前になってくれることを願います。

画像35

西濠を囲うように植えられている桜並木が桜のトンネルと呼ばれています。
ここも一方通行になっていて、思い思いの歩幅でゆっくりと歩いているのが印象的でした。

画像36

画像37

画像38

画像39

画像40

画像41

画像42

この時間になって、ようやく岩木山が全景で撮れました。

画像43

弘前工業高の角の橋で西濠の風景を撮影して、春陽橋には戻らずに(夜桜の時はそっちへ向かいます)埋門跡へ。

画像44

二の丸ゆるい坂道を登って南内門へ。

画像45

ここまででほぼ園内を1周して、約2時間半ほどの撮影になりました。
今までも桜の撮影はかなりやってきたのですが、これだけ多くの桜の撮影は初めてで、なおかつ撮影していて「よしっ!」と思える画がいくつも撮れたのは初めてでした。風が弱かったのが大きいかもしれませんね。

なお、園内は三脚禁止(…遠慮という文言でしたが)で、一応…三脚は担いで行ったのですが、夜桜も含めて最後まで使用することはありませんでした。

さすがに歩き疲れたので、日が暮れるまでベンチで小休止を入れて、夜桜の撮影へと入っていきます。
夜桜のパートは別の日記にupすることにしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?