最後の就活記録

 先日、エントリー企業の1次面接に向けて1人で準備をしていたところ、電話がかかってきました。それがなんと、第一志望の企業からの電話で、内々定とのこと!そのタイミングで、あっけなく就活が終わりました。電話を切った後、思わず泣いてしまい……。自分だけが知っている自分の努力を思って、思わず感極まりました。

 5月に初めての内々定ということで、今の就活の早期化の流れからするとそんなに早いペースではないのかな?と思ったり。でも私がそうだったように、この時期でも内々定がまだという人も多いのではないかと(業界にもよりますよね)。あきらめなければいいことありますね。

 今回は就活記録の最後として、実際に今まで自分がどのように就職活動期間を過ごしてきたのか書きたいと思います。ちょうど、5カ月の戦いでした。今、完全に調子に乗っているタイミングなので、変なところがあったら甘受してください。

 最初から思い出していくと大変なので、最近の方からさかのぼっていくかたちで書きます。

5月 初の内々定

 上述の通り、先日、初の内々定! そしてそれがとても行きたかった企業! ということで、これで無事、終活です。

4月 一番つらかった時期

 振り返ると、4月は記憶がありません。それぐらい、目まぐるしくて大変な日々だった……。大学の新学期が始まったのですが、卒業のための単位は殆ど取り終えていたので、あまり履修せず。今期は就活に専念することにしていました。

 家で1人、オンライン面接を受けたり、ESや適性検査をポチポチする日々。いやー、大変だった。1人でこれらをこなして、結果に一喜一憂しなければいけないのがつらかった。

 中盤には、初めて自分の面接を他の人に見てもらう経験もしました。友人の友人(遠い)が面接にアドバイスをくれるという話を聞きつけて、zoomでつないでもらうことに。自分の醜態をさらすというのは、恥ずかしくて情けなかったですが、タメになるアドバイスを貰えたので良かったです。ここでその友人の友人に聞いた、「自分のやりたいことだけじゃなくて、会社や社会にもたらせる価値について話せ!(意訳)」という言葉がその後かなり役立ちました。ありがとう、友人の友人。

 そしてその友人の友人のアドバイスを背負って、4月末には志望企業の最終面接を受験。いやー、めちゃめちゃ緊張した。めちゃめちゃ緊張したし、志望動機を話した後にニヤニヤ系人事の方(こういう人よくいるの伝わってほしい、そして地味に一番厳しいこと言うタイプの人事だよね)に「それだと合格させられないかもね~」と言われたし。もう、落ちを確信したよね。本当に、落ちを確信していた。落ちを確信しすぎて、面接の後半はめちゃめちゃ普通に会話をしていた。人事の人に「最近大変ですか~」とか聞いていた。いや、気になるじゃん。採用の裏側。

 そして、終わった……と思いながら帰途についた。終わったと思いすぎて、その企業のパンフレットは即リサイクルに回していた。

 が、数週間後に大逆転。奇跡の合格をしていたのでした泣泣

3月 よくわからなくなってた時期

 やばい、3月も普通に記憶が無い。3月は就活が本格的に始まって、めちゃくちゃ慌てていた気がする。1月、2月までは正直まだ自分事として就活のことを考えられていなくて、どうにかなるだろうと思っていた。でも3月になると本気でESを出して面接を受けないといけないから、その分自分と本気で向き合わないといけない。私は自分のやりたいこととか話したいことを考えることが得意ではないので、こういう風に自分と向き合わなければいけない時間がつらかったです。面接では、自分に嘘をついて相手に嘘をついたりもしたけど、それだと結果的には上手くいかなかった。試行錯誤をしながら、自分のことをどう伝えていくかを考えた時間でした。

2月、1月 就活の方向性を考えた時期

 1月初旬に就活について調べ始めました。この時期は、とりあえず有名なところとか、周りの人がいいというようなところ?を求めていた気がする。本当に自分がやりたいことを考えた、というよりはとりあえず応募できて通りそうなところのインターンとか早期選考に応募していました。今考えると、本当にそこに合格しても行きたくないんじゃないかというところを受けていました。ただ、経験を積めたという意味ではよかったのかも。この時期の納得できない感というか、このままでは良くないぞ感があったから、3、4月に気持ちを切り替えて腹をくくってできたと思います。

就活の不合格に対するマインド

 就活をしてきた中で、たくさんの会社に落ちました。面接が得意な方ではなかったので、話がまとまらなかったりして、後悔も多かった。ただどのような結果になっても、これも面白い経験だ、後でネタにすればいいと思って、広い視野で結果をみるようにしていました。ひとつひとつの結果だけに心を集中させすぎないようにしていた、という感じでしょうか。おかげで、深刻なほど精神的にまいることはなかったです。出来る限り良く食べる、寝る、ということもしっかりしていました。どうにかなるだろう~という余裕を持っていたことも、結果的にはよかったです。どうしてもこの会社に行きたい、という執着も実際にあまりなかったので。そしてこういう余裕を持てたのは、本当に周りの環境に恵まれていたおかげです。

 自分が一番突然だと感じているんですが、私の就活は終わりました。大変な時間でしたが、良い結果があったことは本当に運が良かったです。これから恩を返していけるように、それなりに頑張ります。


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